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Society5.0 環境用語

作成日 | 2021.07.14  更新日 | 2021.07.17

Society5.0

ソサエティゴテンゼロ   【英】Society5.0  

解説

第5次科学技術基本計画(2016年1月)において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されたもので、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会。これを環境とのかかわりで考えると次のようになる。

ICT(情報コミュニケーション技術)、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)などに代表される第4次産業革命の成果をフルに活用し、資源・エネルギー生産性が向上すると、同じサービスの提供に要する資源・エネルギーの投入を大幅に低減することができる。そして、環境負荷を低減しつつ人々の厚生を向上させ、脱炭素でより豊かな社会を構築できる可能性がある。

このようにSociety5.0が描く社会は、第4次産業革命の成果を活用して生産性を向上させ、同じサービスの提供に要する資源・エネルギーの投入を低減させることによって、脱炭素で持続可能な社会を目指すものである。(2021年6月作成)

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