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環境Q&A

アスベストの検査機関について 

登録日: 2005年08月11日 最終回答日:2005年08月24日 環境行政 その他(環境行政)

No.11918 2005-08-11 03:23:09 検査機関

お尋ねします。
例えば建築物、工作物にアスベストが含まれているかどうかを判
断する際に、詳細に知りたければサンプリングしてx線検査を実
施するかと思いますが、その際の検査機関としては日本作業環境
測定協会(JAWE)が認めた機関しか公的に認められないので
しょうか?
分析装置を所有していて、資格を持った方がきちんと測定すれば
はっきりいって、同じような結果が出るとは思いますが、公的に
認められるかどうかは疑問です。
やはり、公的な測定保証が欲しければ上記の検査機関に分析依頼
するのが賢明なのでしょうか?

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No.11923 【A-1】

アスベストの検査機関について

2005-08-11 19:10:21 FEEL MIE

日本作業環境測定協会(JAWE)のHPにいくつか認めた機関が載っていますが、全く関係ないっす。

なんであれだけしか載らなかったのか不思議なくらい・・・。

やっぱり金が動いているのか・・・

回答に対するお礼・補足

ご回答有り難うございました。
リストは、聞くところに依ると来月以降大幅に増えるらし
いですね。

No.11931 【A-2】

Re:アスベストの検査機関について

2005-08-12 04:19:29 循(じゅん)

>日本作業環境測定協会(JAWE)が認めた機関しか公的に認められないのでしょうか?

次の発表資料のことですよね。

社団法人 日本作業環境測定協会
平成17年7月28日(木)公表
「石綿含有建材中の石綿含有率等分析機関一覧」

http://www.jawe.or.jp/jigyou/seido-s/ishiwata/index.html
8社いずれも、「制度管理までしっかりやっている」ということのお墨付きをいただいたもののようです。
そのほかの分析会社も鋭意取り組んでいらっしゃることと思います。
数日前の新聞に「石綿含有建材の石綿含有率測定に係る講義講習会」が写真入で紹介されていました。
予約で一杯だということですね。

ダイオキシンのMLAPの時もそうでしたが、特に微量分析となると、機械を有するかどうかよりも、「精度管理」を含めたトータルで評価されることと思います。

環境省の石綿情報サイトには 「吹付け石綿の使用の可能性のある建築物の把握方法について」という調査マニュアルが掲載されています。その中には平成13年度時点のものとして、数十社が紹介されています。ただし、このマニュアルのリストには分析可能な範囲が記載されていません。
 平成4年発行の本に掲載されているリストでは「定性分析はできるが定量分析は不可」という分析業者もありました。
それらリストの会社に、石綿障害予防規則に基づき厚労省の示した「建材中の石綿含有率の分析方法」に対応できるかどうか、ヒアリングされてから委託するか判断されるとよいかと思います。

発注する側には、「分析作業手順書を事前審査する。」といった慎重さが要求されてくるかもしれません。(こうなると初期のダイオキシン調査のようですね)

昨年ですが、分析会社数社に個人的にお聞きしたところ、「検出限界が数%というのが限界」とか、「1%あるいはそれ未満を示すのは厳しい」とのお話をいただいたところもありました。
 技術水準を維持するためには、設備投資や人のノウハウによるところが大きいものと推察されました。
 先日の新聞報道等をみて近日中にはもっと多くの分析会社が対応していただけるものと信じております。

回答に対するお礼・補足

ご回答有り難うございました。
非常に参考になりました。
検出限界の話しを聞くと、やはり公的なお墨付きを貰った
機関で検査しておいた方が、後々言い訳(と言ったら語弊
があるかもしれませんが)が出来そうですね(^_^;)
聞くところに依りますと、協会の講習の今年度分は既に終
了したとか。
恐らく来月以降のリストは大幅に更新されるみたいです。
きっと、環境省のマニュアルに載っていた機関等がリスト
アップされるのでしょうね。

No.12062 【A-3】

Re:アスベストの検査機関について

2005-08-24 00:39:23 埼玉県 / とっしー

日本作業環境測定協会(以下 日測協)のホームページに記載の分析機関は、精度的に優れた全ての分析機関ではありません。

ここに記載される条件は、
1.日測協の講習会に参加した者である。
  http://www.jawe.or.jp/down/pdf/lp05-asbestos.pdf
2.かつ、その講習会で参加申込書を渡された技術講習に参加した機関
3.さらに、その機関からの申請(実際に分析を受け付ける時期、所有機材、分析者等を記載)
以上を満たせば、どの機関でも記載されると思います。

既存の分析機関で、講習の日程が合わない、以前から分析を行っており いまさら参加する必要を感じない等々で、講習会に参加しなかった機関は日測協のホームページに記載されることはありません。





>お尋ねします。
>例えば建築物、工作物にアスベストが含まれているかどうかを判
>断する際に、詳細に知りたければサンプリングしてx線検査を実
>施するかと思いますが、その際の検査機関としては日本作業環境
>測定協会(JAWE)が認めた機関しか公的に認められないので
>しょうか?
>分析装置を所有していて、資格を持った方がきちんと測定すれば
>はっきりいって、同じような結果が出るとは思いますが、公的に
>認められるかどうかは疑問です。
>やはり、公的な測定保証が欲しければ上記の検査機関に分析依頼
>するのが賢明なのでしょうか?
>

回答に対するお礼・補足

回答有り難うございます。
確かに、そのようですね。
ただ、現時点では万人が納得する「拠り所」としてはこれ
だけではないでしょうか?
いくら「うちは日則協のHP記載以上の技術力をもってい
る」と宣っても「じゃあ、それは何で担保できるの?」と
仮にマスコミから問われれば答えに困ると思いますが?
ちなみに当社はグループ会社で検査可能で、実際に検査し
ましたがマスコミ対策として上記HP記載の分析機関に再
検査を依頼する予定です。

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