一般財団法人環境イノベーション情報機構
LCA日本フォーラム「水とLCA」
【募集期間】| 2009.05.21〜2009.06.09 平成21年度第1回LCA日本フォーラムセミナーをLCA日本フォーラム総会と併設して下記のとおり開催致します。
今回は「水とLCA(ライフサイクルアセスメント)」をテーマに東京大学 沖大幹先生と産業技術総合研究所 本下晶晴先生をお迎えし、講演を予定しております。
■バーチャルウォーターとウォーターフットプリント
講演者:
東京大学 生産技術研究所 教授 沖 大幹
講演要旨:
水資源を大量に必要とする食料などの交易は、水資源緩和にも役立っているとみなせる場合があり、消費国にとってどの程度水資源を節約できたか、という機会費用的な観点から食料輸入を評価するのが本来のバーチャルウォーター貿易の概念である。食料自給率が約4割の日本が輸入する食料をもし日本で生産したとしたら、主要な穀物と畜産製品だけでも総計約600億立法メートルの水資源が必要だと試算され、国内の農業用水使用量をしのぐ。一方、生産に実際に利用された水資源量はウォーターフットプリントと呼ばれるようになりつつある。
一般に生産国の方が水生産性が高いため、日本のウォーターフットプリントはバーチャルウォーター輸入量の7割程度となっている。
具体的な品目や世界各国間の貿易に関わるバーチャルウォーター量、産業連関表に基づく工業用水のウォーターフットプリント推計結果などに関して紹介する。
■LCAにおける水の評価に関する動向と今後の課題
講演者:
独立行政法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 本下 晶晴
講演要旨:
世界における人口増加や新興国の経済発展に伴う生活様式の変化に伴って水資源に対する需要が高まっており、UNESCOの予測によると2025年には約30~35%の人口が水不足に直面すると予測されている。
水資源は循環再生資源であるが、地域的に偏在することや降水の季節変動などによる局所的・一時的な枯渇が起こり得る。
このように水は重要な資源の1つであるが、これまでのLCAでは水質汚染の観点以外において水に関する評価はあまり重要視されていない。
そこで、資源としての水の評価の必要性やLCAにおける水に関する評価のこれまでの動向、また今後どのような課題があるのかについて紹介する。
LCA日本フォーラム会員の方をはじめ多くの方々のご参加をお待ちしております。
記
LCA日本フォーラム総会記念セミナー「水とLCA」
1.主催:LCA日本フォーラム
2. 開催日時:2009年6月10日(水) 14:30〜16:30
3. 開催場所:全日通霞ヶ関ビル8階大会議室A(東京都千代田区霞が関3-3-3)
地下鉄 銀座線『虎ノ門駅』より徒歩5分
地下鉄 千代田線・日比谷線・丸ノ内線『霞が関駅』より徒歩8分
地図 http://www.jemai.or.jp/lcaforum/pdf/zennitsu.pdf
4. 参加費:LCA日本フォーラム会員 :無料
非会員 :2,000円(税込)
5. 定員:230名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
6. プログラムの詳細・お申込方法は次のホームページからお願いします:
http://www.jemai.or.jp/lcaforum/news/090512.cfm
非会員の方は申込みページの[連絡事項など]の欄に必ず【非会員】と明記して下さい。
7.お問合せ先 :LCA日本フォーラム事務局
社団法人産業環境管理協会
tel:03-5209-7708 fax:03-5209-7716
E-mail: lca-project@jemai.or.jp
【登録日】2009.05.22