尿中の重金属測定法について教えて下さい
登録日: 2007年04月18日 最終回答日:2007年04月21日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.22225 2007-04-18 09:19:35 サイクル
人に取り込まれた際の濃縮係数等の参考に尿中の重金属をICPで測定しようと思います。ネット等で検索しましたが基本的な前処理がヒットできませんでした。安易な方法でここに投稿しました。基本的な前処理、希釈倍率等教えていただければ幸いです。当方の測定経験は排水中の重金属位です。
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No.22231 【A-1】
Re:尿中の重金属測定法について教えて下さい
2007-04-18 14:21:21 レス (
排水が分析出来るなら、同様の方法で分析されれば良いです。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。そうですね、内標準を加え最初は希釈してから有機物分解(この点が不安だったのですが)して、とりあえずICPに導入してみたいと思います。
No.22241 【A-2】
Re:尿中の重金属測定法について教えて下さい
2007-04-18 20:38:54 通りすがりですが・・・ (
前処理や希釈倍率は学術論文を参考にされてみてはいかがでしょう?
詳細を読んではいませんが、「urine」「metal」のキーワードで結構な数の論文がヒットしました。
測定は、依頼を受けて実施するのでしょうか?
人体に由来する検体の検査を業とする場合は、
「臨床検査技師等に関する法律」に触れる場合がありますので、
一度ご確認された方が良いと思います。
臨床検査技師の方でしたら余計なお世話ですが。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。どうしても臨床関係の項目がヒットして、前処理等にたどりつくのが・・・。
測定は臨床関係ではありません。頑張って文献検索します。英文だとかなりヒットしますね。
No.22251 【A-3】
Re:尿中の重金属測定法について教えて下さい
2007-04-19 10:30:15 通りすがりですが・・・ (
尿のまま取り扱うことを想定しての話です。
人由来の検体は、病原菌を含んでいる危険性があります。
不顕性感染等の、検体の提供者が自覚していなくても保菌している場合がありますので。
仮に感染事故等が起きた場合は、作業者本人や同スペースで作業される方だけでなく、そのご家族にまでご迷惑がかかります。
人から人への感染は容易に起き易いので、バイオセーフティの知識無しに人由来の検体を取り扱うのは危険です。
医師等の指導・協力の下に取り扱う事をお勧めします。
回答に対するお礼・補足
忘れていたバイオセーフティ(過去には検討したかもしれません)もう一度確認します。大変貴重なアドバイスありがとうございました。投稿してよかったと思いました。
No.22257 【A-4】
Re:おいおいおい(怖がらせないで)
2007-04-19 12:38:43 レス (
排水と尿の感染性はそれほど差がないと考えるのが一般的な知見と思いますが?
血液ならいざしらず。針の先で死ぬこともありますが、排水ではかぶっても死ぬようなことはないはずです。
糞便でも、生と排水で、精々百倍程度。
それとも逆に、普段の排水の扱いがいいかげんに扱っていたとのことですか?
間違えないで下さい、安全といっているのではありませんから。ただバイオハザードでランクを考えるほどの取扱は不要と考えて良いとの話です。
当然な話として、安全眼鏡とか保護手袋とかの程度の扱いで良いはずですが・・・
No.22300 【A-5】
Re:尿中の重金属測定法について教えて下さい
2007-04-20 18:55:25 通りすがりですが・・・ (
想定されるリスクを把握し、それに対策を打つのがリスクマネジメントだと思い、あえて述べたまでです。
ただし、レス様の回答に数点気になる点があります。
>>排水と尿の感染性はそれほど差がないと考えるのが一般的な知見と思いますが?
本当にそうでしょうか?
仮に100個の検体があり、その中の1つが有害量の病原微生物を含んでいる。
それぞれを個別に取り扱うのと、数倍に希釈してかつ全てを混ぜ合わせたものを取り扱うのとで感染リスクは同じでしょうか?
>>糞便でも、生と排水で、精々百倍程度。
体内環境と排水環境は同じでしょうか?
