一般財団法人 環境イノベーション情報機構
下水処理のしくみ
わたしたちが使った水は、川や海に流れこみ、川や海の水は、蒸発して雲となって、また地上にもどってくる。
そして、川や湖や地下水になった水を、わたしたちはもう一度使っているんだね。
自然のちから以外に下水処理場でよごれた水をきれいにして海にもどしているんだよ。
下水道から



沈砂池
まず、大きなゴミや砂は、ここで取り除かれます。

最初沈殿池
沈砂地で沈まなかった小さなゴミや砂が、そこに沈んで取り除かれます。

反応タンク
微生物(活性汚泥)を下水に混ぜます。活性汚泥が水の汚れを食べて、水がきれいになります。(左は汚泥処理施設)


最終沈殿池
活性汚泥は、この最終沈殿池で沈み、取り除かれます。


高度処理
有機物や窒素・リンをさらに取り除く処理をすることがあります。

消毒施設
最終沈殿池の上澄み水を消毒して、下線や海に放流されます。

海や川へ

反応タンクでは、バクテリアや原生動物のような、微生物(びせいぶつ)とよばれる、水の中の小さな生き物が、はたらいているんだね。
自然の海や川でも、微生物がよごれを食べて、分解してるんだよ。
下水処理場(げすいしょりじょう)では、そんな自然の力をかりて、水をきれいにしてるんだって。

処理場や埋め立て地はどこにあるの?
見学に行ってみよう。

水のこと、もっと知りたい人は「かんきょうはくぶつかん」へ行ってみよう。