一般財団法人環境イノベーション情報機構
千俵蒔山草原再生シンポジウム「大陸の見える山 千俵蒔山草原再生への挑戦」
【概要】
○シンポジウム名:
壱岐対馬国定公園40周年記念 千俵蒔山草原再生シンポジウム「大陸の見える山 千俵蒔山草原再生への挑戦」
○開催日時:
平成21年2月22日(日)13:30~16:30(開場13:00)
○開催場所:
長崎県対馬市上県町佐護住民センター
【詳細】
日本の最西北端に位置する千俵蒔山は、壱岐対馬国定公園の一部,長崎県重要里山の一つに指定されるほど美しい草原景観を有していたが,機械化農業の進展等により急速に森林化が進み,今では山頂部にわずか7.4haの草原を残すのみとなっています.また,草原環境に適応・依存してきた動植物の生活環境が悪化することで生物多様性が低下し,悠久の時間をかけて築かれてきた草原管理の知恵・技術・人と草原の関係性など文化的な多様性も失われつつあります.
千俵蒔山の草原景観,生物多様性,文化多様性を将来にわたって維持・継承するためには,佐護区民をはじめとする対馬市民の関心を高め,千俵蒔山の価値,草原再生の意義や可能性,方向性をみなで共有するとともに,各主体の役割に明確にしながら連帯を強化する必要があります.そのため区民・市民・行政・専門家を交えたシンポジウムを以下の通り開催いたします。
○実施主体
主催:佐護区
共催:対馬市
後援:スカイクラブ対馬・対馬市消防団上県地区本団・対馬市消防本部・佐護小中学校・佐護校区青少年育成協議会・長崎県・九州地方環境事務所
助成:全労済地域貢献助成・(財)自治総合センター環境保全促進事業助成・(財)松園尚巳記念財団地域振興事業助成
○入場料:無料
○内容:
・基調講演「野焼きの美学」
(前財団法人国立公園協会理事長 瀬田信哉)
・パネルディスカッション「千俵蒔山の未来に向けてーその魅力を知る・伝える・分かち合う」
パネリスト:
「千俵蒔山草原再生の取り組み」
(佐護区長 平山美登)
「千俵蒔山の草原性植物」
(対馬の自然と生き物の会会長 國分英俊)
「千俵蒔山の歴史・民俗」
(対馬郷土史家 永留久恵)
「草原再生の全国的動向と課題,そして未来」
(全国草原再生ネットワーク会長 高橋佳孝)
コーディネーター:前田剛(佐護区事務局長)
【申込み・問い合わせ先】
〒817-1603
長崎県対馬市上県町佐護西里2956-5
対馬野生生物保護センター内
佐護区事務局 前田剛
TEL 0920-84-5577
FAX 0920-84-5578
【登録日】2009.01.24