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プラグインハイブリッド自動車 環境用語

作成日 | 2017.07.18  更新日 | 2017.07.18

プラグインハイブリッド自動車

プラグインハイブリッドジドウシャ   【英】Plug-in Hybrid Vehicle  [略]PHV  

解説

家庭の外部コンセントから充電できるハイブリッド車自動車のこと。夜間電力などを利用して効率的に充電し、短距離を電気自動車として、長距離をガソリン車として利用できる他、災害時には家庭内の電気使用に非常用バッテリとして利用することができる。

2008年12月に中国のBYDオートがF3DMを世界初の量産型として価格約200万円台のPHVを政府機関向けに発売した。電気のみで約90kmの走行が可能。その後、2010年12月に米国のGMがシボレー(ボルト)として発売を開始した。日本では、トヨタが2009年11月に経済産業省のモデル事業であるEV・PHVタウン向けに200台をリースした。2012年1月に電気のみで約20km走行可能なプリウスPHVを、2013年1月には三菱自動車がアウトランダーをPHEVとして発売をしている。また、同年10月に日野自動車が中型バスで災害時に避難所での電力供給可能なメルファプラグインハイブリッド車を開発している。2017年2月にはトヨタが新型プリウスPHVを発売。電気のみで約70-走行でき、一般家庭の約4日分の外部給電が可能。(2017年5月作成)

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