一般財団法人環境イノベーション情報機構
国内外のバイオプラスチックをめぐる識別表示制度・市場・評価規格の行く末と耐熱性・耐久性向上技術
【募集期間】| 2009.12.20〜2010.02.16

★各業界紙で話題となった福井県立大学の濱野先生、天野エンザイムの杉浦氏による市場と技術の解説!
【セミナー概要】
【セミナー番号】S00207
【講 師】
日本バイオプラスチック協会 顧問 猪股 勲 氏
ユニチカ株式会社 白井 宏政 氏
(独)産業技術総合研究所 国岡正雄 氏
【対 象】
バイオ、プラスチック、ユーザー、メーカー
【会 場】
ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室2
【日 時】
平成22年2月17日(水) 11:00〜15:15
【定 員】 25名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
【聴講料】
1名につき47,250円(税込、テキスト費用・お茶代)
初めてお申込みは43,750円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
【プログラム】
第1部 バイオプラスチックをめぐる国内外の動向と今後の展開
「グリーンプラ識別表示制度」と「バイオマスプラ識別表示制度」
【11:00-12:00】
講 師: 日本バイオプラスチック協会 猪股 勲 氏
【講演主旨】
地球温暖化の抑制の必要性に関心が高まっている。日本バイオプラスチック協会では、再生可能な有機資源(バイオマス)を原料として有用なプラスチックを供給する「バイオマスプラスチック」の普及促進に取り組んでいる。2006年7月には、世界に先がけ、バイオマスプラスチック製品の認証制度「バイオマスプラ識別表示制度」を立ち上げ、一般の認知度の向上と普及拡大のための活動を進めている。バイオプラスチックの製品化は、従来の包装資材にとどまらず、家電・自動車など耐久製品にまで広がっており世界的にも注目を集めている。生分解性プラスチックも含めた、バイオプラスチックをめぐる動向と今後の展開に付き、最新の状況につき概説する。
0.日本バイオプラスチック協会について
1.バイオプラスチックのコンセプト
(生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック)
2.生分解性プラスチックの利用とその課題
2.1 国内
2.2 米国
2.3 EU
2.4 普及の課題(材料コスト等)
3. バイオマスプラスチックと気候変動問題
4. バイオマスプラスチック識別表示制度とその取り組み
4.1 国内
4.2 米国
4.3 EU
5. バイオマスプラスチックの利用状況
5.1 国内
5.2 米国
5.3 EU
6.バイオマスプラスチックの実用化の拡大に向けて
6.1 企業・業界の抱える課題
6.2 実用化拡大の指標
【質疑応答・名刺交換】
第2部:ポリ乳酸の耐熱性・耐久性の向上技術とその応用事例、国内外市場動向
【13:00-14:00】
講 師:ユニチカ株式会社 白井 宏政 氏
【キーワード】
1.ポリ乳酸
2.バイオプラスチック
3.ポリ乳酸の改質
【講演の概要】
ポリ乳酸は、植物を原料とするバイオマスポリマーであり、化石資源の枯渇問題、地球環境への意識が高まる中、注目されている素材の一つである。加熱・溶融法によりフィルム、シート、繊維、不織布や各種成型材料への加工が可能であり、生分解性を有し、コンポストなどの環境中で速やかに加水分解が始まり、最終的には微生物により水と二酸化炭素に分解される。透明で通気性、透湿性に優れ、フィルムでは封筒の窓貼り、野菜包装、コンポストバッグに、不織布では苗木ポット、防草シートに、繊維ではティーバッグ、水切ネット、土のう袋などに使用されている。
また、耐熱性と耐久性を改良したものでは、電気・電子用途などの耐久資材への展開も可能となっている。ここでは、さらに、バイオプラスチックの市場動向と今後の展開についても紹介する。
1.背景
1-1.環境問題とバイオプラスチック
1-2.ポリマーの分類
1-3.バイオポリマーの種類
2.なぜポリ乳酸
2-1.化学構造
2-2.光学純度と融点
2-3.製造工程
3.ポリ乳酸の特性
3-1.長所
3-2.応用事例(フィルム、シート、ファイバー、不織布、樹脂)
4.ポリ乳酸の改質
4-1.耐熱性の改良
4-2.耐久性の改良
4-3.応用事例
5.耐熱発泡ポリ乳酸
6.バイオプラスチック市場
7.ポリ乳酸の今後の展望
【質疑応答・名刺交換】
第3部:バイオプラスチックのバイオマス炭素含有率および生分解測定法
【14:15-15:15】
講師: (独)産業技術総合研究所 国岡正雄 氏
【キーワード】
1.バイオマス炭素
2.加速器質量分析
3.放射性炭素
4.生分解性プラスチック
5.グリーンポリマー
【講演主旨】
バイオプラスチックである生分解性プラスチックや、バイオマスプラスチックは、どの程度生分解するのか、あるいは、どの程度のバイオマス原料が含まれているのかが重要な性質となっている。しかし、「自然界で生分解します」や「バイオマスから出来ています」とうような表現は、消費者に誤解を招く表現であり、きちんとしたルールによって評価された指標が示されるべきである。本講演では、ISO国際標準規格、JIS日本工業規格に則った評価方法を紹介する。バイオマスの原料割合を求める方法としては、放射性炭素14濃度を加速器質量分析により求める方法を紹介する。また、生分解の評価法としては、最も生分解が促進する条件として、好気的コンポスト化条件、高温スラリーメタン発酵嫌気生分解評価法を中心に紹介する。
1.バイオプラスチックとは
1-1.生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
1-2.バイオプラスチックに関わるISO国際標準規格、JIS日本工業規格
2.バイオマス炭素含有率の測定方法
2-1.バイオマス炭素を認識するためのメカニズム(放射性炭素14をもちいる方法)
2-2.加速器質量分析によるバイオマス炭素含有率の測定
2-3.バイオマス炭素含有率測定の実例(デンプン原料、バイオ燃料、バイオ化成品、バイオプラスチック)
3.バイオプラスチックの生分解度の測定方法
3-1.制御されたコンポスト中での58度での生分解評価方法(ISO 14855-2)
3-2.消化汚泥中、メタン発酵条件での
嫌気生分解評価方法(ISO 15985及び日本が提案中の方法)
4.まとめ
【質疑応答・名刺交換】
お問い合わせはinfo▲andtech.co.jp(▲を@に変換ください)にご連絡ください
【登録日】2009.12.20