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環境Q&A

熱灼減量の測定について 

登録日: 2006年02月02日 最終回答日:2006年02月04日 環境行政 その他(環境行政)

No.14509 2006-02-02 10:55:55 ひゅるり

熱灼減量の測定には、対象物に応じて、
@底質試験法
A下水試験法
B環境整備95号法(焼却灰)
などがあるかと思いますが、
中和汚泥(工場廃水の中和汚泥です)は、どの方法に準じて行えばよいのでしょうか?
どなたかご知見があれば、ご回答よろしくお願いします。

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No.14550 【A-1】

Re:熱灼減量の測定について

2006-02-04 01:08:16 きら

 きらです。

 時間がなく、中和汚泥(工場廃水の中和汚泥)に対する公定法について調べることができていません。

 もし、公定法があれば、それに従うのが一般的ですが、公定法がない場合にどうするか?ということが問題になります。

 当社でもよく、お客さんから「○○に含有する△△を測定してください」とか「○○から溶出する△△を測定してください」等の依頼を受けるのですが、公定法がない場合には、次の様に対応しています。

 1,まず始めに、公定法が存在しないことをお客さんに説明します。

 2,次に、持ち込まれたサンプルの性状(固形・粉末・液体・スラッジ・ペースト状等)、利用目的・何のために分析するのか等々をよく聞いて、公定法の中で最も近い(最適な)方法を相手に呈示する。
 ※当然、金額・納期等も確認します。

 3,相手の理解・了承が得られれば、分析を行い報告書を提出します。
 報告書には、公定法が存在せず、近似的に○○の方法に従い(準拠して)分析した旨を記載します。


 今回の場合は、@底質試験法、A下水試験法、B環境整備95号法(焼却灰)の3種の方法が既に挙げられています。
 もし、金額・納期等が見合うのであれば、3種の方法で試験してみるという案を相手に呈示してみるという手もあるかと思います。

 きちんとした解答になっていませんが、参考になればと思います。

回答に対するお礼・補足

ご回答のほど、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
@〜Bの違いは、強熱時間が異なることが主たるものですので、減量にどの程度変化が出てくるか試してみます。

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