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エンジン自動車vsプラグインハイブリッド自動車vs電気自動車vs燃料電池自動車

【カテゴリ】 エネルギー 燃料電池

【開催日】2011.07.13

【開催地】東京都


◆講師
第1部 株式会社テクノメディア 代表取締役 清水 和夫 氏
第2部 東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授 津江 光洋 氏
第3部 独立行政法人産業技術総合研究所 エネルギー研究部門 クリーン動力G 客員研究員 清水 健一 氏
第4部 早稲田大学 環境総合研究センター 参与・招聘研究員 樋口 世喜夫 氏
第5部 東京都市大学 名誉教授/非常勤講師 高木 靖雄 氏

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第1講 変革する自動車業界に活路を見いだす
【10:30〜11:30】

【講演趣旨】
原発問題で揺れる日本のエネルギー政策。電力のみならず、持続可能なエネルギーはどのように
考えるべきなのか。
本セミナーでは、欧米や新興国を取材した経験から、世界の一次エネルギー事情を自動車
セクターで考えてみる、と同時に自動車のパワートレーンの多様化と進化を考えてみる。
1.EVの可能性
2.水素燃料電池車の可能性
3.ハイブリッドかレンジエクステンダーか
4.内燃エンジンはどこまで進化するのか
(講師プロフィール)
武蔵工業大学 電子通信工学課 卒業
1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストと
して活躍。
自動車の運動理論や安全性能を専門とするが、環境問題、都市交通問題についても研究。
TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。また、
自動車国際産業論にも精通し、グローバルに自動車産業を分析する。
現在、クルマ専門の動画サイトstartyourenginesを主宰し、最近は東海大学の講師として
欧州自動車技術史を教えている。ディーゼルと水素とハイブリッドへの造詣は深い。
著書:『ITSの思想』(日本放送出版協会)
   『ディーゼルこそが、地球を救う』(ダイヤモンド社)
   『燃料電池とは何か』(日本放送出版協会) 他多数
その他の活動:
・2000年 自動車の省エネ性能の評価に関する調査委員(通産省「経産省」外郭団体
     省エネルギーセンター) 
・2003-2005年 クリーンディーゼル普及検討委員(経済産業省 自動車課) 
・2007年〜現在 関東支社有識者懇談会委員(東日本高速道路株式会社 NEXCO) 
・2007年 豊田市街作り検討委員
・2008年 クリーンディーゼル普及検討会(経済産業省) 
・2009年 革新的次世代低公害車総合技術開発 分科会員(NEDO技術開発機構)
・2009年 韓国政府招待による韓国クリーンディーゼル普及シンポジウムにて講演 
・日本交通医学研究会 会員 
・社団法人 自動車百科事典 編集委員(自動車技術会) 
・キッズデザイン協議会 会員(内閣府認証NPO法人)
Webサイト清水和夫:http://www.shimizukazuo.com/



第2講 自動車用内燃機関の高効率化に関する現状と将来動向
【11:35〜12:35】

【講演趣旨】
地球温暖化対策の一環として、自動車から排出される二酸化炭素の排出量削減が緊急の課題と
なっている。このためには、動力源や変速機の高効率化・ボディーの軽量化・シャシー部品の
高性能化による走行抵抗低減や軽量化など、様々な技術課題を解決する必要があるが、特に
内燃機関を動力源とする自動車においては、内燃機関の高効率化、すなわち熱効率向上が
必須である。
本セミナーでは、特に内燃機関本体に着目し、各種内燃機関において熱効率に影響を及ぼす
因子を抽出し、熱効率向上に資する具体的な手法について、新しい燃焼技術を用いた図示熱
効率の向上、および機械損失低減の観点から概説する。
1.自動車による二酸化炭素排出の現状
2.内燃機関の熱効率  
  ・理論熱効率
  ・図示熱効率
  ・正味熱効率
3.火花点火機関(ガソリンエンジン)の熱効率向上技術
  ・高圧縮比化
  ・ノック制御
  ・気筒休止
  ・新燃焼技術(HCCI,筒内直接噴射)
  ・給排気機構制御
4.圧縮点火機関(ディーゼルエンジン)の熱効率向上技術
  ・噴射系制御
  ・高過給化
5.燃料の多様化
6.LCA解析に基づく内燃機関のポテンシャル

(講師プロフィール)
1989年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)
1990年 大阪府立大学工学部 助手
1996年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 助教授
2007年      同                教授
専門分野:燃焼工学,内燃機関,航空宇宙推進工学,宇宙環境利用
社会活動等(現在):
日本燃焼学会 理事
自動車技術会 ガソリン機関部門委員会幹事
  同    計測診断部門委員会委員
  同    論文編集委員会委員 他



第3講 ハイブリッド・プラグインハイブリッド自動車の技術動向と将来展望
【13:35〜14:35】

【講演趣旨】
次世代自動車の一翼を担う電動車両には電池駆動EVから現在普及の著しい電気・内燃機関
ハイブリッド車まで様々な形態があり、各々、固有の得失を持っている。電動車両についての
系統的な技術解説によって各々の果たすべき役割と,現状の課題を紹介したうえで,
ハイブリッド車の現状と将来のあるべき姿について詳述する。
1.自動車のおかれた環境と電動車両の役割
2.ハイブリッド車の構成と電動車両の形態
3.ハイブリッド車の現状と課題
・乗用車HEVのトレンド
・貨物車HEVの普及を妨げるもの
4.プラグインハイブリッド車の現状と課題
・PHEVの目指すもの
・ブレンド型PHEVの意味
・レンジイクステンダー型PHEVの可能性
5.HEV・PHEVの将来展望

