JISによる質量の秤量範囲
登録日: 2011年03月17日 最終回答日:2011年04月11日 水・土壌環境 水質汚濁
No.36731 2011-03-17 20:26:03 ZWl6b1d クンチャン
たとえば水酸化ナトリウムを4g秤量して精製水に溶かし100mLとする場合、日局では天秤での秤量範囲が3.5gから4.4gの範囲などと、通則に書いてあります。JISによる試験でも、秤量範囲が決められているのではと思います。JISのどのあたりに書いてあるか、ご存じの方がいらっしゃれば、教えてください。
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No.36741 【A-1】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-18 21:53:34 火鼠 (ZWl8329
>
設問の内容は、今は化石となってる内容では?
JISに書かれてる内容ではなく、分析屋のベース。あっしの頃は、高校の教科書にありました。ようは、炭酸ナトリウムの影響をどうするかでしょ?
JISに、書いてなかったかね?あると思うけど??アルカリ度とか、酸度とか、ないかね??
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
私の質問は、炭酸ナトリウムの影響をどうするかでしょ?では、ありません。JISの工場排水試験でも、秤量した試薬の台帳をつけていますが、その秤量範囲を作業手順に明確にする必要があり、日局と同様に考えていいのかお聞きしたかったのです。
たとえば水酸化ナトリウムを4g秤量して精製水に溶かし100mLとする場合、日局では天秤での秤量範囲が3.5gから4.4gの範囲ですが、常識的に考えてJISでも同様と考えてよいのでしょうか。
No.36747 【A-2】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-19 19:54:36 津久葉山禄 (ZWldb10
「火鼠」さんの言われるとおり、常識の範疇に入るものかと思いますが、過去の質問を見ると、生真面目な方で確認をしないと落ち着かないのかと思い、補足的な回答を加えます。
化学分析方法通則 JIS K 0050 の「8.2 計量の際の数値の表し方」(1)"1g","1.2g","1.23g"などのように表す。この場合は、丸めた結果が示された値になることを意味する。
とあります。丸めた結果=「たとえば水酸化ナトリウムを4g秤量して精製水に溶かし100mLとする場合、日局では天秤での秤量範囲が3.5gから4.4gの範囲など」です。
これが、あなたの質問に対する直接的な回答です。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
水酸化ナトリウムを4g秤量して精製水に溶かし100mLとする場合、日局では天秤での秤量範囲が3.5gから4.4gの範囲ですが、常識的に考えて、JISの工場排水試験においても、同様の秤量範囲と考えてよいのでしょうか。
No.36749 【A-3】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-20 18:04:33 こん (ZWl144
No.36812 【A-4】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-29 22:30:16 火鼠 (ZWl8329
>
ご質問の内容が、なんのJISだかわかりません。わたしは、JISK0102なら読みこんだつもりです。
日局というものが私はわかりません。もしかしたら、お医者さん関係の事でしょうか?濃度計量では、精度を求められますので、シビアですよ。もし医療なら、生理食塩水は、x.x%でいいんでしょ?
排水中の塩素濃度なら、mg/Lですよね?
見ている桁が違います。
滴定分析をやったことのある人間ならわかるのですが、苛性ソーダ等の滴定では、必ずファクター(係数)を決めます。分析では当たり前です。
JISのどこに書いてあるかというと、分析のJISなら、最初のページにありますし、あと、計量に対して、天秤のJISもありますが??
日局では天秤での秤量範囲が3.5gから4.4gの範囲などと、通則に書いてあります。
それって、その程度なら、問題がないってだけでしょ?
JISだって、硫酸(1+2)(硫酸1容積+水2容積)なんて表現ありますけど
No.36814 【A-5】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-29 23:50:12 なんちゃって計量士 (ZWl9549
この質疑の状況は、如何に現在のQ&Aの質問者、回答者の質が落ちたかを明確に語っています。
今までの質疑には四名の常連と呼ばれる方が参加していますが、内容に対する調査理解度も質疑に対する姿勢もいかにいいかげんかを明確に表しています。
質問者さんへ
JIS K 0050 を読まれましたか?
化学分析方法通則は内容として貴方の問い、具体的には第十四改正日本薬局方以後の通則で定められた内容と文言は異なっていても数学的にはほぼ類似の内容を現しているのです。
では何故表現方法が異なるのか、それは色々理由があるのですがその一つにおおくの薬系教育機関で数学教育が不足していることにより誤差論の基礎から演繹的に試薬の取り扱いを判断できる基礎力が無くなったからなんです。
ですから実を云えば不正確でも当たらずとも遠からずで単純に判断できる取り扱い記述方法を定めたのが通則の第十四改正なんです。
本音苛性曹達を計量するなら4.0〜4.4であって欲しいのですが、そんな個別具体的なことを言い出すと単純化できなくなりますんで・・・
それに『日局』はないです。村言葉としても相当僻地・・・セメテ『局方』でしょう。まして環境の話しでなく単に分析学の話しです。今の偏向した住人にはほぼ無理です。
常識論などと意図的にねじ曲げ方向を変えようと試みていますが、本来単に数学の話しです。確かに工学的な扱いとして、必要有効数字桁数を常識的に考えろとの意味合いもなきにしもあらずですが、今回の質疑では有効桁は提示されています。
火鼠さん
>炭酸ナトリウムの影響をどうするかでしょ?
