一般財団法人環境イノベーション情報機構
★『全国エコツーリズム大会in岩手にのへ』 開催★
今年10月に、岩手県二戸市で「全国エコツーリズム大会」を開催します。
開催自体は昨年から決まっておりましたが、東日本大震災後に、二戸市の小保内市長より「岩手県民に希望と元気を与えるために必ず開催したい」とメッセージをいただきました。
二戸市では、本大会を皮切りに市内はもとより周辺地域、ひいては岩手県、東北全体へ元気を発信したいと切望しております。
二戸市は内陸寄りですが、震災後沿岸部の被災地への救援を行ってまいりました。
本大会では、沿岸部への応援ツアーも実施します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
★エコツーリズムは、その土地固有の風土をみつめ、地域資源を観光に活かそうという考え方です。
岩手県二戸市では20年も前から地域資源を宝とし、それを「未来に通ずる本質的な価値」と位置付けてまちづくりをしてきました。
その宝の一つに「雑穀文化」があります。
寒冷地の二戸地方では、かつて稗や粟などの雑穀が主食でした。それは自分の生まれた土地の味や季節の味を大切にしようという「身土不二」の実践でもあったのです。
現在二戸市では、 夏彩・秋彩・冬彩と銘打って、地元食材にこだわった創作料理を展開中ですが、今回の全国エコツーリズム大会でも、その"心の味わい"を楽しんでいただきたいと思います。
【日 時】 10月21日（金）、22日（土）、23日（日）
【場 所】 岩手県二戸市 二戸市民文化会館ほか
【日 程】
10月21日（金）：シンポジウム・交流会
22日（土）：市民手作りのエコツアー、被災地応援ツアーも実施
23日（日）：エコツアー体験報告・総括セッション
【参加費】
１日目：6000円（一般）、5000円（日本エコツーリズム協会会員）、3000円（学生）
２・３日目：16000円〜（2泊4食付） ※学生は12000円〜
★東京発着のバスを運行します。
一般：10,000円、学生：1,000円（税込）です。
詳しくは下記サイトをご覧下さい。
http://www.ecotourism.gr.jp/event/2011/09/jes.html
【内 容】
10/21（金）
●基調講演
テーマ「自然の恵みと森づくり」
講師：C.W.ニコル氏（作家、環境保護活動家、探検家）
●講 演
テーマ「エコツーリズムと地域づくり 実践的課題（着地型観光の開発に向けて）」
講師： 田川博己（株式会社ジェイティービ代表取締役社長、日本エコツーリズム協会副会長）
●パネルディスカッション
テーマ「千年の誇りと思いをつなぐ 奥南部の雑穀文化とエコツーリズム」
モデレータ：
樋田 由美子氏（フリーアナウンサー）
パネリスト：
結城 登美雄氏（民俗研究家）
底 静子氏（種市ふるさと物産館代表）
小松 友枝氏（株式会社小松製菓）
加藤 誠氏（株式会社ジェイティービー地域交流ビジネス統括部長）
●交流会
テーマ：二戸の食〜伝統と創造〜
料理人：若手料理人の会、おいしい雑穀料理伝え隊
10/22（土）
●エコツアー予定
■9:00〜16:00
1)天台寺に続く道 御山道を歩く
2)小説『天を衝く』の舞台九戸城と天ヶ塚伝説を訪ねる
3)奥州街道を歩く
4)北東北 ブナの原生林が広がる稲庭高原を杣人と歩く
5)浄門の里で晩秋を楽しむ庭じまい
6)先人たちのたくましい足跡 野田塩ベコの道を尋ねる！（被災地応援）
■18:30〜20:00 夜なべ談義
夕食を囲み参加者と現地ガイドの交流、ツアー体験報告の集約
10/23（日）
●エコツアー体験報告
●総括セッション
●閉会式
★閉会式後にオプションツアー開催を予定。
【主 催】 全国エコツーリズム大会in岩手にのへ実行委員会
【共 催】 二戸市・NPO法人日本エコツーリズム協会（JES）
【お問合せ】 二戸市宝を生かした事業実行委員会事務局 tel: 0195-23-3111（代表）
【お申込み・詳細】 http://ninohe-takara.s5.pf-x.net/
※パンフレットご希望の方は、日本エコツーリズム協会事務局までご連絡ください。
NPO法人 日本エコツーリズム協会
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル4F
メール： ecojapan@alles.or.jp
【登録日】2011.09.05