純水製造装置について
登録日: 2007年04月22日 最終回答日:2007年04月22日 環境一般 その他(環境一般)
No.22323 2007-04-22 01:31:59 黄金旅程
現在、新規で純水製造装置を導入しようと検討している
小規模計量証明事業に勤務するものです。
カタログ等を調べていたところ、昔とは違い、
RO工程などを使用する代わりに蒸留工程を介さずに
JIS K0557のA4相当の水を製造可能な
タイプの装置を見かけます。
軽く問い合わせてみたところ、特に欠点はないとの事。
時間当たりの精製量も多く、ローコストと聞きます。
但し、売り手側の話ですので鵜呑みにもできず、
少々悩んでいます。
実際のところ、このタイプの製造装置は旧来の
イオン交換->蒸留タイプの製造装置と
無条件で置き換えて大丈夫なものなのでしょうか。
利用範囲は、環境基準・排水基準項目と上水の同範囲の項目を想定しています。
導入に当たっての経験談等ありましたら、
アドバイスをよろしくお願いいたします。
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No.22325 【A-1】
Re:純水製造装置について
2007-04-22 11:17:19 みっちゃん (
>
>カタログ等を調べていたところ、昔とは違い、RO工程などを使用する代わりに蒸留工程を介さずにJIS K0557のA4相当の水を製造可能なタイプの装置を見かけます。>
>
ここの文章は意味不明ですが?
>実際のところ、このタイプの製造装置は旧来のイオン交換->蒸留タイプの製造装置と無条件で置き換えて大丈夫なものなのでしょうか。
>
>利用範囲は、環境基準・排水基準項目と上水の同範囲の項目を想定しています。
>
>導入に当たっての経験談等ありましたら、アドバイスをよろしくお願いいたします。
>
純水製造装置の進歩は、機材の技術革新が目覚しいので、JIS程度の純水を製造するのはそれほど難しくありません。
問題点は、純水は製造した時点からたちまち劣化を始める点と、RO使用の場合にはその機構からリークがおきる時点をを予め予測できないことです。
どんな場合もそうですが、維持管理が悪いとだめです。純水も、昨日製造した水がタンクに滞留しているようでは最高の製造装置を使用しても意味がありません。
予算と、使用量と相談の上決めればよいことです。
使用に当っては、作業終了時には、純水タンクにある分は全て引抜き、次の朝の一次洗浄水に使ってしまうことで水を更新することと、日常点検を間違いなく行うこと、窒素パージを切らさないことです。
回答に対するお礼・補足
アドバイスありがとうございます。
上の部分は、読み直してみると表現が紛らわしいですね。蒸留工程がない代りに、RO工程を用いていると解釈してください。
製造装置というと必ず蒸留工程がついていて、段階を経て精製されていくものと思っていました。
下の部分の維持管理についての話はおっしゃるとおりです。肝に銘じておきます。
それと、たしかにRO工程部分でのトラブルが生じると従来型より深刻な事態になりそうですね。
検討材料といたしたいと思います。
大変参考になりました。重ねてお礼申し上げます。
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