環境Q&A

No.1094 【A-1】

Re:カエルの異常について

2002-09-27 15:59:04 東京都 ／ ちしゃ （

異常ではなく、減少についての情報はいくつかみつかりました。

１９９７年８月にまとめられた環境省の両生類レッドリストでは
http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
http://www.biodic.go.jp/rdb/redlist/rdb_do_72.html
絶滅危惧IB類(EN) イシカワガエル
絶滅危惧IB類(EN) コガタハナサキガエル
絶滅危惧II類(VU) ダルマガエル
絶滅危惧II類(VU) ハナサキガエル
絶滅危惧II類(VU) アマミハナサキガエル
絶滅危惧II類(VU) ナミエガエル
絶滅危惧II類(VU) オットンガエル
絶滅危惧II類(VU) ホルストガエル
準絶滅危惧(NT) オオハナサキガエル
など、かなりの数のカエルが含まれています。

ダルマガエルの絶滅についてはＮＨＫのたったひとつの地球のページ
の中にも情報があります。（紫外線原因説）
http://www.nhk.or.jp/tatta/2001/01pro_01onair/index07.html

また、福山欣司・慶応大学助教授と両生類研究者の方々が作成している「カエル探偵団」http://www.hc.keio.ac.jp/~fukuyama/frogs/froggroup/index.html
ではメーリングリストも運営しているそうです。
http://www.hc.keio.ac.jp/~fukuyama/frogs/froggroup/ML.html
また、「カエル探偵団」ホームページででは
カエルが消える」キャサリン・フィリップ著
長谷川雅美・福山欣司・大河内勇・倉品伸子訳
http://www.hc.keio.ac.jp/~fukuyama/frogs/tvf/index.html
という本を基本図書として紹介しています。（日本の情報がどのくらい出ているかはわかりませんが）


なお、奇形については
・北九州市でみつかった奇形は遺伝であったという情報（広島大学新聞）
http://www.potato.ne.jp/~hirodai-np/0010.htm#KIKEI
・「内分泌撹乱化学物質等の調査」研究班代表の中村正久さん（早稲田大学教育学部）が報提供を求めているページ
http://faculty.web.waseda.ac.jp/nakamra/
がみつかりました。

中村正久さんの連絡先なども記されていますので、
真剣に情報を探されているのなら、お問い合せになってみてはいかがでしょうか。