一般財団法人環境イノベーション情報機構
横浜国立大学 第41回生態リスクCOE公開講演会
横浜国立大学 グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」第41回公開講演会
日時: 2010年2月17日(水)15:00-17:00
場所: 横浜国立大学 環境情報1号棟316室
講演者:永野昌博
十日町市立里山科学館「森の学校」キョロロ主任学芸員
◆演題: 「小さな博物館の大きな野望
〜キョロロが目指す地域づくりと里山保全〜」
講演要旨:
人口3,000人足らずの小さな町が7年前に博物館を建てた。そこには、小さいながらも3人の学芸員が常駐している。3人はみな博士号を持った研究者で、私もその1人である。私たちの使命は、学術的な研究成果は当然のことながら、その成果を地域住民と共につくりあげていくこと、そして、成果を地域へ還元していくことである。さらにその先には、地域活性と里山再生という大きな野望がある。これは、言うは易しだが、実現することは実に難しい。教科書にもその方法は載っていない。
だから、手当たりしだいにいろいろとやってきた。小中学校の総合学習支援活動、自然観察会、地域住民との生物多様性調査活動、ブナ林の植林活動、棚田の保全活動、雪室を使ったカブトムシ養殖、放棄水田を使ったメダカ養殖、ICTを活用した地域資源データベースづくりなどである。
これらの活動を基に、生態学と里山保全との接点や地域づくりへの貢献も視野に入れた研究スタイル、博物館スタイル、里山保全スタイルについて一緒に考えていきたい。
【登録日】2010.02.12