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キタダケソウ 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

キタダケソウ

キタダケソウ  

解説

キンポウゲ科キタダケソウ属に属する多年草。南アルプスの北岳山頂付近にのみ分布する。高さ約10cm。花は白色、直径約2cmで、6月下旬頃に咲く。

この属の植物は、ヨーロッパから東アジアにかけて十数種が局所的に分布している。日本では、ヒダカソウ、キリギシソウが同属の植物として知られている。キタダケソウは、朝鮮半島北部に分布するウメザキサバノオと同一という説もある。1994年に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律種の保存法、1992)」で「国内希少野生動植物種」に指定された。なお、北岳の生育地は「生息地等保護区」に指定されている。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧IB類(EN)とされている。

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