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イベント情報次世代自動車用遮熱・断熱ガラス・ウィンドウ・フィルムの開発と冷暖房効果・快適性の改善および熱線遮蔽・電磁波透過性向上

次世代自動車用遮熱・断熱ガラス・ウィンドウ・フィルムの開発と冷暖房効果・快適性の改善および熱線遮蔽・電磁波透過性向上

【カテゴリ】 エネルギー 省エネルギー

【開催日】2013.02.27

【開催地】東京都


【募集期間】| 2013.01.10〜2013.02.26
★次の電気自動車市場で、俄然注目を集めている「ウィンドウフィルム」「遮熱ガラス」!
★カーフィルム市場に必要とされる「ウィンドウフィルム」「遮熱ガラス」「グレージング樹脂」の要求、遮熱・断熱性と透明性のレベルとは?
★次世代電気自動車、ハイブリット自動車空調に掛る燃費を改善し、ひいては走行距離を高めるキーマテリアルについて、各メーカーが語る!

【講 師】
第1部 カルソニックカンセイ(株) 先行技術開発グループ ご担当者 様

第2部 三菱エンジニアリングプラスチックス(株) 技術センター 製品開発グループ グループマネージャー ご担当者 様

第3部 セントラル硝子(株) 硝子研究所 副参事 高松 敦 氏

第4部 (株)エフ・ティ・エスコーポレーション 代表取締役 門倉 貞夫 氏

【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第2集会室【東京・中央区】
・都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由  B4出口 5分

【日 時】
平成25年2月27日(水) 11:30-17:45

【聴講料】
【早期割引価格】1社2名につき56,700円(税込、テキスト費用を含む)
※2月13日を過ぎると【定価】1社2名につき59,850円(税込、テキスト費用を含む)

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第1部 電気自動車・ハイブリッド車車内における断熱・遮熱への要求特性と部材での遮熱・室内空調効果向上

【11:30-12:45】

講師:カルソニックカンセイ(株) 先行技術開発グループ ご担当者 様

【講演内容】
 エンジンが無いEV(電気自動車)あるいはエンジン停止時間が比較的長いハイブリッド車(HEV)は,排熱源であるエンジン冷却水がないか小さいため,空調でも特に暖房時が不利になる。空調システムのエネルギ源として駆動エネルギ(バッテリや燃料)を使うと,航続距離の短縮化や燃費悪化の問題あり,できるだけ駆動エネルギ源を使わない方式が望ましい。このための駆動源の変遷および新しい空調技術や断熱・遮熱技術について解説する。

【プログラム】
1. 環境からの要請 〜次世代自動車の必要性〜

2. 各社事例から見た次世代自動車の航続距離の現状と課題
 2-1. 課題 @コスト  A航続距離  B充電時間  C充電インフラ
 2-2. ガソリン車に対する電気自動車の消費エネルギ
 2-3. 電気自動車の消費エネルギ

3. 空調と内装材の関係

4. 次世代自動車の車室内環境に求められる要素技術

5. 電気自動車用エアコンとは
 5-1.各種冷暖房方式の特徴比較 
 5-2.コンプレッサとは
 5-3.ヒートポンプとは

6. クリーン・ディーゼル車用補助暖房とは
 6-1.種々の補助暖房とは  
 6-2.ヒートブースターによる暖房性能の改善

7. 車両の熱マネジメント改善とは
 7-1.排熱回収システムによる熱マネジメント
 7-2.蓄熱システムによる熱マネジメント

8. エアコンの改善とは
 8-1.ヒーター・シート
 8-2.内部熱交換機

9. 空調システムの変化に伴う、自動車部品・内装材の変化
 9-1.今後必要となる部品は何か?
 9-2.現状課題となっている部分は何か?
 9-3.空調の変化が、自動車部材・内装材にどのような影響を与えるのか

10.EV/HEV用断熱・遮熱部材と技術動向・要求・要件とは
 10-1. 断熱・遮熱ガラス・フィルム
  10-1-1 EV/HEV用ガラスの要件とは?
  10-1-2 IR/赤外線カットガラス
  10-1-3 調光・遮音ガラス
  10-1-4 ガラス窓の樹脂化
 10-2. 内装材の断熱技術
  10-2-1 発泡断熱材
  10-2-2 VIP/真空断熱パネル
  10-2-3 シンサレート

11.解析ツールによる車室内環境の解析

12.まとめ

【質疑応答・名刺交換】

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第2部 自動車用樹脂グレージングの開発と高機能化・成形加工技術での取り組み

