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国際原子力事象評価尺度 環境用語

作成日 | 2016.09.30  更新日 | 2016.10.05

国際原子力事象評価尺度

コクサイゲンシリョクジショウヒョウカシャクド   【英】International Nuclear Event Scale  [略]INES  [同義]国際原子力・放射線事象評価尺度 

解説

原子力発電所などの事故やトラブルについて、それが安全上どのような意味を持つかを表した評価の尺度。国際原子力機関 (IAEA) と経済協力開発機構原子力機関 (OECD/NEA) が策定したもので、1992年から運用されている。

原子炉等の損傷レベルや放射性物質の放出量などを基準として、0-7のレベルが定められている。なお、最も深刻な事故レベルであるレベル7とされた評価事例は、チェルノブイリ原子力発電所事故(1986年、旧ソ連、現ウクライナ)と東京電力福島第原子力発電所事故(2011年、暫定評価)の2例のみである。(2016年6月作成)

国際原子力事象評価尺度(文部科学省資料をもとに作成)

国際原子力事象評価尺度(文部科学省資料をもとに作成)

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