(講師プロフィール)
(独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員 博士(工学)
 早稲田大学 環境総合研究センター 招聘研究員
 自動車技術会フェロー/フェローエンジニア

<職歴>
1967年、早稲田大学理工学部応用物理学科卒
同年 工業技術院機械試験所(後の機械技術研究所)入所
自動車安全公害部研究官・主任研究官、基礎機械部・エネルギー部研究室長
(独)産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門主任研究員、産総研特別研究員、
(財)日本自動車研究所客員研究員(併任)を経て現在に至る。
<研究歴>
自動車の衝突試験法の研究に従事後、通産省の電気自動車大型プロジェクトで電気自動車の
評価試験法に従事。以後、HEV用変速機、電池管理システムの他、主に自動車関連の試験計測法に
関する研究に従事。現在、雪氷路用タイヤの氷上性能、高効率車両の台上試験法の研究の他、
EV標準化活動(国内/国際)等EV普及支援活動に従事。
<受賞歴>SAE、SATL共催 寒冷地シンポジウム Best Paper賞、 自動車技術会 論文賞



第4講 電気自動車の実用化と普及策に関する世界動向
【14:40〜15:40】

【講演趣旨】
20世紀初頭は信頼性の乏しいガソリン車より、臭い・振動・騒音が無く、クランクハンドルを
回すエンジン始動や困難なギアチェンジが不必要な電気自動車が好まれた。1908年に、フォード
システムで量産し多くの人にも手が届く価格で実用性を満たしたT型フォードが登場した。
それから100年を経て、排出ガス清浄化と地球温暖化防止及びエネルギーセキュリティの要請は
一層厳しくなり、内燃機関自動車の単なる延長では解決困難な燃費レベルが要求されてきた。
電気自動車は、再生可能エネルギーを活用した低炭素社会のモビリティとして注目され、リーマン
ショック以降のクリーンニューディール政策のもと、情報通信など異業種連携産業として都市と
ライフスタイルの変化を伴うイノベーションへの競争が、主要国で開始された。
1.自動車の電動化の背景
2.日本の電気自動車の実用化と普及策
3.中国の電気自動車の実用化と普及策
4.米国の電気自動車の実用化と普及策
5.欧州の電気自動車の実用化と普及策
6.各国の産業構造の特徴と普及目標
7.新しいモビリティ分野と社会・ビジネス業態の変革
講師プロフィール
1965年 早稲田大学 理工学部 卒業
1965年 日産自動車株式会社 入社
1980年 技術企画室課長、英国製造FSチーム員兼務
1988年 中央研究所 車両研究所 主管研究員
1990年 欧州日産テクノロジーセンター(ブラッセル)社社長
1995年 環境・安全技術部長
2000年 社団法人自動車技術会 常務理事
現在:早稲田大学 環境総合研究センター参与 招聘研究員、日中自動車交流協会 副理事長、
公益社団 自動車技術会フェロー 代議員、フェローエンジニア(自動車)
公職歴等:日本工業標準調査会、産業構造審議会、化学品審議会、
     環境対応車普及方策検討会委員等委員、東京都立大学等非常勤講師 ほか
経済産業大臣賞受賞(日本の工業標準化への功労)



第5講 自動車用と家庭用燃料電池・水素インフラ実用化の現状と課題
【15:50〜16:50】

【講演趣旨】
現在の地球が抱えている温暖化、大気環境汚染化および資源枯渇の諸課題を緩和する
手段として期待が高く開発が進められている燃料電池は、わが国では定置式家庭用が
2009年から発売が開始され、また自動車用は2015年から発売を開始することを
自動車メーカーが公表するなど、本格的な実用化の時期に入りつつある。
本セミナーでは、現在実用化の中心となっている固体高分子形燃料電池の発展の過程と
抱えている課題について概説する。また、燃料電池とともに、特に自動車用では必須である
水素供給のインフラの開発の現状と課題についても同様に触れる。
1.環境・エネルギー問題と燃料電池
2.固体高分子形燃料電池の作動原理
3.家庭用と自動車用燃料電池開発と実用化の現状
4.燃料電池実用化の課題
5.燃料電池自動車と電気自動車の特徴
6.世界各国で行われている燃料電池自動車の実証試験 の紹介
7.自動車用水素製造・輸送・供給インフラ開発の現状と課題
8.まとめ
(講師プロフィール)
1970年 北海道大学 大学院工学研究科 修了
1980年 米国ウィスコンシン大学 客員研究員
1987年 工学博士(北海道大学)
1990年 日産自動車(株)入社
    以降、低エミッション/低燃費ガソリン機関の研究開発
1996年 日産自動車(株)にて燃料電池の研究開発
1997年 日産自動車(株)首席研究員
2001年 武蔵工業大学(現東京都市大学)教授
    燃料電池システムと水素エンジンの研究
2011年 東京都市大学非常勤講師(名誉教授)

【登録日】2011.06.12

登録者情報

【登録日】 2011.06.12

【登録者】&Tech

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