一般財団法人環境イノベーション情報機構
温暖化対策CDM/JI事業調査シンポジウム2009（大阪会場）
【募集期間】| 2009.08.07〜2009.09.03 1997年の国連気候変動枠組条約第3回締約国会議（COP3）で採択された京都議定書には、先進国の温室効果ガス削減目標を達成するための柔軟性措置として、「クリーン開発メカニズム（CDM）」や「共同実施（JI）」などの制度（京都メカニズム）が規定されています。
環境省では、1999年度からCDM/JI事業調査を実施し、我が国の目標達成に寄与するプロジェクトを発掘・支援するとともに、CDM/JIに関する知見を蓄積してきました。
このシンポジウムでは、我が国の事業者によるCDM/JI プロジェクトの形成支援を行うため、CDM/JIの現状・課題と次期枠組みに向けたCDM制度改善の最新の動きを紹介します。また、2008年度CDM/JI事業調査の報告を通じて、コベネフィット・アプローチ、新方法論開発・方法論改訂、プログラム型CDMなどCDM制度の発展に向けた取り組みを紹介するとともに、CDMプロジェクト形成に向けた課題等について議論を行います。
＜大阪会場＞
日 時： 2009年9月11日（金） 13：00〜17:00 （12：00 受付開始）
場 所： 大阪国際会議場（グランキューブ大阪） 10階 会議室1001〜1002（大阪市北区中之島5-3-51）
主 催： 環境省、（財）地球環境センター
後 援： 大阪府、大阪市
プログラム：
■「CDM/JIの現状と課題」
河村玲央（環境省 地球温暖化対策課 市場メカニズム室長補佐）
■「次期枠組みに向けたCDM改革」
小圷一久（財団法人地球環境戦略研究機関（IGES） 市場メカニズムプロジェクト プロジェクト・サブマネージャー）
■「コベネフィット・アプローチによるCDMの推進」
元田智也（財団法人地球環境センター 事業部調査担当主任）
■2008年度CDM/JI事業調査報告
(1) イー・アンド・イー ソリューションズ（株）
「中国・コークス工場廃ガス利用発電CDM事業調査」
(2) みずほ情報総研（株）
「中国･河北省におけるコークス炉ガスによる直接還元鉄製造CDM事業調査」
(3)（株）KRI
「タイ･ピピドーン島における燃料電池を用いたバイオマス発電システムCDM事業調査」
(4) 中国電力（株）
フィリピン・かんがい水路活用再生可能エネルギープログラムCDM調査」
（コメンテーター）
・ 平石尹彦（財団法人地球環境戦略研究機関（IGES） 理事・上級コンサルタント）
・ 明日香壽川（東北大学東北アジア研究センター 教授）
・ 小圷一久（財団法人地球環境戦略研究機関（IGES） 市場メカニズムプロジェクト プロジェクト・サブマネージャー）
■ディスカッション
申込方法：下記詳細ページからお申し込みください。 （定員になり次第、受付を終了します。）
申込締切：9月3日(木)
問合せ先：（財）地球環境センター（CDMシンポジウム係） Eメール：cdm-fs@gec.jp TEL：06-6915-4122
定 員： 200名
参加費： 無料
詳 細：http://gec.jp/jp/cdm-s09.html
※東京会場は 2009年9月10日（木）に開催します。
【登録日】2009.08.10