一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境ベースマップフォーラム・2004-環境ベースマップの役割と図化手法の確立を目指して-
【開催趣旨】
環境アセスメントの生態系評価、地域の自然環境の解析・評価、自然再生事業などにおいて、地理情報システム(GIS)を用いて地形・地質、動植物項目による主題図をオーバーレイし、環境の類型区分図などの基本的な自然環境情報を作成することが求められています。しかし、GISで利用できるデジタル化された主題図が少ないこと、使用する主題図の種類や縮尺、凡例等の基準、さらにGISを用いた地図化の手法が確立していない等の課題が多く残されています。
これら課題を解決するために、地域自然情報ネットワークでは、発電所・送電鉄塔等の電力施設を対象とする環境アセスメント技術を研究している電力中央研究所等とともに、自然環境情報の図化手法について検討してきました。一方、環境省においても環境アセスメントベースマップ整備事業の中で有識者による検討が進められています。
そこで本フォーラムでは、環境アセスメントや地域環境の解析・評価、自然再生などの幅広い環境分野に利用できる環境ベースマップの概要、環境省における考え方・取り組み、委員会での検討結果等をご紹介するとともに、各論として地域の典型的な生態系を抽出する環境類型区分図の考え方、具体的な図化手法、適用事例、作成支援ツール等についてご紹介し、今後の図化手法確立に向けて皆様からのご意見を伺う予定です。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
【開催概要】
1.日時:平成16年4月23日(金)13:30〜16:40(13:00開場)
2.会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
ガラス棟G409会議室
地図:http://www.t-i-forum.co.jp/japanese/access/access.html
3.プログラム(敬称略):
主催者挨拶 (13:30〜13:35)
基調講演 (13:35〜14:05)
「環境ベースマップの目的・意義と活用方法について−地生態学からのアプローチ−」NPO法人地域自然情報ネットワーク理事長
東京学芸大学教育学部地理学教室教授 小泉武栄
講演:
(1)「環境アセスメントにおけるベースマップの役割」
(14:05〜14:35) 環境省総合環境政策局環境影響評価課 室石泰弘
(2)「環境アセスメントベースマップのプロトタイプ作成とその活用」
(14:35〜15:00) NPO法人地域自然情報ネットワーク副理事長 朝日航洋株式会社コンサルタント事業部 増澤直
《休憩 15:00〜15:10》
(3)「景観生態学における環境ベースマップの考え方」
(15:10〜15:40) 広島大学大学院国際協力研究科教授 中越信和
(4)「アセスメント・緑地管理での環境ベースマップ作成と適用事例」(15:40〜16:00)
財団法人電力中央研究所社会経済研究所 井内正直
(5)「コンピュータによる環境ベースマップ作成のアルゴリズムと作成事例」(16:00〜16:20)
セントラル・コンピュータ・サービス株式会社科学環境システム部 松林健一
(6)「環境ベースマップ作成支援GISツールの開発」
(16:20〜16:40)株式会社電力計算センター 高橋健吾
4.参加対象:本テーマにご興味をお持ちの方
5.参加費:無料
6.定員:約150名
7.申込方法:下記の項目をご記載の上、EメールまたはFAXにてベースマップフォーラム事務局までお申し込みください。
8.申込締切:4月16日(金)
*お申し込み先*
ホームページ:http://www.boreas.dti.ne.jp/~kent/gcn/
【環境ベースマップフォーラム事務局】
E-mail:ebmf2004@dcc.co.jp FAX:03-3295-5753
*お問い合わせ先*
【環境ベースマップフォーラム事務局】
TEL:070-5869-2367(担当:井内)
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環境ベースマップフォーラム・2004
環境ベースマップの役割と図化手法の確立を目指して
平成16年4月23日(金)
参 加 申 込 書
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【登録日】2004.03.12