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イベント情報スクリーン印刷の不良発生メカニズムの究明による装置・ペースト・部品・デバイスからみたトラブルシューティング

スクリーン印刷の不良発生メカニズムの究明による装置・ペースト・部品・デバイスからみたトラブルシューティング

【カテゴリ】 エネルギー 省エネルギー

【開催日】2010.04.26

【開催地】京都府


【募集期間】| 2010.02.01〜2010.04.26
このセミナーは終了しました▼
★4月26日に神奈川県川崎市でも開催を予定しています。詳細はページ下部のURLをクリックください。

講 師 3DPowers,Inc.(株) 代表取締役 村野 俊次 氏

対 象  スクリーン印刷に関心がある方

会 場  京都リサーチパーク 中会議室C 【京都・京都市内】

日 時 平成22年3月24日(木) 10:00〜17:00

定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

聴講料 1名につき43,050円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
初めてお申込みいただいたお客様は1名につき39,550円(税込、テキスト費用・お茶代含む) ⇒要(無料会員登録)


【プログラム】




1.まえおき
  ・原因から追求するトラブルシューティング方法
  ・スクリーン印刷の位置づけ
  ・他の成膜方式概要;インクジェット、レーザー転写、凸版除去印刷、スプレー等


2.スクリーン印刷基本編
  ・スクリーン印刷にペーストが使われる理由
  ・スクリーン/メタルマスク/印刷機の基本構成
  ・オンコンタクト印刷とオフコンタクト印刷の違い
  ・ペーストのチキソ性とは?印刷にチキソ性が必要な理由


3.充填編
●充填時に発生するトラブルのメカニズムの解明と対策
〜にじみ、かすれ、凹凸、版通過不良、欠け、パターン非対称、膜厚過不足、気泡〜

 3.1 充填メカニズム
  ・図解、充填はどのように行われるのか?/ローリングとは?
  ・充填メカニズムを連続写真により知る
 3.2 スキージ編
  ・印刷パターンがしりすぼみ形状となる理由は?
  ・先端変形スキージの利点と問題点/加圧充填スキージの利点と問題点
  ・各種スキージ/スキージアイデア/特殊充填スキージ
  ・スキージ摩耗/膨潤の対策/ビアホール印刷アイデア


4.印圧編
●印圧/充填時に発生するトラブルのメカニズムの解明と対策
〜にじみ、かすれ、凹凸、版通過不良、欠け、パターン非対称、膜厚過不足、気泡〜
 4.1 印圧と充填量
  ・印圧によってペースト充填量が変動する理由/印圧に対する充填量の変化
 4.2 部分的な印圧ばらつきの問題点について
  ・スクリーン反力がペースト充填に与える影響
  ・基板反力がペースト充填に与える影響
  ・スキージのたわみをコントロールして印刷本質を向上させる
 4.3 現状の印圧印可構造
  ・シリンダ、ばね、モータによる印圧印可法
  ・印圧変動を抑えることに関するアイデア、特許


5.版離れ編
●版離れ時に発生するトラブルのメカニズムの解明と対策
〜かすれ、凹凸、版通過不良、欠け、パターン非対称、膜厚過不足〜

 5.1 スクリーンの微妙な変形が印刷品質に与える
  ・スクリーンの微妙な変形をコントロールして高密度印刷本質を向上させる
  ・30μm複雑配線パターン印刷時に発生した問題点と対策法
  ・スクリーンメッシュと印刷品質にどのように影響を与えるか?
  ・スクリーンテンションが版離れにどのように影響を与えるか?
  ・版離れのメカニズム/版離れが充填にどのように影響を与えるか?
 5.2 スクリーンの微妙な変形を抑える方法
  ・コンビネーションスクリーンの構造/製造法
  ・最近のコンビネーションスクリーンアイデア
 5.3 これまでの版離れとは異なる新しい版離れ方法
  ・加圧版離れ/引き上げ版離れ/押し上げ版離れ法の利点と問題点
  ・大型基板スクリーンの問題点について
  ・充填性向上スクリーン実用化状況


6.スクリーン/メタルマスク製造法編
  ・メッシュスクリーン製造法/紗張り法/テンション変化
  ・ペースト充填性向上スクリーン/高密度スクリーン実用化状況
  ・メタルマスク製造法


7.印刷メカ編
  ・位置決め方法の種類/画像処理法、2値化法等
  ・印刷機の基本構成/大型印刷機構造;縦型・斜め型
  ・ペースト乾燥メカニズム/乾燥の基本原理/乾燥の重要性/乾燥法の種類
  ・加熱法原理/溶剤の沸点と蒸発温度の違い/ペーストの熱吸収特性
  ・熱風方式/遠赤外線方式/マイクロ波加熱法


8.量産編
  ・量産工程設計概要
  ・ペーストの気泡をぬく/スクリーン洗浄


9.ペーストの概念
 9.1 ペーストは液体の中に粉体を混合させて作る
  ・塗料・セメントから見た印刷ペースト
  ・印刷品質はペーストの粘着力の強さが決める
 9.2 ペーストは時々刻々変化する
  ・ペーストのチキソ性について/チキソ性と印刷性
  ・ペーストの粘度測定の基本/チキソ指数の計算の仕方


10.ペースト設計基本
 10.1 粉体を液体に混ぜる方法
  ・墨汁の作り方/すす(カーボン)を分散させる方法
  ・粒子の分散/溶液コロイド懸濁液の違い
  ・ペーストの基本構成材料
 10.2 ペースト材料・量・混練法と粘度、チキソ性
  ・ペースト材料・量・混練法が粘度、チキソ性を決定する
  ・粒子量・粒子径・バインダ・分散剤とチキソ性カーブの違い
  ・比表面積とチキソ性カーブ
  ・混練法の違いによるチキソ性カーブの違い
  ・混練装置の種類と構造


11.ペースト設計詳細
 11.1 分散とは?
  ・塗料の分散技術/分散剤の種類
  ・ファンデルワールス力、水素結合と分散性の関係
 11.2 ゼータ電位と分散性
  ・pHと分散性の関係は?/ゼータ電位と等電点と分散性
  ・分散剤の量とゼータ電位と粘度の関係
  ・電解質の量とゼータ電位と粘度の関係
  ・粒子分散のメカニズム/分散剤/分散剤の吸着
  ・粒子の表面積が粘度とチキソ性カーブに与える影響
  ・界面活性剤の作用原理/分散剤の種類
  ・チキソ剤を使用し、高い粒子濃度ペーストを作る


12.ペーストの表面張力と印刷性
 12.1 表面張力と版離れ
  ・ペーストの表面張力が版離れに与える影響とは?
  ・レベリングを改善するには?
 12.2 表面張力とサドル現象
  ・サドル現象はなぜ発生するのか?
  ・サドル現象を防ぐには?


13.アクリルペーストの開発状況
  ・分散性と相溶性の関係/溶解パラメータ概要
  ・溶解パラメータでアクリルペーストを最適化
  ・半相溶性/アクリル/溶剤


14.ペーストの粘度測定の詳細
 14.1 粘度測定装置、基本原理
  ・回転粘度計/スパイラル粘度計/コーンプレート粘度計/振動粘度計
  ・降伏値の求め方/低速度での粘度測定/ずり速度と印刷速度
  ・粘度測定と実際の印刷との関係を考える
 14.2 粘弾性(レオロジー)とは?
  ・ペーストの粘弾性を測定して印刷品質との関係を見る


【質疑応答・名刺交換】

【登録日】2010.02.02

登録者情報

【登録日】 2010.02.02

【登録者】&Tech

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