一般財団法人環境イノベーション情報機構
琵琶湖市民大学公開学習会 【水俣病と研究者】
琵琶湖市民大学公開学習会 「水俣病と研究者」
水俣病の公式発見から50年が過ぎましたが、医学的な研究以外の分野での学術的な研究成果は少なく、その全貌はいまだに明らかにされていません。人間や野生生物への被害、自然環境破壊だけでなく、漁業をはじめとする地場産業の荒廃や地域コミュニティへの影響など、さまざまな問題が「負の遺産」として残されています。
この学習会は、社会科学と自然科学を融合させた学際的な研究を展開させて水俣病を総合的に検証し、この教訓を国内外の環境問題の解決や人材育成に役立て、研究成果を地域発展に還元することを目指す「水俣学」の必要性を提唱する熊本学園大学の原田正純さん、花田昌宣さんを講師にお招きします。研究者が水俣病にどう関ってきたか、また、これからどう関っていくのか、研究者ができることなどを語っていいただきます。
<講師>
原田正純さん(熊本学園大学教授、同学水俣学研究センター長) 専攻:神経精神医学
花田昌宣さん(熊本学園大学教授) 専攻:社会政策、労働経済学
<日時> 11月23日(金・祝) 10:00〜12:00 9:30受付開始
<場所> キャンパスプラザ京都 第1会議室
<参加費(資料代)>:500円 事前申し込み不要
<問合せ先> 大阪市港区弁天2−1−30 環境監視研究所内 TEL 06−6574−8002
主催
琵琶湖市民大学 http://www.hyogokankyo-lab.com/biwako
協力 環境監視研究所、NPO法人木野環境
この学習会は三井物産環境基金の助成を受けています。
【登録日】2007.10.23