一般財団法人環境イノベーション情報機構
第3回 エコケミカルシンポジウム「有害化学物質削減技術に関する最新動向と環境ビジネス」
【募集期間】| 2008.02.13〜2008.02.26 第3回 エコケミカルシンポジウム
「有害化学物質削減技術に関する最新動向と環境ビジネス」
− シーズとニーズのマッチングを目指して − 開催について
URL:http://www.nedo.go.jp/informations/events/200227/200227.html
NEDO技術開発機構バイオテクノロジー・医療技術開発部で実施している有害化学物質の削減に関する先導・戦略調査研究の成果、及び当該プロジェクトの進捗状況等について、広く一般の方々に知っていただくためにシンポジウムを開催することとなりましたので、ご興味がございます方は奮ってご参加下さい。
1.日時:平成20年2月27日(水)10時00分〜17時00分 受付開始は9時30分〜
2.場所:発明会館ホール 東京都港区虎ノ門2-9-14 東京メトロ銀座線虎ノ門駅
3.プログラム(予定)
10時00分〜12時15分 【第1部:成果報告】
平成17年度から「有害化学物質リスク削減基盤技術研究開発」プロジェクトで実施されている研究開発に関する研究成果、及び進捗状況について概説する。講演時間は各社15分、講演スケジュールは下記の通り。
<平成17年度テーマ>10時00分〜10時45分
○「有害化学物質削減支援ツールの開発」
(株)三菱化学テクノリサーチ 客員研究員 藤井俊治
○「直接加熱式VOC吸着回収装置の開発」
ダイキン工業(株) 化学事業部 化工機専任部長 亀谷桂一郎
○「革新的水性塗料の開発」 日本ペイント(株) 執行役員 青木 啓
<平成18年度テーマ>10時45分〜11時45分
○「含塩素VOC高効率分解固定化装置の開発」
JFEソルデック(株) プラント技術部 小島綾一
○「溶剤フリー塗装技術の開発」
(株)創研 技術研究所長 高橋善和
○「大気圧・空気プラズマを利用したVOC無害化装置の開発」
イマジニアリング(株)代表取締役 池田裕二
○「デュアルメンブレンシステムによるガソリンベーパー回収装置の開発」
産総研環境化学部門 副部門長 原谷賢治
<平成19年度テーマ>11時45分〜12時15分
○「革新的塗装装置の開発」
産総研コンパクト化学プロセス研究センター 主研 相澤崇史
○「有害廃棄物フリー高効率エステル合成プロセスの開発」
産総研環境化学部門 主研 竹内和彦
13時20分〜17時00分 【第2部:シンポジウム】
13時20分 -13時30分 開会挨拶 NEDO技術開発機構 理事 和坂貞雄
13時30分 -14時10分 基調講演:「化学物質管理の動向と今後の化学技術開発の戦略」 ( 仮題 )
(独)製品評価技術基盤機構 理事長 ( 東大名誉教授 ) 御園生誠 氏
化学物質は社会の中で様々な形で使用され、重要な役割を果たしている。しかし、使い方を誤ると健康被害、環境汚染など様々な問題を起こすことがある。本講演では、化学物質の重要性とともに、それらの適切な管理について概説する。一方、化学技術はサステナブルテクノロジーを構築するうえで大きな役割を果たすことが期待されており、本年度より、 NEDO、経済省によりグリーンサステナブルケミストリー (GSC) に関するロードマップが作成されつつある。演者も当該委員会のメンバーであることから本年度の作業状況について紹介する。
14時10分 -14時30分 講演「有害化学物質リスク削減技術に関わる実用化に向けたビジネスモデル」
(株) 三菱総合研究所 環境・エネルギー研究本部 研究員 高島由布子 氏
平成 17〜18年度に実施した「有害化学物質リスク削減技術に関わる実用化に向けたビジネスモデル調査」の調査結果を紹介する。本調査では、「有害化学物質リスク削減基盤技術研究開発事業」で実施中のプロジェクトにおける実用化シナリオを参考に、研究開発からビジネスとして成立させるまでに想定される課題や留意点を整理した。さらに、環境政策、技術開発動向、市場動向などを踏まえた上で、有害化学物質リスク削減分野に関連するエンドオブパイプ対策技術、インプラント対策技術の事業化先行事例を調査することにより、研究開発成果を円滑な市場導入するための手引き書 ( 小冊子 ) を作成したので概説する。
14時30分 -14時45分 有害化学物質削減技術に関わる NEDOプロジェクトの紹介と今後の予定
(独)NEDO技術開発機構 バイオ・医療部 主査 畠山靖彦
平成 16 年度からスタートした「有害化学物質リスク削減基盤技術研究開発」プロジェクトに関する研究開発概要、及び進捗状況について概説する。
14時45分 -15時00分 休憩
15時00分 -16時45分 プロジェクト成果報告とパネルディスカッション
座長:前三菱化学 (株) 理事 野尻直弘氏
2010年頃までに揮発性有機化合物(VOC)の大幅削減を目指して平成16年度から「有害化学物質リスク削減基盤技術研究開発」がスタートした。具体的な開発テーマとしてVOC分解装置、水性塗料、ハロゲン回収装置、ガソリンベーパー回収、CO2塗装装置、溶剤フリー塗装装置等の進捗状況について概説し、これらの研究結果による波及効果、市場動向について概説(各社3分程度のプレゼン)し、今後の研究開発課題等について討論を行う。
パネリスト:上記基調講演者と下記の方々より構成
ダイキン工業(株) 化学事業部化工機専任部長 亀谷桂一郎
日本ペイント(株) 執行役員 青木啓
(株)三菱総合研究所 地球環境研究本部 副本部長 中條寛
(株)島津製作所 経営戦略室 前理事 ?木誠
(株)タツノ・メカトロニクス 常務取締役 磯村正義
JFEソルデック(株) 技監 加藤守孝
日本金属(株) 常務取締役 北原亘理
加美電子工業(株) 代表取締役社長 早坂 裕
(株)ケミクレア 取締役 三浦偉俊
経済産業省 NEDO
4.参加人数:300名程度(参加費 無料)
5.お問い合わせ先 :
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構
バイオテクノロジー・医療技術開発部 化学物質管理技術グループ
担当:山下、井出本 TEL:044-520-5252
6.申し込み方法:
下記のURLにアクセスして、申込用紙に必要事項を記入の上、FAXまたはE-mailにて事務局宛にお送り下さい。会場の都合により定員になり次第お申し込みを締め切らせていただくことがありますので、お早めにお申し込み下さい。また、お申し込みに対して、こちらからご案内を返信することはありませんので、当日、そのまま会場へ直接お越し下さい。なお、定員に達した後にお申し込みいただいた場合は、こちらからご連絡させていただきます。
URL:http://www.nedo.go.jp/informations/events/200227/200227.html
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構
バイオテクノロジー・医療技術開発部 化学物質管理技術グループ
担当:川満 FAX:044-520-5233 E-mail:chemicals@nedo.go.jp
【登録日】2008.02.13