一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.10 更新日 | 2009.10.15
ハマグリ
ハマグリ 【英】Hard Clam
解説
マルスダレガイ目マルスダレガイ科の二枚貝。北海道南部から九州に分布する。重要食用貝。潮間帯下部から水深20mの内湾の砂泥底に生息する。殻長8.5cm、殻高6.5cm。殻表はなめらかで光沢があり、模様は変化に富む。
沿岸の都市化に伴う浅海域の改変により生息数が激減し、現在では熊本県などで少量が水揚げされる程度である。近縁種にチョウセンハマグリとシナハマグリがあり、前者は鹿島灘以南の外洋に面した砂浜に分布し、後者は朝鮮半島西岸から中国大陸に分布する。市場で「ハマグリ」として売られているのは、ほとんどが中国や韓国から輸入されているシナハマグリである。
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- 三重県科学技術振興センター:http://www.mpstpc.pref.mie.jp/kids/museum/h_2/10.htm