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流動床炉 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.01.22

流動床炉

リュウドウショウロ   【英】Fluidized Bed Furnance  

解説

加圧した空気を下から上へ向けて吹き上げるなどして流動化させた高温の砂の中でごみを燃やす仕組みの焼却炉。炉に砂を充てんし、炉の底から熱風を送って砂を加熱する。高温の砂を空気で攪拌し、この中に破砕したごみを投入して燃やす。

焼却炉にはこのほかに、ごみをストーカー(下から空気を送りこみごみを燃えやすくするため、金属の棒を格子状に組み合わせたごみを燃やす場所)の上で燃やす「ストーカー炉」がある。

流動床炉は、ストーカー炉のように耐熱性に限界のある金属製のストーカーを使用しないことから発熱量の高い廃棄物の処理が可能であること、物理的性状の対応範囲が広いことに特徴があり、脱水汚泥等の低発熱量廃棄物、廃プラスチック類、油泥等の粘性物や高発熱量物の処理が可能であるとされている。(2014年5月改訂)

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