一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

イベント情報5/23シンポジウム【国際シンポジウム―日本における里山・里海の生態系サービス評価: 生物多様性条約第10回締約国会議に向けた地域からの貢献 】

5/23シンポジウム【国際シンポジウム―日本における里山・里海の生態系サービス評価: 生物多様性条約第10回締約国会議に向けた地域からの貢献 】

【カテゴリ】 自然環境 生物多様性

【開催日】2010.05.23

【開催地】東京都


イベントURL: http://www.ias.unu.edu/sub_page.aspx?catID=8&ddlID=1233

2010年5月23日(日)、1:30 pm - 5:30 pm

会場: 国連大学本部 ウ・タント国際会議場(3階)

主催: 国連大学高等研究所 (UNU-IAS)

共催: 環境省

協力: 地球環境パートナーシッププラザ (GEOC)

日英同時通訳あり
--------------------------------------------------------------------------------

イベント概要および目的

人と自然の相互作用は、里山と里海の創造や管理において、中心的な役割を担ってきました。里山は、二次林、農地、草地、ため池といった様々な生態系に加え、人間の居住地を含む、日本の地方で一般的に見られる地域であり、人間と生態系の長期的な相互作用によって形成、維持されてきました。この里山の相互作用の概念は、海洋・沿岸生態系を含み、里山と同様の機能と構造を持つ里海にも広げられてきました。里山も里海も、食料や水、気候の調節、水質浄化、審美的・文化的利益といった、人間の福利に寄与する多くの物質的・非物質的なサービスを供給し、きわめて重要な価値を有しています。同様な景観は、世界の各地でみられ、抱える問題は地域によって異なるものの、国際的にも重要な地域です。しかし、現在、地方から都市への人口流出の増大や、土地利用の転換、耕作放棄、貿易、科学技術の進展など様々な要因により、大規模な劣化と消失に直面しています。生態系と生態系サービスのこうした変化は、日本だけに特有ではなく、ミレニアム生態系評価(MA)で報告された世界の生態系の動向の一部をなす傾向です。

日本における里山・里海のサブ・グローバル評価(里山里海SGA)は、里山と里海からもたらされる生態系サービスを評価し、その保全および持続可能な管理に向けて行動を起こすための科学的基盤を提供することを目的として、2007年に開始されました。MAのアプローチに倣い、170名以上の執筆者や関係者による協働の取り組みとして、政策課題や利用者のニーズに基づいて評価プロセスが進められました。こうしたSGAは、日本で最初の取組みであり、公開性を持った評価プロセスとボトム・アップのアプローチにより、様々な評価対象サイトが選定され、そうしたサイトは全国5つのクラスター(地域グループ)に分類されました。評価結果は、地域および国の計画、戦略、政策に活用されるとともに、関連する国際プロセスにも貢献することが期待されています。特に、SATOYAMAイニシアティブに対して、科学的な基盤を提供することも意図されており、これにより、2010年10月に日本で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(CBD/COP 10)へも示唆を与えることを目指しています。SATOYAMAイニシアティブは、日本の里山・里海を含めた、社会生態学的生産システムの景観概念を、人と自然の良好な関係に基づいた自然共生型社会の実現に向けて適用することを国際的に推進する取り組みです。

本シンポジウムは、以下を目的として開催します。

× 里山里海SGAについて、特にクラスター評価に焦点をあて、結果を公表すること。

× 評価が実施された規模における、あるいはそうした規模をこえたレベルにおける評価結果の実用性と効果について、スウェーデンのSGAの事例から学ぶこと。

× 里山里海SGAにおけるクラスター評価の重要性を議論し、その実施規模や関係者との関連性を検討すること。

× CBD/COP 10で里山里海SGAの結果を発信するためのコミュニケーションや普及・啓発の方策を模索すること。

本シンポジウムでは、里山里海SGAの結果が、関係者やCBD/COP 10において活用されるよう、評価結果や現在の取組みについて、広く意見交換を行うため、国や地方自治体、企業、研究・学術機関、NGO、地域コミュニティなどの様々な分野からのより多くの関係者にご参加いただくことを期待しています。

--------------------------------------------------------------------------------

プログラム

1:30 - 1:40

開会の挨拶
-  武内和彦 (国連大学 副学長/里山里海SGA評議会共同議長)
-  渡邉綱男 (環境省 大臣官房 審議官)


1:40 - 2:20 基調講演:
ストックホルム都市域評価の実用性と効果―評価の実施規模とその規模をこえて
-  トーマス・エルムクヴィスト(ストックホルム大学 システム生態学部/ストックホルム・レジリアンス・センター 教授)

2:20 - 2:40 日本における里山・里海のサブグローバル評価 (里山里海SGA)の概要
-  中村浩二 (金沢大学学長補佐(社会貢献)・環日本海域環境研究センター長 教授/里山里海SGA科学評価パネル共同議長)


2:40 - 3:00 SATOYAMAイニシアティブの紹介
-  中尾文子 (国連大学高等研究所 フェロー)

3:00 - 3:20 コーヒー・ブレイク


3:20 - 5:20 パネル・ディスカッション:
クラスター評価 — 評価のプロセス、結果、CBD/COP10に向けての機会

議長:武内和彦
- トーマス・エルムクヴィスト
- 中村 浩二
- 森本 淳子 (北海道大学大学院農学研究院 講師)
- 小金澤 孝昭(宮城教育大学教育学部/環境教育実践センター 教授)
- 大久保 達弘(宇都宮大学農学部森林学科 教授)
- 森本 幸裕  (京都大学大学院地球環境学堂・農学研究科 教授/日本景観生          態学会 会長)
- 松田 治 (瀬戸内海研究会議 会長/広島大学 名誉教授)


5:20 - 5:30 閉会の挨拶
武内和彦


--------------------------------------------------------------------------------

登録無料、一般公開。2010年5月18日申込み締切。
国連大学本部には駐車場がございません。ご了承ください。

問い合わせ先:佐々木 045-221-2332 / sasaki[at]ias.unu.edu


【登録日】2010.04.28

登録者情報

【登録日】 2010.04.28

【登録者】国連大学高等研究所

この情報の修正・削除