一般財団法人環境イノベーション情報機構
全国エコツーリズム大会in小笠原
日本エコツーリズム協会(JES)は、2008年で設立10周年を迎えました。それを記念し、2008年度に4ヶ所で「エコツーリズム大会」を開催します。エコツーリズムの考えをより多くの方に知っていただき、かつエコツーリズムに関わる方々の関係作りに役立てていただければと考えています。詳細は決まり次第、HPや会報、メールニュース等でお知らせしていきます。
★全国エコツーリズム大会in小笠原(東京都)★
【テーマ】小笠原エコツーリズムの明日を考える
【開催期間】12月7日(日)〜9日(火)
東京から南へ1000km、人口2400人の小笠原諸島は、2011年に世界遺産登録の候補地として、国の暫定リストに載せられています。
ここの美しい自然や動植物、海洋生物の多様性のみならず、世界でもまれに見るユニークな歴史文化もまた、驚きに満ち溢れています。小笠原諸島へ行く手段は片道25時間半の船旅だけ。旅行日数は船の運行スケジュール上、最低でも6日間が必要です。空港はまだありません。東京都の一部でありながら、この距離と時間。こうした特異性もあって、小笠原への観光客はまだ年間2万人弱ですが、人気は高まる一方です。
小笠原諸島は、今年アメリカからの返還40周年を迎えました。そして、返還20周年の年に、ホエールウォッチングを日本で初めて実施したことが、小笠原におけるエコツーリズムの基礎となりました。
当時はまだ「エコツーリズム」の言葉さえ一般的ではありませんでしたが、それから20年たった今、小笠原のエコツアーを検証し、小笠原エコツーリズムの明日を考え、併せて各地のエコツーリズムの振興についても考えることができればと思っています。
【主催】小笠原諸島返還40周年実行委員会
【お問合せ】小笠原諸島返還40周年実行委員会事務局
tel: 04998-2-2140
※本土からの参加の方は、12月6日(土)に東京・竹芝発の「おがさわら丸」にお乗りください。
日本エコツーリズム協会の会報40号(8月25日発行)にて小笠原特集が組まれています。
【登録日】2008.08.26