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環境Q&A

ナトリウムについて 

登録日: 2006年01月20日 最終回答日:2006年02月11日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)

No.14270 2006-01-20 05:00:17 教員志望

金属ナトリウムは水と激しく反応し炎を発しますがそれはなぜでしょうか?また、炎を発するとゆうことは何かが酸素と結合していると思うのですが、何が酸素と結合しているのでしょうか?
唐突な質問で申し訳ありませんが教えてください。よろしくお願いします。

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No.14271 【A-1】

Re:ナトリウムについて

2006-01-20 17:11:27 Geordi La Forge

私の記憶が正しければ、
ナトリウムは水と反応して、水素と水酸化ナトリウムになります。このほうが原子的には安定ということなのでそうなるのでしょう。

水素が酸素と反応して燃えます。んで水になります。

だけどここって環境のQAですよ。

回答に対するお礼・補足

Geordi La Forgeさん回答ありがとうございます。確かにここで質問するのはちょっと不適切な内容だったかもしれません。以後気をつけます.

No.14297 【A-2】

Re:ナトリウムについて

2006-01-22 16:46:50 無鉄砲

確かに。
発生した水素がどうなるかちゃんと記述したサイトは、発見できませんでした。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/kazuo/neta/bake30.html
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/kazuo/neta/bake32.html

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。参考にします。

No.14527 【A-3】

Re:ナトリウムについて

2006-02-03 13:30:00 TOS

はじめまして、TOSといいます。

 少し日にちがたってしまったので、読んでもらえる
か不安ですが。

 ナトリウムは、私たちの身近にある元素です。その
性質に興味を持つことで、化学に、あるいは環境に興
味をもってもらえるなら、これに越したことはありま
せん。臆せず、どんどんと質問してください。
 ただし、教員志望さんの年齢や学年が不明なのです
が、文字通り「理科の先生になりたい」とお考えであ
れば、本件は当然理解しておくべき基礎的な知識であ
ることも事実です。

 さて、この反応は教室でできる実験のひとつです
が、次のような工夫をしないと爆発して危険です。
 まず、洗面器やバット(白がよいでしょう)に水を
いれ、ろ紙を浮かべます。浮かべたろ紙に、3から5ミ
リ角に切った金属ナトリウムのかけらを乗せれば、反
応が進行し、発生した水素が燃焼するのを観察できま
す。
 このとき、水にフェノールフタレインを加えておけ
ば、反応の進行とともにろ紙が赤紫色になるのが観察
できるでしょう。

 最後に、学校の先生には、化学反応式の理解だけで
はなく、こうした実験を安全かつ的確にできる工夫や
能力、技術も求められます。また、今回の実験ではア
ルカリの廃液が出ますから、きちんと中和して廃棄す
るなどの配慮も必要です。覚えておいてください。

 教室でできる化学実験については、いくつか参考書
が出ています。例えば、東京化学同人から出版されて
いる「楽しい化学の実験室」などに目を通しておくと
よいでしょう。

回答に対するお礼・補足

TOSさん丁寧な回答誠にありがとうございます。参考書はさっそくさがしてみたいと思います。
ちなみに私は農学部の学生です。最近家庭教師をしていて自分の知識不足を痛烈に感じています。なぜそうなるのかを大事にこれからがんばって勉強しようと思っています。

No.14667 【A-4】

少し追加です

2006-02-11 13:57:18 TOS

再びTOSです。

 教員志望さんは既にお気づきと思いますが、私は前回のコメントで、
「なぜ、金属ナトリウムと水が反応すると水素が発生するのか」という
根本的な部分に触れていません。
 実は、これはわざとです。(笑)
 教員志望さんの年齢や学年が分からなかったことと、やはり参考書
等を見てほしいという思いがあったからなんですね。
 インターネットは便利ですが、腰を据えて学習するには書物に勝るも
のはないと思いますし。

 さて、農学部の学生さんということですので、今後のことも考え、高
校三年生から大学初年度程度を対象とした参考書を紹介しておきますね。
(もしかすると既にご存知かも知れませんが、そのときはご容赦下さい。)

 私がお勧めするのは、次の2冊です。

1)岩波書店 「化学の基礎」 竹内敬人著
 化学入門コースの第1巻です。分かりやすく、内容も充実しています。

2)東京化学同人 「化学入門」 下井、村田共著
 こちらは「大学生のための基礎シリーズ」の第3巻です。
 ちなみに第1巻が数学、第2巻が生物学、第4巻と5巻が物理学、第6
巻は数学の続編となっています。目を通しておいても損は無いでしょう。

 他にも参考書は沢山ありますから、図書館や本屋さんで自分に合った
参考書を探してみると良いでしょう。結構、発見があります。

 最初から何でも知っている人なんてこの世にはいません。知らないこ
とがあるから、私達には「知る喜び」が得られるのです。
 理科を学ぶ楽しさは、「知らないこと」「分からなかったこと」そし
て「なぜ、どうしてと思うこと」が、参考書や実験・観察、あるいは数
式を通じて紐解かれていく、その過程にあると思います。
 理科は好奇心の学問です。そして、知識は私達を豊かにしてくれます。
 教員志望さんが、理科を楽しいと感じてくれたらいいなあと思います。
(2月12日追記。著者名を間違えていました。訂正しておきます)

回答に対するお礼・補足

TOSさん度々ありがとうございます。
参考書などを読みながらじっくり疑問を解決していこうと思います。高校生のころ化学は結構好きだったのですが意外に暗記していただけだった部分が多かった事に最近気付きました。知らないということを恥ずかしく思いながらも「なぜ、どうしてと思うこと」を大切にし、疑問を疑問のまま終わらせないようにすごしていこうと思います。そして素朴な疑問に答えられる教師になれたらいいなと思います。

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