一般財団法人環境イノベーション情報機構
☆連続セミナー「人々の生物多様性」第6回 アブラヤシ農園開発 vs. 在来ヤシ
パーム油は食用油脂としてまた洗剤等の原料として、私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。しかし急速に拡大する農園開発により熱帯林が伐採され、住民の生活基盤が破壊されるなど大きな問題が指摘されています。
一方で、インドネシアの農村では昔から人々が在来のヤシを上手に利用して暮らしてきています。
セミナーでは、アジア太平洋資料センター(PARC)作成のビデオ「パームオイル 近くて遠い油のはなし」を上映し、制作担当者の小池菜採さんに解説していただきます。またインドネシアで在来ヤシを含む地域の自然資源、生物多様性を人々がどのように利用してきたのか、また、アブラヤシ農園開発がそれをどのように変化させる恐れがあるのかについて、現地で調査を行ってきた自然環境研究センターの笹岡正俊さんにご講演いただきます。
【登録日】2010.02.04