環境が変わればそこに生息する微生物相が変わるのは当然です。
また、微生物は増殖しますよ?分裂速度は種により異なりますが、100倍程度の差で本当に大丈夫でしょうか?
>>間違えないで下さい、安全といっているのではありませんから。
>>ただバイオハザードでランクを考えるほどの取扱は不要と考えて良いとの話です。
>>当然な話として、安全眼鏡とか保護手袋とかの程度の扱いで良いはずですが・・・
尿検体ですので、命に関わる様な病原微生物はあまり考えられないかもしれません。
しかし、生殖器関連の病原微生物が存在する可能性は否定できません。
不適切な取扱で性病に感染し、パートナーに不信感を抱かれるのもご迷惑でしょう?
(性病によっては、不妊等の危険性もありますが)
レス様こそ間違えないで下さい。病原微生物にも色々な種類と危険性があると言う事です。
それらの危険性を把握した上で取扱った方が良いですよと述べている訳です。
そのために専門家(=医師)と相談した方が早く確実ですよと述べた訳です。
もちろん安全眼鏡や保護手袋は有効です。
付け加えるならば、酸分解までは生物学的安全キャビネットを使用し、かつマスクを着用すればほぼ大丈夫だと思いますよ。
>サイクル様
話がわき道に逸れまして大変申し訳ございません。
貴組織が不適切だと述べている訳ではございませんので、
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
No.22317 【A-6】
Re:尿中の重金属測定法について教えて下さい
2007-04-21 17:48:20 レス (
ただし、レス様の回答に数点気になる点があります。
この点は、スレヌシさんの今後の行動にもかかわる点なのであえてこの場で続けます。じゃまな意見と思われたら閉鎖されたし。
リスクマネージメントの話が出たのであえて申します。日本人はなぜか過大設計というか過剰反応するのが好きな国民性があるようです。
ダイオキシン然り、膨大な国家予算を使い将来の何人(計算不能なほどダイオキシン対策により救われた命は少ないと考えられます)目の前で、年に万の人が死んでもそれには一切対策なしでも、その死亡があまりにも当然だと新聞にも載らない。
私は昔、衛生研究所の顧問をやっていたことがありまして、その当時とは現在の衛生感覚は異なるでしょうが、尿はそれほど恐ろしいものではありません。
そんなに心配なら、収集資料を中間尿にすればよい。(分析としても前、後尿は好ましくない)
クラチャンや、さびしいようなのはほとんどなくなる。それでも怖けりゃ、電車のつり革も触れない。
環境水にだって、私が知っている限り、稲葉さんや小川さんがいっぱいいましたけど。ポリオや肝炎などは排水では含まれているのは前提ですが?まあポリオなどはほとんど弱毒化していますが、突然強毒性に突然変異を起こすやつがいる。
そうは云いながら、無防備を勇気と間違える人間も確かにいますが。一度薬品会社の経営者をたしなめたことがあります。
今はどうなっているのかわかりませんが、昭和五十年代の初めのころ、尿からホルモンを抽出していました。採集上の問題から自衛隊の男子便所の朝顔をすべて採取容器に繋いで集めて原料タンクに入れる。
そのタンクが故障したときに、社員が飛び込んで直したことを、大事な原料で汚くないと教育してきたから愛社精神でこんなことがあったと自慢げに話していたので、その行為は愛社精神でもなんでもない。ただ社員教育が間違って無知な社員を育てているだけだとね。
回答に対するお礼・補足
回答、ご指導有難うございます。担当部署に確認したところ教育、設備等過保護位に行っています。
レス様の過剰反応の件、これは大いに声を上げていいたですね。安全が最優先され(トラブルを起こさないこと?)手に硝酸が付いたくらいで、トラブル報告、対策 現場は大変です・・・。
しかし、通りすがり様のご指摘、あらゆる方向からの危険、感受性を広く持ち分析へ取り組んで生きたいと思います。
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