なんでコンナ出任せを??? ソレよりフレークトカ粒状・・・湿度とか・・・ご自分で計量すれば実効値で4.00の苛性曹達計量できるか判るんですが。
貴方に一番大切なことは質問者の質問を理解することと思います。
津久葉山禄さん
わざわざ悪回答の見本みたいな余計な回答、なんでですか?正解ご存じなんですから単に一行でよろしいのに、質問者は返って混乱しました。
こんさん
同様に余計な回答。局方通則と比較して読まれたんですか。憶測で書かれたんですか。A−2補則を読まれれば質問者の疑問は日本語に対する理解不足又は単に努力不足と判断できるはずと思うのですが??
No.36828 【A-6】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-03-31 15:20:49 津久葉山禄 (ZWldb10
>
「なんちゃって計量士」さんへ。
「正解ご存じなんですから単に一行でよろしいのに、質問者は返って混乱しました。」
キツイお叱りを受けてしまいましたが、質問者の過去の内容から考えて、詳しく回答しました。まあ、有効数字の考え方を知っておれば、質問するまでもない内容ですが、最近、同様な質問をされる方が多く、ゆとり教育が原因なのかと考えております。(悪口ではなく、知識が低い、自分で考えないで何でもかんでも聞く、の反面、なぜなぜと考え、根源的な問いを発するです。)。また、インターネットその他が整備され、簡単に情報を得られるようになったという状況もあると思います。
一方、「なんちゃって計量士」さんのように分析の経験が長く、真摯に業務に取り組んできた方にとっては空気や水のようなことを質問してくるとはとお思いになるでしょうが、逆に、ここまで基礎的なことを聞いてこられるということは、非常にまじめな方とも思われました。
私は、物事を両面的に考えるようにしております。この質問は、一面においては、「とことん考え、突き詰めようとしている」、その反面で、「なんで自分で考えられないの」です。
したがって、お叱りをうけたような回答になってしまいました。
今後も、若い人が分かるような回答を続けられればと思っておりますので、よろしく、お願いします。
なお、以前のメールアドレスはPCの故障および子供に取られてしまいました。以前のアドレスにご一報くだされば、新しいアドレスをお知らせしたいと思います。また、筑波山麓のホームページも同様に修正できなくなりましたので、現在、新しいホームページを準備中です。
回答に対するお礼・補足
局方にしたがった分析の作業標準は、全部秤量する量は、範囲を記入するように当社のGMPでは決められています。ただし、排水試験はGMPに従った試験ではないので、当社ではISO14001の方の作業手順を作成していますが、秤量値の範囲は明記していないのです。したがって、局方と同様の秤量範囲を考えてよいのか質問したかったわけです。それは有効数字という概念とやや異なっていると考えます。ですからJISに該当の記載があるか探していたわけです。
なお、私は若くはなく、環境計量士の資格ももっています。
No.36840 【A-7】
Re:JISによる質量の秤量範囲
2011-04-01 15:41:08 なり (ZWl8331
4gって書いてりゃ3.5gから4.4gだろ?!って。
なんちゃって計量士さんが
>本音苛性曹達を計量するなら4.0〜4.4であって欲しいのですが
とおっしゃってますが、そんなことは書いてないし守る必要も無いと思うのですがね。
本当にそうする必要があるのであれば範囲を書くべきですし、3.5gで問題があるような試験で4gと書くのは書いた方が問題でしょうって思いますよ。
それと
>それに『日局』はないです。村言葉としても相当僻地・・・セメテ『局方』でしょう。
なんて書いてますが、そんな偏見を。
実際厚生労働省の方が「日局」って使ってますよ。
局方ももちろん使いますが(私も局方って言いますけどね)、日局だっておかしな言葉じゃありません。
日局○○と言う試薬が売られているのをご存じありませんか?
