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イベント情報リチウムイオン2次電池の規制・安全性試験規格の国内外動向と安全性評価の狙い

リチウムイオン2次電池の規制・安全性試験規格の国内外動向と安全性評価の狙い

【カテゴリ】 エネルギー 燃料電池

【開催日】2011.04.15

【開催地】神奈川県


【講 師】第1部 泉化研株式会社 代表 菅原秀一 氏 

第2部 群馬大学 大学院工学研究科 応用化学・生物化学専攻 教授 鳶島真一 氏


【会 場】てくのかわさき 5F 第5研修室

【日 時】 平成23年4月15日(金) 11:00-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 1名につき52,500円(税込、昼食付、テキスト費用を含む)

※4月1日までにお申込いただいたTech-Zone会員は早期割引価格⇒1名につき47,250円(2名の場合55,650円)

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=1647



第1部 リチウムイオン電池 性能、安全性および試験方法の規格動向(2011版)

【11:00-12:00、12:50-14:50】

講師:泉化研株式会社 代表 菅原秀一 氏

【講座の課題と狙い】
リチウムイオン電池を搭載する電気自動車/EV、ハイブリッド車/HVおよびPHVの開発が活発化しており、2009年から2012年にかけて世界的な開発競争が展開されている。更には自然エネルギー(ソーラ、風力)の蓄電用途に大容量のリチウムイオン電池の導入が見込まれ、スマートグリッドとしての拡大が望まれている。また従来からの小型および中型のリチウムイオン電池の用途も、グローバルな拡大を継続に加えて、特にアシスト自転車や電動工具などへの応用は2009年を起点に急増している。
 この様な状況下で、リチウムイオン電池およびその用途分野における、諸規格や技術標準さらには法的な規制などの強化や新設が相次いでいる。これらは従前のスタイルとはかなり異なった、異常とも思えるスピードとグローバル化した状況で進められている。
 電池自体の製造、原材料と部材等の製造および電池の応用などにおいて、これら諸規制に準じて企画・設計および製造がなされるべきではあるが、情報の乏しさなどの事情と特に下記のような状況から、実務担当者の大きな負担となっております。

1.従来の二次電池との併用の規格があり(ニカド、NiMH、リチウム一次電池など(国内外)、リチウムイオンへの適用が判り難い

2.国内規格の大幅な追加・改訂と運用がなされている(JIS、電気用品安全法など)。

3.海外安全規格の見直しと強化がなされている(UL、UN(国際輸送))

4.欧米での新たな試験や規格の制定への動きが急である(IEEEなど)。特にこの動きは国際的な主導権争いも含まれ、日本からはなかなか見えにくい現状である。

5.SAEなど従来からの電気自動車用の電池規格や試験方法も存在しており、リチウムイオン電池もその範囲には入るが、電池の特性が大幅に異なるので、その適用に不明な点が多くある。

6.EUの電池指令やそれと関連したRoHS、WEEE(リサイクル)など、間接的ではあるが、実務上のアクションが取り難い。

7.FreedomCAR, EUCAR, USABC その他の海外の開発プロジェクトが電池の規格案などを発表しており、どこまでが研究でどこまでがデファクトスタンダードかが判然としない。


1.はじめに

2.対象となるリチウムイオン電池の応用機器 (種類と生産量)
 小型汎用機器(携帯機器)
 中型開発機器(電動工具、アシスト自転車など)
 大型 自動車用途
 大型 自然エネルギー蓄電等

3.規格などに関する概要 
 各国の工業規格
 規格などの分類と機能
 認証制度

4.特性と安全性試験の概要//以下の理解の為に
 電気的試験(国内外規格番号参照)
 機械的試験( “ )
 電池特性の表示と単位

5.リチウムイオン電池関係の規格(1)
 JIS及び電気用品安全法
 IEEE (スマートグリッド関係を含む)
 IEC  ( 同上 )
 欧米の規格の特徴 (認証制度への移行)

6.リチウムイオン電池関係の規格(2)
 UL 改訂と追加
 UN
 輸送関係規制(電池の輸出) 

7.リチウムイオン電池関係のガイドライン
 業界のガイドライン
 NEDOのロードマップ 2010
 NEDOの共通基盤研究

8.EU指令
 EU電池指令 2011版
 WEEE & RoHS
 REACHなど化学物質の規制 運用状況

9.自動車関係の電池規格
 Freedom CAR
 DOE & USABC
 EUCAR
 SAE
 国内の動向

10.まとめ

【質疑応答】





第2部 リチウムイオン電池の安全規制・安全規格動向と安全性評価試験項目、そのポイント

【14:45-16:15】

講師:群馬大学 大学院工学研究科 応用化学・生物化学専攻 教授  工学博士 鳶島真一 氏

【講演要旨】
リチウムイオン電池の適用用途は従来のモバイル機器のみならず電気自動車や発電装置等、拡大されており大きな市場がある。電池の高性能化の研究開発は盛んに行われている。一方で、リチウムイオン電池は安全性に法的規制等がある工業製品でもある。本講演ではリチウムイオン電池の信頼性、安全性評価試験技術について概説する。

1.リチウムイオン電池の最近の話題と安全性に関する動向
 1.1 リチウムイオン電池の性能と自動車・電力貯蔵システム等への適用について
 1.2 安全規制・安全規格の動向と展望
   〜安全基準の動向、国内外の規制のポイント、安全性ガイドライン〜

リチウムイオン電池の非安全時の電池の挙動
  〜小型から、中・大型リチウムイオン電池まで〜

3.リチウムイオン電池の安全性劣化要因とその対策
 〜小型から、中・大型リチウムイオン電池まで〜
 3.1 安全性劣化要因
 3.2 トラブル例
 3.3 リチウムイオン電池の安全性確保策

4.リチウムイオン電池の安全性評価の実際
 〜小型から、中・大型リチウムイオン電池に対応する〜
 4.1 安全性試験対象と安全性試験前処理条件
 4.2 電池材料開発における安全性評価
  4.2.1 電池材料の熱的挙動の評価方法
  4.2.2 電池材料の熱量測定の例
 4.3 電池開発における安全性評価
  4.3.1 電池の安全性試験方法
  4.3.2 電池の安全試験例
 4.4 自動車用リチウムイオン電池の安全性評価試験項目とそのポイント
 4.5 電池実用化時の注意事項

5.材料から見たリチウムイオン電池の安全対策と最適設計のポイント
 〜小型から、中・大型リチウムイオン電池に対応する〜
 5.1 安全性向上と高容量化を両立するための考え方
 5.2 電池の安全性と構成部材の関係及び安全設計
  5.2.1 電池の安全性と負極材料の関係及び安全設計のポイント
  5.2.2 電池の安全性と正極材料の関係及び安全設計のポイント
  5.2.3 電池の性能と安全性向上のための電解液・添加剤の活用法
  5.2.4 電解質・セパレータによる安全性対策の動向

【質疑応答】

【登録日】2011.03.08

登録者情報

【登録日】 2011.03.08

【登録者】&Tech

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