一般財団法人環境イノベーション情報機構
耐熱透明フィルムの開発と高機能化技術、応用展開、市場動向
【募集期間】| 2012.03.01〜2012.04.24

★フレキシブル基板への検討例! 形状の自由度、薄型・軽量!
★事前内容リクエストサービス実施中! お客様の実務課題の持ち込み大歓迎です!
【講 師】
第1部 住友化学 (株) 情報電子化学品研究所 上席研究員 グループマネージャー 博士(工学) ご担当者
第2部 日本ゼオン(株) 高機能樹脂・部材事業部 高機能樹脂販売部 課長
第3部 (独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター 先進機能材料チーム長 蛯名 武雄 氏
第4部 東京工芸大学 工学部 生命環境化学科 教授 工学博士 松本 利彦 氏
【会 場】
中央区立産業会館 4F 第3集会室【東京・中央区】
都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由 B4出口 5分 (道案内2)
JR総武快速線 馬喰町駅 東口改札経由 C1出口 5分 (道案内3) ほか
【日 時】平成24年4月24日(火) 13:30-16:30
【参加費】
1社2名につき56,700円(税込、テキスト費用を含む)
◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2649
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第1部 PES及び透明耐熱樹脂の特性・応用技術、市場動向
【10:00-11:15】
講師:住友化学 (株) 情報電子化学品研究所 上席研究員 グループマネージャー 博士(工学) ご担当者様
【著書】
「各種透明フレキシブル基板材料の開発・特性と高性能化」他多数
【キーワード】
1.PES
2.フレキシブルディスプレイ
3.耐熱性
【講演主旨】
透明性樹脂の高耐熱化の候補としてPESは絶えず注目を浴びており、具体的にフレキシブル基板への検討例もあるが、その課題も多い。PESの製造メーカーとしての視点からその課題と克服のための取り組み例を紹介する。
【プログラム】
1.PESについて
1-1 定義
1-2 合成ルート・キャラクタリゼーション
1-3 熱安定性・基本特性
2.PESの工業化
2-1 企業化の歴史
2-2 需給動向
2-3 技術開発動向
2-4 応用例(用途)
3.PESの改質
3-1 化学修飾
3-2 ブロックポリマー
3-3 特殊PES
3-4 ブレンド(アロイ)
3-5 エポキシ樹脂との複合化
4.耐熱透明樹脂の動向とPESの位置づけ
4-1 耐熱透明樹脂の中でのPESの位置づけ
4-2 PESフィルムと他の耐熱透明樹脂フィルムの比較
5.まとめ
【質疑応答 名刺交換】
第2部 シクロオレフィンポリマーの特性と透明プラスチック基板材料としての応用、市場動向
【12:15-13:30】
講師:日本ゼオン(株) 高機能樹脂・部材事業部 高機能樹脂販売部 課長
【キーワード】
1.プラスチック基板
2.フレキシブル太陽電池
3.フレキシブルディスプレイ
【講演主旨】
透明プラスチックフィルムを基板に用いたフレキシブル電子デバイスは、その形状の自由度、薄型・軽量などの特長から、薄型太陽電池、電子ペーパー、有機ELディスプレイなどのアプリケーションを中心に開発が進められており、これらフレキシブル電子デバイスの性能維持・向上のため、透明プラスチック基板の耐湿性や水蒸気バリア性の改善要求が高まってきている。本講演ではこれらの要求を満たす透明プラスチック基板フィルム基板用素材として注目されている、シクロオレフィンポリマーの特長・開発動向について説明する。
【プログラム】
1.透明プラスチック基板の概要
1-1 開発背景
1-2 特長と課題
1-3 開発ターゲット
2.透明プラスチック基板材料としてのシクロオレフィンポリマー(COP)
2-1 シクロオレフィンポリマー(COP)とは
2-2 ZEONOR®とは
2-3 高透明性
2-4 水蒸気バリア性(低吸湿性・低透湿性)
2-5 微細転写性