局方って書くと「日本薬局方」「米国薬局方」「欧州薬局方」のどれかわからない時がありますからね。まぁそう言うときはJP、USP、EPを使いますが。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000xqmq.html
余計な回答ですが、わざわざ突っ込むことじゃありませんぜ。
私からしたら「苛性曹達」なんて当て字のほうがよっぽど…
回答に対するお礼・補足
私の気持ちをくみとっていただき、ありがとうございます。
それに『日局』はないです。村言葉としても相当僻地・・・セメテ『局方』でしょう。
なんて書いてますが、そんな偏見を。
実際厚生労働省の方が「日局」って使ってますよ。
・・・とありますが、私の勤務している製薬会社ではみんな日局と言っています。
ですから、私も偏見と言わざるを得ません。
ところで、しつこいようですが、排水試験も日局の秤量範囲を適用して差し支えないでしょうか。
No.36879 【A-8】
回答者さんたちへ
2011-04-10 23:27:06 つもった (ZWl6223
大の大人が小学校低学年生がするような質問されたら唖然とし、自分で考えろといってしまうように、それなりの経験があり資格があれば自分で考えればよく、人に聞くような内容ではありません。
(今までの質問内容から、何も分からない初心者だと思っていました。)
各回答者さんへ
A-7の回答(あまりにひどい内容です。)で終わってしまっては大変なことです。
回答をした以上、質問者に関係なく、
閲覧している方にそれなりのアピールを行うべきです。
No.36882 【A-9】
A-8を受けて・・・纏め
2011-04-11 23:33:51 なんちゃって計量士 (ZWl9549
>『 JIS K 0050 を読まれましたか? 』
>『化学分析方法通則は内容として貴方の問い、具体的には第十四改正日本薬局方以後の通則で定められた内容と文言は異なっていても数学的にはほぼ類似の内容を現しているのです』
>『まあ、有効数字の考え方を知っておれば、質問するまでもない内容です』
をどう判断されるかなんですが。
A−7 に関して・・・
>そんな偏見を。
>実際厚生労働省の方が「日局」って使ってますよ。
使う方の多寡を問題にしているのではありません。使うグループと使わないグループとの文化的交流を問題にしているのです。
A−4でなぜ『日局というものが私はわかりません』となるのか考えたこと有りますか。医薬業界で当たり前かも知れませんが、分析一般として当たり前の言葉ではありません。まして、お二人ともJISを理解されていないからこの種の質問や回答をなさったわけですね。止めにGMPですか。医薬以外の分析関係者でGMP理解している方が何パーセントいるとお考えなんですか。
>そんなことは書いてないし守る必要も無いと思うのですがね。
そうですよ、欲しい=望ましい=義務ではありません。
つまり、より良い方法です。
最低限のルールさえまもれば、より改善する努力なんて行なう義務はないです。
実際のところ、苛性曹達を4.00g計量できるかなんて、自身で計量したことのある人ならすぐに判るんです。また見かけの4.00g計量した場合の実際の苛性曹達の量を確認すれば、通常の知能が有れば気がつくんです。
>私からしたら「苛性曹達」なんて当て字のほうがよっぽど…
文字は表意と表音が基本です。当て字って云われますが曹達化学は工業化学の本流の一つ。会社名にもXX曹達と使われています。科学史もまともに学んでいないと判らないのかも知れません。
とはいえ、孫の先生が(soudatu)と平気で読んで、私ら頭の中身が筋肉って笑っていましたが、進駐軍の愚民教育政策の結果で仕方がないのかも知れませんね。
彼の業界の方は七百年ほど前から自己よがりの知識をひけらかすことがお好きなようで、徒然草136段を読んでいただくと良い事例が記されております。
No.36883 【A-10】
閲覧者への解説
2011-04-11 23:38:39 なんちゃって計量士 (ZWl9549
とはいえ、欠点もありまして・・・その一つが今回端的に表れた現象なんです。
つまり、バリデート【validate】とは、公式な団体に準拠したデータ処理方法で、その元データそのものに対しては、多くの場合疑問を挟まないことが多いんです。
例を挙げますと、Aという検査法でBという数値が出た場合、エビデンス【evidence】としては普通の感覚ですと弱いんですが、バリデートの場合にはその検査法が公的で唯一の方法とされていればそれ以上追求しないことが多いんです。
マア一種の判断停止ですね。元々分業の上、各パートが牽制監視し合って業務を積み上げていく方法から今の方法が権威化されてきましたので、有る意味他のパートが定めた元準拠に対して異を唱えるのは生半では行動を起し辛いことも原因の一つなんです。
企業行動と致しましても、最低限法令だけは守る必要もあります。と申し上げるのは「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令」と申す法令がありまして、之は最低限守る必要があるんです。そうするとバリデイション=「構造設備や手順、工程が期待される結果を与えることを検証し、これを文書とすることによって、目的とする品質に適合する製品を恒常的に製造できることを目的とする」・・・実際のところ文章などいくら作ってもまともなものなど作れないんですが・・・作らないと怒られる=法令で定められている。からってことで・・・
・・・現実は種々の薬害などの結果を見れば明らかなんで・・・
最後に・・・
質問は環境などとは全く関係ない技術にも値しない基礎教養に関する質問なんです。そこへA−2,3,4が出てきて、それに対する補足を読んだら・・・年寄りとしては、口を挟まざるを得ないかなと思うんです。もっともA−8がでなければ、補足する気持ちはありませんでした・・・・
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