一般財団法人環境イノベーション情報機構
☆環境先進国ドイツに学ぶ勉強会 第31回 〜今問われる、脱原発政策のゆくえ
☆環境先進国ドイツに学ぶ勉強会 第31回
〜今問われる、脱原発政策のゆくえ
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2000年、ドイツは国策として「脱原発」を決め、政府と電力業界は原発の新規
建設・操業を禁止し、既存原子炉も段階的に廃止することに合意しました。そ
して2002年の改正原子力法により、この合意は成文化されました。
背景には、社会民主党と緑の党の連立による前政権の政治的意思に加え、
重大な事故が起こる危険性の高さから原発に反対した国民の強い意思が
ありました。
このドイツの脱原発政策は、今年9月末の総選挙を前に岐路を迎えています。
地球温暖化対策などで、原発の見直し機運が世界的にみられる中、電力会社
や右派政党から、ドイツの「孤立」を訴える声が上がっているのです。しかし、
連邦環境省の世論調査では、依然として国民の約3分の2が、脱原発政策の
継続を求めています。
今回は、こうしたドイツの状況について、そしてそれと対比した日本の現状に
ついて、原子力資料情報室の澤井正子さんに、お話しいただきます。
【日時】 7月30日(木) 18:30〜20:30
【講師】 澤井 正子さん (原子力資料情報室)
【プログラム】 ・ドイツの脱原発政策の歴史と現状
・日本の原発政策・エネルギー政策の現状
・環境ドイツ語キーワード
【場所】 東京ウィメンズプラザ 第二会議室
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
【参加費】 一般 1000円 FoE Japanサポーター 500円
【申込・詳細】
http://www.foejapan.org/lifestyle/Deutsch/workshop31.html
☆環境先進国ドイツスタディツアーも、参加者募集中です!
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環境先進国ドイツを訪ねるスタディツアー。
様々な分野での市民、事業者、行政の取り組みを視察・体験し、ドイツの持続
可能な社会システムやまちづくりを多角的に捉えます。週末は、ドイツ最大の
環境団体・姉妹団体のBUNDメンバー宅でのホームステイや交流パーティでドイ
ツの日常生活にも触れます。
<2009年度のドイツスタディツアーのご案内>
◆環境先進国ドイツ・ハイライトツアー(フライブルク、ベルリン)
8月26日(水)〜9月3日(木)
◆北ドイツ環境都市ツアー(ベルリン、ハノーファー、ミュンスター)
8月30日(日)〜9月8日(火)
http://www.foejapan.org/lifestyle/Deutsch/tour/index.html
<ツアー説明会>
7月9日(木)、15日(水) ともに19:00〜20:30
環境パートナーシップオフィス エポ庵
http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
【登録日】2009.07.08