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SDGsコンパス 環境用語

作成日 | 2019.06.25  更新日 | 2019.06.27

SDGsコンパス

エスディージーズコンパス   【英】SDGs Compass  [同義]SDGsの企業行動指針 

解説

SDGsコンパスは、2016年3月にGRI(Global Reporting Initiative)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、持続可能な開発のための世界経済人会議WBCSD)の3団体が共同で作成した、企業向けのSDGsの導入指南書である。日本語にも翻訳されている。コンパスとは羅針盤を意味し、その目的は企業がいかにしてSDGsを経営戦略と統合し、SDGs達成への貢献を測定し管理していくかについて指針を提供することである。

SDGコンパスは具体的に5つのステップを提示した。すなわち、(1)SDGsの理解、(2)優先課題の決定、(3)目標の設定、(4)経営への組み込み、(5)報告とコミュニケーションである。とりわけ目標の設定により、企業全体を通じた優先事項の共有を促進し、パフォーマンスを改善する。さらに中核的な事業と企業ガバナンスに持続可能性を統合し、企業内のすべての機能に、持続可能な開発目標を組み込むことが、設定された目標を達成する上でカギとなる。また企業は、共通の指標や共有された優先課題を活用して、持続可能な開発に関するパフォーマンスを報告することができる。(2019年4月作成)

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