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イベント情報棚田のあかり

棚田のあかり

【カテゴリ】 自然環境 自然とのふれあい

【開催日】2008.05.17

【開催地】熊本県


5月は棚田が最も美しい季節。田植えのために水を張って、水面に景色が映えます。
そこに竹のたいまつを約2000本立て、火で飾ります。皆さんも眺めに来ませんか

昨年の様子は
http://www7.ocn.ne.jp/~airinkan/07akari_r.html
の通りです。

いつのことかはわかりませんが、ご先祖はこの地で山を切り開き、水路を引いて棚田を作りました。「棚田のあかり」は、そういったご先祖に「今でも元気に耕作をしていますよ」とご報告をするための火です。お盆にご先祖を送り迎えする時に火をともしますが、もう少し大きめの火にしてみました。

棚田のあかりは、長崎県福島町の土谷の棚田のイベントを真似て始めましたし、愛林館を真似て千葉県鴨川市の大山千枚田でも始まりました。愛林館としては環境に配慮しようと考え、燃料は、使用済みの天ぷら油を加工したバイオディーゼルを使います。製造には多少の石油産品もも必要ですが、ほぼ自然素材です。たいまつ本体は竹で、イベント後は炭に焼いて棚田にまいて土壌改良をします。炭を燃やさずに使うことは、二酸化炭素を炭素として固定し、温暖化を防ぐことにもなります。燃料を吸い上げる芯は稲わらです。

久木野ではちょうどゲンジボタルが出始める時期でもあります。少し離れた川べりにも足を運んでみて下さい。

なお、本年は棚田保全のためにご寄付をお願いいたします。このようなイベントはもちろん、棚田の耕作自体も金銭的には赤字です。でも、棚田には景色や環境上の働き(水を貯めたり生き物を育てたり)に加えて、山村に人が暮らすための社会的基盤(他には道路とか電気とか学校とか医療とかがあります)という働きもあります。どうか、皆様ご協力をお願いします。

また、農山村の地域づくりに詳しい熊本大学の徳野貞雄教授の講演を聴いて、お勉強してからのコースも新設しました。こちらにもぜひご参加下さい。

日時:5月17日(土) 
   午後6時ごろ点火、9時頃まで燃える予定
   なお、午後3時より  
   徳野貞雄教授(熊本大)講演会「棚田を支える人々」
   (愛林館にて。水俣環境塾との合同イベントになります。水俣環境塾の塾生以外は、資料代500円が必要です。)

★雨天の場合、5/18(日)に順延します。さらに5/18も雨の場合は中止です。(泣)

場所:寒川棚田

参加費:無料ですが、棚田保全のためにご寄付をお願いします。

ご注意:
★棚田は公園ではなくて私有地で生産施設です。
 田植え直前の大切な時期ですから、泥を塗ったあぜには絶対に入らないで下さい。

★農業資材が置いてあっても動かさないで下さい。素人が動かすと元には戻らないのです。

★田にはヘビがいます。 長靴を履いていない方は、舗装道路から外には出ないで下さい。

★当日は久木野小中グラウンドに駐車し、現場までお歩き下さい。車での送迎もしますが、お待たせする可能性が高いです。ゆっくりと棚田を眺めながら40分ほどのウォーキングをお楽しみ下さい。

★あかりボランティア募集

当日朝から準備して、翌日午前中に片づけをしますが、協力して下さるあかりボランティアも募集します。自分の手で棚田に風景を作り出し、地域活性化にも参加したいという方はいらっしゃいませんか?
あかりボランティアは、当日たいまつに火をつける権利がある他、愛林館のカレー、Tシャツを進呈し、イベント終了後の地元の皆さんとの打ち上げに参加できます。

お問合せ・お申込:
867-0281 熊本県水俣市久木野 1071 愛林館
TEL&FAX 0966-69-0485 (土日祝はレストランも営業中)

【登録日】2008.05.01

登録者情報

【登録日】 2008.05.01

【登録者】沢畑亨

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