一般財団法人環境イノベーション情報機構
第2回湧水サロン「案河子(かかし)」~暮らしと川そして井戸~
■第2回湧水サロン「案河子(かかし)」
テーマ ~暮らしと川そして井戸~
川や井戸の水を日常生活で使っていた頃の話を具体的に話していただき、そこから、法政大学の山田先生(※)が「都市の中では日本一の川」と言われる黒目川と落合川の今日の価値と今後について進めます。
【日時】 平成17年10月20日(木) 19時~21時
【場所】 南沢氷川神社「社務所」
〒203-0023 東京都東久留米市南沢3-5-8
http://www.hikawa-jinja.jp/
【テーマ】 暮らしと川そして井戸 (話題提供:貫井健二さん)
【参加費】 500円
※法政大学 工学部 都市環境デザイン工学科
河川研究室 「山田 啓一」教授
http://www.k.hosei.ac.jp/ceng/hp/ce/0603.html
<参考> 湧水サロン「案河子(かかし)」について
《名称》
サロン「案河子(かかし)」 とする。
《趣旨》
この会は、あくまでもデータを重視し、科学的知見をもとに、真に東久留米市の湧水を保全するための方策を議論する場とする。
そのために、法政大学山田先生(※)の20年以上に渡る東久留米市内の湧水に関する調査結果をもとに、東京都北多摩北部建設事務所の調査などを基礎資料とする。
データを元とした自由闊達な意見の交換の中から一定の方向性を導き出すことを目指す。
《目的》
この会の検討結果は、「東久留米市湧水等の保護と回復に関する条例」に反映し、将来の子どもたちにもこのすばらしい東久留米市の水環境を引き継ぐことを目的とする。
《会合》
毎月第3金曜日を定例会とし、南沢氷川神社社務所にて開催する。
《運営》
この会は、サロンとして、自由に意見を戦わせる場するため、組織とはせず、当日の司会者と話題提供者がいるだけとする。司会、連絡、記録等の事務は参加者全員で分担する。
《運営費》
参加者は各回につき、500円を納めることとする。
《見通し》
約10回程度(1年間)を目標に開催する。その後は、集まった人々の話し合いで決める。
《案河子(かかし)の由来》
昔、人々の貴重な食料である「米」を守るために立てられた「かかし」。どうして「案山子」という字になったのか。稲の穂を食う鳥や獣たちを山へと導くという意味があるのであろうか?真剣に作物を守ろうと考えた村人の智恵がそこには見える。
私たちは、少し滑稽には見えるかもしれないけど、東久留米市の川の「かかし」=「案河子」として、真剣に川の番人として、何ができるか、何をしなくてはいけないかを考えたいと思う。
******************
【登録日】2005.10.10