【13:30-14:45】

講師:三菱エンジニアリングプラスチックス(株) 技術センター 製品開発グループ グループマネージャー ご担当者 様

【キーワード】
1.樹脂グレージング
2.熱線遮蔽
3.熱マネジメント
4.多色成形

【講演内容】
 自動車部品の軽量化は、炭酸ガス排出量の削減、燃費向上につながる大きな手段で、中でも自動車用窓ガラスの樹脂化は軽量化効果も大きく、非常に注目されているテーマである。本講演では、欧米を含めた開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、その技術的課題に関して概説する。

【プログラム】
1.はじめに
 1-1 樹脂グレージングの背景
 1-2 市場動向と各国要求規格

2.樹脂グレージングの特徴と技術的課題
 2-1 樹脂グレージングの特徴
 2-2 多色成形技術とCAE予測技術
 2-3 熱線遮蔽、熱マネジメント

3.まとめ

【質疑応答・名刺交換】

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第3部 自動車用遮熱ガラスの高機能化・電波透過性保持の両立

【15:00-16:15】

講師:セントラル硝子(株) 硝子研究所 副参事 高松 敦 氏

【受賞経歴】
日本セラミックス協会 学術論文誌2005JCerSJ優秀論文賞

【講演内容】
 低炭素社会を作り出す上で、自動車から排出されるCO2 ガスを削減することが重要なポイントとなる。また、近年発売された電気自動車(EV)の普及のためには、航続距離の向上が課題である。高性能な自動車用遮熱窓ガラスは、エアコン負荷の低減によるガソリン車のCO2 排出量低減や、EV の航続距離向上を実現する。本発表では、自動車用遮熱ガラスの種類、求められる特性などについて解説する。

【プログラム】
1.自動車用ガラスの基礎
 1-1 自動車用ガラスの種類
 1-2 自動車用ガラスに求められる基本的特性

2.従来の遮熱ガラス
 2-1 ガラス自体による遮熱
 2-2 フィルムの貼合による遮熱(単板ガラス)
 2-3 膜形成による遮熱(単板ガラス)
 2-4 PVB 樹脂による遮熱(合わせガラス)
 2-5 膜形成による遮熱(合わせガラス)

3.遮熱ガラスを取り巻く昨今の状況
 3-1 CARB によるクールカー規制(米国カリフォルニア州)
 3-2 求められる特性

4.新しい遮熱ガラス―光学特性・電磁波透過性の課題
 4-1 遮熱WSの開発指針(電磁波透過性と光学特性)
 4-2 電磁波透過型遮熱WSの実例
 4-3 遮熱性の評価の実例(ラボ、実車での季節別検討)
 4-4 開発における注意点(IR反射タイプ? IR吸収タイプ?)

5. 断熱ガラスへの取り組み(建築用ガラスの例から)

【質疑応答 名刺交換】


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第4部 反射型透明断熱フィルムの基礎と高効率製造技術〜自動車用ウィンドウフィルムに向けた素材の開発〜

【16:30-17:45】

講師: (株)エフ・ティ・エスコーポレーション 代表取締役 門倉 貞夫 氏

【講師ご経歴】
1998:ベンチャーフェアJapan98 「審査委員会奨励賞」受賞
1999:三和ベンチャー育成基金、富士ニュービジネス育成基金の認証
2001-2003:SBIR「省エネルギーフィルム製造技術創生」課題受託
2007-2008:NEDO助成「透明断熱フィルムの実用開発の推進」

※講演プログラム内容は変更の可能性がございます。

【講演主旨】
この3月11日の大震災により省エネ製品の社会的ニーズは緊急を要するレベルに高まった。特に、ガラス窓からの電磁波である太陽エネルギーを遮熱できる透明断熱フィルムの応用製品に求められるのは、@家にあっては既存の窓ガラスに簡易加工しただけで電磁波を反射し、冬の結露を防止する断熱機能があり安価で簡単な工事ができる。A商業ビルや公共ビルにあっては特に夏の日射エネルギーを室内に持ち込まない省エネ効果と熱割れ危険のない遮熱フィルムであると考える。本講演では、新スパッタ技術による透明断熱フィルムの特徴について従来技術による製品との類似点、相違点について述べる。

【プログラム】
1.透明断熱フィルムとスパッタ技術の関わり
 1-1 透明酸化膜とAg合金薄膜の多層化技術の歴史
 1-2 透明酸化膜の真空中低温成膜技術

2.ロールtoロール式多層膜製造技術
 2-1 マグネトロン式(MS)技術
 2-2 新対向ターゲット式(NFTS)技術

3.透明断熱フィルム技術の構成と光学特性
 3-1 MS技術での薄膜構成と緩和現象について
 3-2 NFTS技術での薄膜構成と緩和現象について

4.NFTS技術による透明断熱フィルム応用の展望

5.まとめ

【質疑応答 名刺交換】

【登録日】2013.01.15

登録者情報

【登録日】 2013.01.15

【登録者】&Tech

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