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イベント情報福岡伸一 「世界は分けてもわからない」

福岡伸一 「世界は分けてもわからない」

【カテゴリ】 環境一般 その他(環境一般)

【開催日】2009.08.27

【開催地】東京都


講師:福岡伸一氏
   青山学院大学理工学部 化学・生命科学科教授

日時:2009年8月27日(木)
   19:00〜21:00(受付開始18:45)


私たち科学者は、よりミクロなレベルへと世界を分けて、分けて、解析を
進めてきました。たとえば生物は、臓器、組織、細胞、さらにはタンパク
分子、DNAにまで分解され、DNAに書かれていた暗号まですべて解読
しつくされました。その結果、私たちは生命をわかったつもりになっています。
しかし生命のいったい何がわかったのでしょうか。世界は分けないことには
わかりません。しかし分けたところで、ほんとうにわかったことにはなりません。
では、世界を知るためにはどうしたらよいのでしょうか。
みなさんが 人生を考える上でヒントになれば幸いです。


プロフィール:
1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ロックフェラー大学研究員、
京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学理工学部 化学・
生命科学科教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表する
かたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。
著書に『もう牛を食べても安心か』(文春新書、科学ジャーナリスト賞)、
『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版
文化賞)、『ロハスの思考』(木楽舎ソトコト新書)、『生命と食』(岩波
ブックレット)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、翻訳に『築地』、
『エレファントム』(ともに木楽舎)など。環境雑誌『ソトコト』や『週刊文春』、
『中央公論』など、雑誌での連載も多数。“生命とは何か”を動的平衡論
から問い直した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、科学書
としては異例の63万部を超えるベストセラーとなり、2007年度サントリー
学芸賞および、中央公論新書大賞を受賞。今年2月に刊行された『動的
平衡』(木楽舍)も話題を集めている。7月20日には、講談社現代新書
通算2000号記念号として、新刊『世界は分けてもわからない』が刊行された。

【登録日】2009.08.12

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