一般財団法人環境イノベーション情報機構
燃料電池自動の開発動向と高圧水素タンクに求められる材料・安全性

★樹脂など材料の水素による脆化の問題と今後求められる安全・技術基準は?
【講 師】
第1部 山根健オフィス 代表/ビー・エム・ダブリュー(株) 技術顧問 山根 健 氏
第2部 JFEコンテイナー(株) 高圧ガス容器事業部 事業部長 技術士(金属部門) 工学博士 高野 俊夫 氏
第3部 (独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
先進機能材料チーム長 クレイチーム 会長 蛯名 武雄 氏
【会 場】
川崎市産業振興会館 9F 第3会議室A【神奈川・川崎】
JR・京急川崎駅徒歩7分
【日 時】平成25年12月18日(水) 11:00-16:00
【参加費】
【早期割引価格:1名または2名の場合】54,600円(税込、テキスト費用を含む)
⇒12月4日以降のお申込は57,750円(税込、テキスト費用を含む) となります
【3名の場合】 75,600円(税込、テキスト費用を含む)
※昼食は弊社負担にてお弁当を用意させていただきます。
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3550
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第1部 燃料電池自動車の開発状況と水素タンクへの期待
【11:00-12:15】
講師: 山根健オフィス 代表/ビー・エム・ダブリュー(株) 技術顧問 山根 健 氏
【講演趣旨】
BMWは、将来の自動車は再生可能エネルギーを用いて走行することが必須であると考え、1980年代から水素自動車の研究を継続的に行っている。中期的には水素内燃機関、長期的には水素燃料電池が有望と考え、水素貯蔵システムをはじめ広範な水素自動車関連技術の開発を行っている。
【プログラム】
1.自動車を取り巻く環境と水素利用研究
1-1 環境、安全、温暖化
1-2 二酸化炭素排出量規制と排出量ゼロ
1-3 水素社会の青写真
2.BMWの水素燃料自動車開発
2-1 代替燃料の検討
2-2 水素エンジン車両開発の歴史
2-3 BMW Hydrogen 7開発
2-4 水素供給インフラ
2-5 水素エンジンの今後の可能性
3.自動車用水素貯蔵システム
3-1 BMW Hydrogen 7用液体水素タンク
3-2 次世代水素タンク構想(形状と極低温圧縮貯蔵)
3-3 その他の可能性検討
4.BMWの燃料電池研究
4-1 APUとしての燃料電池
4-2 電気自動車での利用
5.今後の開発
【質疑応答】
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第2部 燃料電池自動車の本格普及に向けた
高圧水素ガスタンクの開発と今後の動向
【13:15-14:30】
講師:JFEコンテイナー(株) 高圧ガス容器事業部 事業部長 技術士(金属部門) 工学博士 高野 俊夫 氏
【プログラム】
1. 緒言
2. 高圧水素容器の技術基準
2.1国内外の技術基準の動向
2.1.1 70MPa FCV搭載用容器
2.1.2 35MPa輸送用車両搭載用容器
2.1.3 82MPa蓄圧器用容器
2.2 海外の技術基準の動向
3. 複合容器の種類と構造及び製造プロセス
3.1 種類・構造・構成材料
3.2 アルミ合金ライナーC-FRP容器の製造プロセス
3.3プラスチックライナーC-FRP容器の製造プロセス
4. 高圧ガス容器の要求仕様
4.1 要求仕様
4.2 適用事例
4.2.1高圧水素運送車両へのType 3容器の適用
4.2.2海外の蓄圧用Type 2 容器の適用
5. 本格普及に向けて水素ステーションの低コスト化への取組
5.1 NEDOの取組
5.2 蓄圧用複合容器の低コスト化に関わる研究
5.2.1 Type 4複合容器の開発
5.2.2アルミ合金ライナーType 3複合容器の開発
5.2.3スチールライナーType 3複合容器の開発
6. 蓄圧器用複合容器の今後の技術課題
6.1 Type 4容器口金材料の水素脆化
6.2 Type4容器ライナー材料の要求性能
6.2.1水素透過性
6.2.2既存の樹脂ライナーの耐久性と設計思想
6.2.3機械構造用プラスチックの耐久性
6.3 アルミ合金ライナーType 3容器の疲労寿命
6.4 Type 1容器用候補材料(SCM435)の水素脆性
7.まとめ
【質疑応答】
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第3部 ガスバリアフィルムの開発動向と
粘土膜利用による水素タンクの開発および今後の規制動向
【14:45-16:00】
講師:(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
首席研究員 先進機能材料チーム長 クレイチーム 会長 蛯名 武雄 氏
【講演主旨】
本講演では、ガスバリア材料の構造を解説し、産総研で開発された、厚さ約1nmの粘土薄板結晶を緻密に配向積層させてハンドリング可能な厚みに成型した膜「クレースト」の紹介を行う。クレーストはプラスチックフィルムを超える耐熱性と、優れたガスバリア性を有する。特に、水素等の小さな気体分子に対しても高いガスバリア性があることを確認している。本講演ではまた、水素バリア性と耐熱性を併せ持つ膜について、その構成、製法、特性、応用などを紹介する。さらに水素タンクへの応用などいくつかの具体的用途、大量生産に向けての開発動向についても触れる。
【プログラム】
1.水素バリアフィルムの開発
1-1.バリアフィルムの構造
1-2.水素バリア性の評価
2.粘土膜の製造
2-1.粘土と成膜性
2-2.製膜プロセス
3.特性
3-1.ガスバリア性
3-2.耐熱性
3-3.自己修復性
3-4.不燃性
4.応用例
4-1.産業用シール材
4-2.ガスバリア性炭素繊維強化プラスチック
4-3.燃料電池車用水素タンク
5.産業化スキーム
【質疑応答】
【登録日】2013.12.05