一般財団法人環境イノベーション情報機構
「グリーンニューディール」は実現するか?ドイツの環境経済学的視点から見る日本の気候政策
☆「グリーンニューディール」は実現するか?
ドイツの環境経済学的視点から見る日本の気候政策
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世界同時不況、米国オバマ政権の誕生といった、国際情勢の大きな変化の中で
ポスト京都の国際枠組み交渉が進められています。
EUおよび欧州各国は、科学の知見に基づき、先進国としての責任を示すべく
率先した中長期の削減目標を掲げ、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
域内排出量取引(EU-ETS)は、その重要な手段として位置づけられ、炭素市場
を確立しながらその制度は進化を続けています。
こうした情勢の中、我が国でも、「グリーン・ニューディール」という言葉と
ともに、温暖化対策と経済の再生を両立させようとのムードは高まっています。
そして、キャップを設けない国内排出量取引制度や、太陽光発電の余剰電力の
固定価格買取制度が始まることが決まっていますが、これらの政策は、温室効
果ガスを削減するためのインセンティブとして期待できるでしょうか?また、
今後、日本が低炭素社会にシフトしていくために必要な経済のしくみとは、ど
のようなものなのでしょうか?
当セミナーでは、ドイツの環境税制改革で大きな役割を果たしたBUND(ドイツ
環境自然保護連盟:FoEドイツ)の経済・財政政策グループ代表であり、環境
経済学者である講師を迎え、欧州の気候政策の最新動向を伺うとともに、日本
の気候政策について議論します。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
【日 時】3月27日(金) 18:30〜20:30
【場 所】ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)セミナー室B
http://wings-kyoto.jp/01wings/03access.html
【プログラム】
1)「日本の気候政策における経済的手法の導入をめぐる状況」
諸富 徹 氏(京都大学大学院経済学研究科准教授)
2)「欧州・ドイツの気候変動政策最新動向から見る日本の政策」
スヴェン・ルドルフ 氏(カッセル大学経済学部准教授、
BUND経済・財政グループ代表)
3)質疑・ディスカッション
【参加費】 一般 1,000円 FoE Japanサポーター 500円
【申込み】 下記ページの申込フォームより、3月25日(水)までにお申込み
ください。
http://www.foejapan.org/lifestyle/ondanka/maketherule/event_kyoto.html
【問合せ】 FoE Japan 気候変動政策担当 softenergy@foejapan.org
【主催】国際環境NGO FoE Japan
【協力】MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
【登録日】2009.03.09