一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

イベント情報蓄電池産業戦略と資源循環

蓄電池産業戦略と資源循環

【カテゴリ】 エネルギー 燃料電池

【開催日】2023.11.28

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
T.蓄電池産業の現状と今後の方向性
〜蓄電池産業戦略について〜

経済産業省 商務情報政策局 
情報産業課 電池産業室 係長
笠井 一哲(かさい かずあき) 氏
13:30〜14:40

カーボンニューラルの実現に向けた動きが世界的に活発化する中で、蓄電池は次世代社会を支える重要技術である。特に、自動車等のモビリティの電動化において蓄電池は最重要技術であり、今後、蓄電池産業は、自動車産業と両輪となって日本経済を牽引する可能性を秘めている。
本セミナーでは、技術革新と市場拡大が進む蓄電池業界の概要とともに、我が国の蓄電池産業戦略について、基本的な考え方とその取組を御紹介する。

1.蓄電池の重要性・市場動向
2.電池のサプライチェーン
3.海外の政府・産業界の動向
4.経産省の政策の方向性と取組
5.質疑応答/名刺交換

U.蓄電池の資源循環プロセスの現状と課題

早稲田大学理工学術院 創造理工学部 
環境資源工学科 教授
東京大学大学院 工学系研究科 
システム創成学専攻 教授
所 千晴(ところ ちはる) 氏
14:50〜16:00

カーボンニュートラル政策とも相まって需要拡大が見込まれる蓄電池は、欧米、中国など各国がそれぞれの立場から資源循環に取り組んでおり、日本としても処分場ひっ迫や適正処理の観点のみならず、環境・人権デューデリジェンスや資源安全保障の観点からもサーキュラーエコノミー実現が求められる。そのための種々の分離プロセスが開発検討されているが、まだ国内には安定した2次資源市場が形成されておらず、課題も多い。
本講演では資源循環プロセス開発を中心に、その現状と課題を紹介する。

1.資源循環とカーボンニュートラル
2.蓄電池のサステナビリティ
3.資源循環のための分離濃縮技術の概要
4.リチウムイオン電池の資源循環プロセスの概要
5.ダイレクトリサイクルへの取り組み
6.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
笠井 一哲(かさい かずあき) 氏
2023年5月 経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 電池産業室。

所 千晴(ところ ちはる) 氏
2003年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手、早稲田大学理工学術院専任講師、准教授を経て、2015年より早稲田大学理工学術院教授(現職)。2016年11月より東京大学生産技術研究所特任教授(兼任・現職)。2018年9月より4年間、早稲田大学ダイバーシティ推進室長(兼担)。2021年4月よりJX金属株式会社社外取締役、クロスアポイントメントにて東京大学大学院工学系研究科教授(現職)。2022年より早稲田大学高等研究所副所長、カーボンニュートラル社会研究教育センター副所長(兼担・現職)。
日本学術会議会員、経済産業省中央鉱山保安協議会、産業構造審議会、総合資源エネルギー調査会各委員、その他NEDO、JOGMEC、JST、東京都、川崎市などの各委員を歴任。専門は資源循環工学、化学工学、粉体工学。資源循環や環境修復に寄与する分離技術に取り組んでおり、JST未来社会創造事業では「製品ライフサイクル管理とそれを支える革新的解体技術開発による統合循環生産システムの構築」事業の研究代表者を担当している。令和4年度(第27回)リサイクル技術開発本多賞受賞。2020年度粉体工学情報センターIP奨励賞受賞。平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)受賞。また、環境資源工学会論文賞、廃棄物資源循環学会論文賞、資源・素材学会論文賞など複数の論文賞受賞。著書に「資源循環論から考えるSDGs(エネルギーフォーラム社)」など。

【登録日】2023.10.06

登録者情報

【登録日】 2023.10.06

【登録者】公益財団法人 原総合知的通信システム基金

この情報の修正・削除