2-6 耐衝撃性
2-7 耐薬品性
2-8 低吸着性(参考)
3.シクロオレフィンポリマーの透明基板への応用
【質疑応答 名刺交換】
第3部 ポリマー/クレイナノコンポジット・粘土膜を用いた難燃・耐熱フィルム・ハイガスバリア材の特性・製法と応用
【13:45-15:00】
講師:(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター 先進機能材料チーム長 蛯名 武雄 氏
【著作・受賞・経歴】
第二回ものづくり日本大賞(2007年),化学・バイオつくば賞(2008年),
応用鉱物科学会応用鉱物科学賞 (2009年),
科学技術分野の文部科学大臣表彰 (2011年),
産学官連携功労者表彰経済産業大臣賞(2011年)
【キーワード】
1.ナノコンポジット
2.太陽電池
3.ガスバリア
【講演主旨】
古来粘土ポリマーコンポジットフィルムは広く利用されてきたものであるが、最近の耐熱・ハイガスバリアに対するニーズから、その性能が見直され、日本を中心に開発が盛んである。我々はその中でも粘土の混合割合が高いフィルム(粘土膜)の、優れた耐熱性・ガスバリア性などに注目し、原料、素材、用途の開発を並行して行っている。本講演では、粘土膜の製法・特性・用途について概説するとともに、最近の展開、特に耐熱フィルム、太陽電池用フィルム、水蒸気バリア材を中心に紹介し、将来像を展望する。
【プログラム】
1.コンセプト
2.粘土膜の製造
2-1 粘土と成膜性
2-2 製膜プロセス
3.特性
3-1 耐熱透明性
3-2 水蒸気バリア性
4.応用例
4-1 フレキシブルプリント基板
4-2 色素増感太陽電池
4-3 有機EL
4-4 水素シール材
4-5 太陽電池バックシート
4-6 産業用耐熱シール材
4-7 透明不燃シート
5.産業化スキーム
6.まとめ
【質疑応答 名刺交換】
第4部 無色透明耐熱プラスチック基板の開発とフレキシブルデバイス応用 -脂環式ポリイミドを例として
【15:15-16:30】
講師:東京工芸大学 工学部 生命環境化学科 教授 工学博士 松本 利彦 氏
【受賞】
高分子学会奨励賞(昭和59年度)
【キーワード】
1.無色透明耐熱フィルム
2.脂環式ポリイミド
3.フレキシブルデバイス用透明基板
【講演主旨】
近年、フレキシブルデバイス用基板としてガラスに替わる透明耐熱樹脂が求められている。演者らは、従来の芳香族ポリイミドと同程度の耐熱性を持ち、無色透明性で溶剤溶解性を有するポリイミドの開発を目指してきた。本講演では、ノルボルナン構造を持つ種々のテトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとから脂環式ポリイミドフィルムを作製し、その諸特性を解析してきた。本講演では、脂環式ポリイミドの合成法、フィルム作製条件と分子量の相関、透明性や寸法安定性などの特性、およびフレキシブルデバイスへの応用例を紹介する。
【プログラム】
1.無色透明ポリイミドの分子設計
1-1 芳香族ポリイミド着色の起源
1-2 光吸収の量子化学的解釈
2.脂環式ポリイミドの合成とフィルム作製法
2-1 ポリイミドの分類と一般的合成法
2-2 多脂環構造モノマーの合成
2-3 脂環式酸二無水物の反応性と分子量
2-4 脂環式ポリイミド合成上の問題点
2-5 イミド化温度とフィルム成形性
2-6 ガラス転移温度近傍の後重合
3.脂環式ポリイミドフィルムの特性
3-1 定性的溶解性
3-2 光透過性
3-3 光透過率の熱処理温度依存性
3-4 屈折率、複屈折、および誘電率
3-5 脂環式ポリイミドの熱分解温度とTg
3-6 脂環式ポリイミド機械的性質
3-7 脂環式ポリイミドの寸法安定性
4.脂環式ポリイミドの期待される利用分野
4-1 光機能付加
4-2 フレキシブル耐熱透明基板
4-3 プラスチック基板への素子作製上の問題点
4-4 ITOセラミック透明電極焼成
4-5 脂環式ポリイミド基板を用いた有機EL素子
5.まとめ
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2012.03.21