一般財団法人環境イノベーション情報機構
変形性関節症のメカニズムと最新治療薬・治療法の動向
【募集期間】| 2010.02.01〜2010.03.14

(独)国立病院機構相模原病院 臨床研究センター病態総合研究部 研究部長 福井 尚志 氏
京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 准教授 青山 朋樹 氏
大阪大学大学院 医学系研究科 運動器バイオマテリアル学 教授 菅本 一臣 氏
対 象 変形性関節症に関するすべての方
会 場 東京都立産業貿易センター 台東館 会議室B 【東京・浅草】
日 時 平成22年3月15日(月) 11:00〜15:15
定 員 25名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料 1名につき49,980円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
初めてお申込みいただいたお客様は1名につき46,480円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
⇒要(無料会員登録)
1.変形性関節症の発症と進行のメカニズム -総説と病態に関する新知見の紹介-
【11:00〜12:00】
(独)国立病院機構相模原病院 臨床研究センター病態総合研究部 研究部長 福井 尚志 氏
【講演趣旨】
変形性関節症はわが国で最も患者数の多い関節疾患であるが、疾患の進行を抑止できる治療法はいまだに見つかっていない。これは疾患の発症機序、進行機序が十分解明されておらず、創薬のターゲットが見出されていないためである。本講座では変形性関節症の発症、進行のメカニズムについて現在までに知られた知見を網羅した上で演者ら自身の知見も提示する。
【プログラム】
1.変形性関節症の発症機序
・発症に関与する要因
・加齢により変形性関節症が発症する機序
2.変形性関節症の進行機序
・軟骨細胞の関与
・滑膜の変化と滑膜細胞の関与
・病態における関節液の意義
・関節液に見られる変化
・生体力学的な要因
3.変形性関節症に関する我々の知見
・実際の臨床症例における変形性関節症の進行過程
・変形性関節症における疼痛:実際の臨床例における知見
・変形性関節症における軟骨細胞の機能変化とその成因
・変形性関節症における滑膜の変化とその成因
【質疑応答・名刺交換】
2.関節軟骨の再生を考えた新規変形性膝関節症治療薬の開発
【13:00〜14:00】
京都大学大学院 医学研究科 准教授 青山 朋樹 氏
【講演趣旨】
関節軟骨は一度損傷を受けるとその再生治癒は困難であると考えられています。それは関節軟骨細胞の増殖能、関節軟骨としての分化能を維持する機構に乏しいためと考えられます。そこで関節軟骨損傷の最終型である変形性関節症の治療を行うには関節軟骨の生物学的特性を十分に理解することが必要であり、このことを今回のテーマとしたいと思います。
【プログラム】
1.関節軟骨の生物学的特性と変形性関節症
1.1 関節軟骨の構造
1.2 関節軟骨細胞の性質
1.3 関節軟骨構造の破綻と変形性関節症発症のメカニズム
1.4 変形性関節症の病態と治療の問題点
2.現在の変形性関節症治療薬
2.1 変形性関節症薬物治療ガイドライン
2.2 現在の変形性関節症治療薬の問題点
3.新規変形性関節症治療薬の開発
3.1 軟骨再生を考えた治療薬の開発
3.2 軟骨欠損モデルにおける治療実験の結果および副作用
4.今後の展望
4.1 変形性関節症治療薬開発における問題点
4.2 臨床を見据えた新薬開発のコンセプト
【質疑応答・名刺交換】
3.変形性関節症における外科的治療の観点から見た治療法・治療計画・術後評価
【14:15〜15:15】
大阪大学大学院 医学系研究科 菅本 一臣 氏
【講演趣旨】
変形性膝関節症に対する人工関節を初めとした外科的治療は関節の痛みをとる以外に 正常な関節動態を再獲得することを目的としている。しかしこれまで骨関節の生体内での 3次元動態をしる方法が欠如していたために、治療計画、術後評価が十分に行えなかった。 通常のX線イメージ装置やCT、もしくはMRIを用い、それを最新のコンピュータ解析ソフトを 駆使することによって生体内3次元動態解析が可能となった。本手法は膝の人工関節手術に 限定したものではなく広く他の骨関節に応用可能であり、これに伴って外科治療体系が 大きく変わろうとしている。
【プログラム】
1.人工膝関節の問題点
2.膝関節動態について
3.最新の膝関節動態 解析手法について
4.人工関節術後動態について
5.術前手術計画 ・術中ナビゲーション
6.動態解析システムの 他領域での汎用性
7.変形性膝関節症の疫学
8.変形性膝関節症の病態
9.変形性膝関節症の画像診断
10.変形性膝関節症の保存的治療
11.変形性膝関節症の外科的治療
12.人工膝関節の構造
13.人工膝関節の成績
【質疑応答・名刺交換】
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【登録日】2010.02.02