一般財団法人環境イノベーション情報機構
企業における研究/開発現場での試薬・廃液・廃棄物の管理
【募集期間】| 2011.07.01〜2011.08.04

第1部 和光純薬工業株式会社 試薬事業部 事業戦略部 法規管理室長 薬学博士 岩田 勉 氏
第2部 株式会社ハチオウ 組織活性化部 総務業務管理チーム チームマネージャー 斉藤 光男 氏
第3部 東京大学名誉教授 田村 昌三 氏
【日 時】
平成23年8月5日(金) 10:30-16:00
【早期割引価格】
1社2名まで51,450円(税込、昼食、テキスト費用を含む)
※※7月22日を過ぎると【定価】1社2名まで54,600円(税込、昼食、テキスト費用を含む) となります
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第1部 試薬の安全管理
【10:30-12:00】
講師:和光純薬工業株式会社 試薬事業部 事業戦略部 法規管理室長 薬学博士 岩田 勉 氏
【キーワード】
1.試薬 2.安全管理 3.事故事例
【講演主旨】
試薬は、研究開発等に不可欠なものですが、その取り扱いを誤ると大きな事故に繋がる可能性があり、常にその取り扱いに注意を払う必要あります。今回の講演では、試薬を安全に取り扱うために、化学物質に関する法律(消防法、毒劇法等)、試薬の安全情報の入手、事故例から学ぼう、事故データの分析などについて簡単に説明させて頂きます。
【プログラム】
1.はじめに
2.化学物質に関する法律
消防法、毒物及び劇物取締法など
3.試薬の安全情報の入手
4.事故事例から学ぼう安全対策
5.整理整頓も安全対策
【質疑応答 名刺交換】
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第2部 安全な実験廃棄物処理
【12:50-14:20】
講師:株式会社ハチオウ 組織活性化部 総務業務管理チーム チームマネージャー 斉藤 光男 氏
【キーワード】
1.有害廃棄物の処理 2.化学薬品の処理 3.特別管理産業廃棄物
【講演主旨】
廃棄薬品や実験廃液等の試験・研究系廃棄物は、その特殊性から施設内での取扱いや保管、また廃棄処理時に有毒ガスの発生や火災・爆発等の事故を惹き起こす潜在的リスクを抱えている。それゆえ適切な管理のもと取り扱われ安全に廃棄されるべきであるが、未だ事故やトラブルが後を絶たない。その原因は排出者の安全に関する自覚不足や、後工程である廃棄物処理業者への内容成分に関する情報の伝達の不十分さに起因している。本講演では、試験・研究系廃棄物の適正な処理に関し、廃棄物処理業者の視点から研究施設内での改善すべき本質的な課題を報告します。
【プログラム】
1.当社の事業概要
1-1.ハチオウとは
1-2.特別管理産業廃棄物処理業
2.施設内での問題事例
2-1.内容不明な薬品の存在
2-2.異動、施設移転に伴う薬品の大量廃棄
2-3.組織で把握していない薬品の存在
2-4.むやみに購入、保有、廃棄できない薬品の存在
2-5.施設内での事故やトラブルの事例
3.試験・研究系廃棄物の処理のあり方
3-1.試験・研究系廃棄物とは
3-2.少量多品種な廃棄物のむずかしさ
3-3.化学的特性に応じた個別処理の必要性
3-4.当社の処理工程
4.処理時のリスク
4-1.廃液容器の破損や劣化による漏洩
4-2.内容成分に関する情報の不確実さ
4-3.容器内での化学変化・処理困難物質の混入
5.廃棄物処理業界における事故、トラブルの事例
6.安全な廃棄のポイント
6-1..収集区分の設定例
6-2.廃棄物処理業者の立場から..
6-3.内容不明な薬品・廃液の発生予防
【質疑応答】
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第3部 研究・開発現場での安全管理
【14:30:-16:00】
講師: 東京大学 名誉教授 田村 昌三 氏
【キーワード】
1.研究開発における事故例と教訓 2.化学プロセスの安全化 3.化学プロセスのエネルギー危険性評価
【講演要旨】
研究開発は安全管理が困難で、事故件数も多い。それは研究開発が創造的、挑戦的で、未知の要素が多く、また、研究開発の進展により種々変更を伴うため、本来行うべき安全性評価を十分に行うことが困難なこと、取扱う規模が小さく、危険認識が希薄となりやすいこと等による。
しかしながら、小規模といえども、潜在危険の大きなものもあり、また、評価対象が多くても、潜在危険性を十分に評価した上で、安全に取り扱うことが必須である。
ここでは、化学プロセスの研究開発における代表的事故例と教訓について述べ、化学プロセスの安全化の考え方とその基本となるエネルギー危険性評価法について紹介する。
1.はじめに
1-1 化学物質と潜在危険性
1-2 研究開発における潜在危険
2.化学プロセスにおける事故例と教訓
2-1 失敗知識DB
2-2 代表的事故例と教訓
3.化学プロセスの安全化
3-1 化学プロセスにおける危険要因の把握
3-2 化学プロセスの潜在エネルギー危険性評価
3-3 化学プロセスのエネルギーリスク評価
3-4 適切な安全対策
4.化学プロセスのエネルギー危険性評価
4-1文献情報による潜在エネルギー危険性推定
4-2 熱化学計算による潜在エネルギー危険性予測
4-3 実験による潜在エネルギー危険性評価
5.まとめ
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2011.07.11