一般財団法人環境イノベーション情報機構
高性能化・高耐久化に向けた化学蓄熱材の開発・設計とケミカルヒートポンプへの応用〜安定化課題・反応速度測定・排熱回収・自動車補助暖房への適用〜

★新しい化学蓄熱材料の展開とは?安定した可逆反応性,高反応速度を持たせる素材とは?
★応用展開先として、自動車の暖房システムを例にとり、ケミカルヒートポンプの応用先からの要求特性も学ぶ!
【講 師】
第1部 愛知工業大学 総合技術研究所 客員教授 渡邉 藤雄 氏
第2部 東京工業大学原子炉工学研究所 エネルギ工学部門 助教 劉 醇一 氏
第3部 (株)デンソー 熱エネルギー開発室 ご担当者 様
第4部 カルソニックカンセイ(株) 環境技術開発グループ シニア・エキスパート・エンジニア 原 潤一郎 氏
【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第2集会室【東京・中央区】
【日 時】平成25年8月30日(金) 11:00-17:15
【参加費】
【早期割引価格:1名または2名の場合】57,750円(税込、テキスト費用を含む)
⇒ 8月16日以降のお申込は60,900円(税込、テキスト費用を含む) となります
【3名の場合】 77,700 円(税込、テキスト費用を含む)
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3409
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第1部 化学蓄熱材料・化学ヒートポンプの基礎・課題と多孔体担持型蓄熱材
【11:00-12:15】
講師: 愛知工業大学 総合技術研究所 客員教授 渡邉 藤雄 氏
【講演主旨】
化学蓄熱法は可逆熱化学反応を利用し、熱エネルギーを化学物質の形態で長期安定貯蔵、高密度貯蔵を可能とする技術である。本講では、化学蓄熱およびこれを利用する化学ヒートポンプの原理、化学蓄熱材の種類とこれを用いる反応系の利用温度域および蓄熱密度、化学反応系の反応平衡と化学蓄熱・化学ヒートポンプの性能を支配する反応速度の具体例に基づいた概説を行なう。併せて、実用上の課題を指摘し、この解決法の一つである新規蓄熱材の開発について多孔体担持型化学蓄熱材を例とする最新の研究開発の一端を紹介する。
【キーワード】
1.排熱利用
2.化学蓄熱
3.省エネルギー
【プログラム】
1.はじめに
1-1 エネルギー貯蔵法熱エネルギー利用の課題
1-2 熱エネルギー利用の課題
1-3 蓄熱法の分類と特徴
2.化学蓄熱・化学ヒートポンプの原理と特徴
2-1 気固系化学反応利用の原理
2-2 気液系化学反応利用の原理
2-3 利用反応系と特徴
3.可逆熱化学反応系の反応平衡と反応速度
3-1 反応平衡
3-2 反応速度
(1) CaO/H2O/Ca(OH)2系
(2) CaSO4/H2O/CaSO4・1/2H2O系
(3) CaO/CO2/CaCO3系
4.開発の課題と最近の研究開発
4-1 蓄熱材の実用上の課題
4-2 新規蓄熱材の開発
(1) 多孔体担持型蓄熱材の設計製造コンセプト
(2) 多孔体担持型蓄熱材の性能評価
5. おわりに
【質疑応答 名刺交換】
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第2部 化学蓄熱/ケミカルヒートポンプに向けた新規材料の開発
【13:00-14:15】
講師: 東京工業大学 原子炉工学研究所 エネルギ工学部門 助教 劉 醇一 氏
【受賞・経歴】
2002年 東京工業大学大学院総合理工学研究科 博士課程 満期退学
2002年4月 科学技術振興機構 技術員
2003年1月 科学技術振興機構 研究員
2004年4月 東京工業大学原子炉工学研究所 助手
2007年4月 東京工業大学原子炉工学研究所 助教 (現職)
【講演主旨】
近年のエネルギー問題の観点から,各種産業プロセスにおける省エネルギー技術の開発が進められています.本講演では化学反応を用いた熱利用技術である「化学蓄熱」に注目し,そこで使用する化学蓄熱材の開発状況と今後の展望を紹介します.
化学蓄熱の研究では主に気固反応系が検討され,熱源温度等や使用条件に対応した反応系があります.本講演では各種産業プロセスの熱源温度に対応した化学蓄熱材の開発事例について紹介すると共に,化学蓄熱材の設計手法について解説します.
【キーワード】
1.排熱利用
2.化学蓄熱
3.省エネルギー
【プログラム】
1.研究背景
1-1 国内のエネルギー需給
1-2 蓄熱技術の比較
2.新しい化学蓄熱材の開発
2-1 マグネシウム系複合水酸化物
2-2 金属塩添加水酸化マグネシウム
2-3 金属塩添加複合水酸化物
2-4 化学蓄熱材開発における試料分析手法
3.今後の研究課題
3-1 蓄熱材の高性能化
3-2 用途の開拓
【質疑応答 名刺交換】
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第3部 化学蓄熱材料の開発と高熱出力化・反応速度の測定(仮)
【14:30-15:45】
講師: (株)デンソー 熱エネルギー開発室 ご担当者 様
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第4部 自動車用補助暖房システムとケミカルヒートポンプへの適用と課題
【16:00-17:15】
講師:カルソニックカンセイ(株) 環境技術開発グループ シニア・エキスパート・エンジニア 原 潤一郎 氏
【受賞】
自動車技術会論文賞
【講演主旨】
自動車の駆動源は燃費改善にともない排熱量が低下している。このため排熱を利用した暖房システムは熱源不足という大きな問題を抱えている。このため補助暖房システムやCHP(ケミカルヒートポンプ)が注目を集めている。本講では,種々の補助暖房システムを説明し,これらの方式,課題,可能性などについて解説する。
【キーワード】
1.補助暖房システム
2.ケミカルヒートポンプ
3.自動車の駆動源変遷
【プログラム】
1.将来の自動車用駆動源の予測
1-1 IEA Blue Map
1-2 種々の予測
1-3 Well to Wheel CO2排出量
2.暖房システム
2-1 必要な熱量
2-2 現在の方式
2-3 電気自動車の暖房システム
2-1-1 水加熱型PTCヒータ
2-1-2 空気加熱型PTCヒータ
2-1-3 ヒートポンプ
2-1-4 低外気温用ヒートポンプ
3.熱源の変遷
3-1 内燃機関の排熱
3-2 電気自動車の排熱
4.種々の補助暖房システムとその課題
4-1 空気加熱型PTCヒータ
4-2 水加熱型PTCヒータ
4-3 排熱回収
4-4 蓄熱
4-5 ホットガスヒータ
4-6 ヒートブースタ
4-7 燃焼式ヒータ
5.排熱利用システムとその課題
5-1 熱電素子
5-2 ランキンサイクル
5-3 吸収式冷凍サイクル
5-4 吸着式冷凍サイクル
5-5 磁気冷凍サイクル
6.ケミカルヒートポンプ
6-1 PTCヒータとの比較
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2013.07.12