一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都総量削減義務と排出量取引制度 検証主任者等育成講座 都内外削減量コース
【募集期間】| 2010.08.09〜2010.11.01

●東京都温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度とは
東京都は、大規模事業所を対象に都内のCO2排出総量の削減を実現するため、
2008年7月、環境確保条例を改正し、「温室効果ガス排出総量削減義務と
排出量取引制度」を導入しました。
この削減義務は、2010年4月から開始されました。この制度は、EU等で導入が進む
キャップ・アンド・トレードを我が国ではじめて実現したものであり、
オフィスビル等をも対象とする世界初の都市型のキャップ・アンド・トレード制度となります。
(東京都環境局HPより抜粋)
●不足する排出量取引の審査・検証人
同制度の義務対象となる都内の事業所は、約1,400箇所と言われています。
義務対象者には、CO2排出量を算定し、第三者審査機関による検証が
義務づけられますが、2010年4月現在、登録検証機関は34機関と
なっており、各検証機関に属する検証人は、圧倒的に不足しています。
●人材不足の第三者検証ビジネスの第一線で活躍できる、検証人を育成します
本講座は、東京都制度における排出量の検証やCO2削減手法として
活用できる中小クレジットを理解し、東京都の検証主任者等講習会に
合格するための試験対策を含めた、検証主任者等育成講座です。
受講後、東京都検証主任者等資格を取得し、東京都制度の登録検証機関である
(株)日本スマートエナジーが定める基準を満たした方は
(株)日本スマートエナジーの登録審査員として、登録することができます。
【講座開催日程】全日程19:00〜21:00
第1講義 2010/11/2 【制度概要】@対象となる事業所A基準排出量B削減義務率と区分決定方法
第2講義 11/9 【制度概要】@トップレベル事業所認定A排出量取引
第3講義 11/16 【制度概要】@削減計画期間Aテナントビルの取り扱いB推進体制
第4講義 11/24 【検証機関登録等】検証機関の登録申請ガイドラインのポイントと質疑応答
第5講義 11/30 【都内外削減量コース】ガイドラインのポイントと質疑応答
第6講義 12/7 【都内外削減量コース】ガイドラインのポイントと質疑応答
第7講義 12/14 【都内外削減量コース】ガイドラインのポイントと質疑応答
第8講義 12/21 【都内外削減量コース】検証主任者等講習会対策模擬テスト・解答と質疑応答
【講師紹介】
・株式会社 日本スマートエナジー 主任審査員
東京都検証主任者 山本 秀治
京都大学大学院(資源工学)修士課程修了。 エネルギー管理士、
高圧ガス乙種機械、ISO9000、14000内部監査員、産業廃棄物中間処理施設技術者。
日本鋼管梶A日本鋼管ライトスチール(現JFE建材)、JFE環境鰍経て、
日本スマートエナジーに入社。環境省、経済産業省、
東京都の排出量取引制度の審査を担当。
◎講師実績・・・早稲田社会教育センター、港区、上智大学
・シーアンドディー コンサルタント 東京都検証主任者 溝口 富士雄
東京大学工学部卒。コマツ、ケプナー・トリゴー・ジャパンを経て、1993年に起業。
現在、マネジメントの改善・改革をテーマにしたコンサルティングや
能力開発コースのインストラクターに従事し、環境マネジメント
システムの構築・運営支援などを行う。対象領域は、業務マネジメント、
問題解決・意思決定、戦略策定、BPR、ISOマネジメントシステム
(9000、14000)構築、リーダーシップなど。
◎講師実績・・・マネジメント研修、能力開発研修
【登録日】2010.08.15