一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

CO2削減にはどっちがいいの? 

登録日: 2008年07月03日 最終回答日:2008年08月13日 地球環境 地球温暖化

No.28565 2008-07-03 09:09:37 ZWlb61d 籠目

レベルの低い質問で申し訳ありませんが
たとえば車を例にとりますと、CO2の総排出量の多い大排気量の車に現在乗っていたとします
これを総排出量の少ない例えば軽自動車に乗り換えた場合、車を稼動している状態での排出量が減るのは理解できるのですが、その車を製造する過程で排出されるCO2まで計算に入れた場合、現在所有している大排気量の車両を乗り続けるほうが、結果排出するCO2が少なくなるということは考えられないでしょうか?

もちろん車両を運用する距離によって異なることは承知していますが、わかりやすいボーダーラインのようなものがあるのでしょうか?

よろしくおねがいいたします

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No.28593 【A-1】

籠目さんのご期待に添えないようだったので

2008-07-05 14:48:41 todoroki (ZWl7727

一度修正します。
何かありましたら返信してください。

回答に対するお礼・補足

ご連絡遅くなり申し訳ありません
ご返答いただいた内容わかりやすく理解できました
ありがとうございました

あと個人的に少し数字が読めなかったのが 車が同じ車体でも運転によって
燃費が大きく変わる点でしょうか?
燃費のよい車、かつガソリンの消費量の少ない運転方法など加味すると
車体別に炭素税などをかけるより、燃料に炭素税をかけるのも全体の消費量を抑える解決策の一つになるのかもしれませんね

ただ、運転の条件が等しければ低燃費車のほうが基本的にCO2の排出量が少ないということは多少ながら理解いたしました

乱暴に質問し、丁寧なご回答いただいたにもかかわらず、連絡遅くなり
大変申し訳ありませんでした

ありがとうございました

No.28855 【A-2】

最初の答えを再掲して プラスアルファ

2008-07-27 09:07:12 todoroki (ZWl7727

【最初の回答】
レベルの低い質問だとは思いませんので、
できるだけしっかりお答えします。
まずはこちらをご覧ください。
http://www.honda.co.jp/environmental-report/2008/index.html
左下「PDFダウンロード」→「全ページ一括ダウンロード」で、
すべてをダウンロードして、見てみてください。
これは最近出されたホンダさんの「環境年次レポート2008」です
(なんでトヨタさんじゃないの?
・トヨタさんの2008年版環境報告書はまだ出ていません。
・トヨタさんの2007年版環境報告書(サステナビリティーレポート)では、
 乗用車のLCA記述について以前より退歩しています。
・トヨタさん自身は、軽自動車の製造販売を行っていません。)

まずP12の円グラフを見てください。
シビックの例として、生涯の総CO2の排出量の78%を、
走行段階で排出することがわかります。
またP16の棒グラフをあわせて見ると、この走行段階の生涯走行距離は、
10万kmを想定していることがわかります。
すると、シビック(今のものは2000ccのガソリンエンジンでしたね)と
軽自動車でないフィット(1300〜1500ccのガソリンエンジン)を比較すると、
シビックの走行段階のCO2排出量だけで既に、
フィットの総CO2排出量を上回ってしまうことがわかります。
逆にこれだけの車の大きさの差であっても、
乗り換えた場合、燃費によってCO2の排出量に差が出るわけです。
フィットが売れている一因には、こういう理由もあるのかもしれませんね。

ひとつ気をつけなければならないのは、
P16の棒グラフの縦軸が絶対値表示ではなく、相対値表示になっていることです。
従ってA社の結果とB社の結果を、単純には比較できません。
そこで一つの会社に限定して述べています。
答えがホンダさん賛歌のようになってしまいましたが、
今自動車会社の環境報告書で、一番LCAデータが充実しているのはホンダさんなので、
こういうことになりました。
(続きます。)

No.28856 【A-3】

最初の答えを再掲して プラスアルファ

2008-07-27 09:13:03 todoroki (ZWl7727

【プラスアルファ】
運転のしかたによって、
同じ車でも燃費がまったく違ってくるのは、
おっしゃる通りです。
JAFさんによると、運転のしかたによって、
10%〜以上、平均20%の燃費改善効果があるとのことですし、
こういうサイトもあります。→http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/ecodrive/lecture/index.htm
・急な加減速
・不要なアイドリング
・重いものを載せたままの走行
などが燃費悪化三悪のようです。
ただガソリンそのものに環境税をかけるかどうかについては、
さらなる議論が必要だと思います。

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます
冒頭の疑問がわいたのは、以前所有していたアメリカ車を丁寧に運転しているときの燃費と、現在所有している仕事用の軽自動車の燃費がさほど変わらなかった事より生じた疑問から来るものです
大排気量の車はエンジンを回せばそれはひどい燃費でしたが、排気量は大きい所為か アイドリング+α程度の回転粋で結構走れたもので・・・

それで高燃費・優低排出ガソリン車へわざわざ買い換えてまでこだわる必要があるのか疑問に思って質問させていただきました

もうひとつ大排気量車の優低排出車両というのが私には納得が行きません

No.28869 【A-4】

Re:CO2削減にはどっちがいいの?

2008-07-28 18:41:48 環境アドバイザーのひかる (ZWl954a

 レベルは低くありませんが、正しい回答は出来ない質問になります。

 いくつかの極論で説明いたします。

 乗り換え後、購入者が車に乗ることをやめたとすれば、新しく購入した車両を製造する分だけ排出量を増やしたことになります。

 車両を購入した後、今まで使用していた大型車両が中古車市場にでて、新車では当然購入できなかった使用者に購入された場合、わざわざ排出源を増やしたことになります。

 つまり、設備更新の場合総て考え方は同様なのですが、製造に関する排出量と使用に関する排出量を検案していわゆるボーダー(総排出量の計算値の均衡点)が計算できるのです。

 ですから使用者によって走行距離が定まっているならばその使用者にとってのボーダーは計算できます。しかし一般的な等の数値は政策や統計(なぜかと言えば平均値で論議されるからです)では扱えますが、このような値は個々の具体的な例に当てはめるのは危険な場合が多くなります。

 それよりもっと重要なことは、環境と言いながら車に乗るような行為を平然と出来ること自体が、自己矛盾の最たることなのですが。
 つまり買い換えるのではなく、使用をやめればそれが一番よいことは検討しなくても納得できると思います。

No.28957 【A-5】

質問に直接関係してなくてすいません

2008-08-06 21:10:50 todoroki (ZWl7727

環境アドバイザーのひかるさんへ、
意見が極論過ぎて「異見」になってます。
LCAのFunctional Unitの考え方からしても、
比較対象の異なるものを比べることは、
まったく意味を成しません。
それでも「買い換えるのではなく、使用をやめればそれが一番よいことは検討しなくても納得できると思います。」とおっしゃるのなら、
私は毎日どうやって雨に濡れずに通勤すればいいのでしょう?
最寄の駅までバスもなく、歩くと30分以上かかり、
しかも会社の逆方向にあり、
車だと通勤時間10分で済むところが、
徒歩と公共交通機関しか使えないとなると最短1時間30分以上かかります。
あなたはよっぽど公共交通手段の便がいい所に
お住まいなのでしょうが。

No.28965 【A-6】

Re:CO2削減にはどっちがいいの?

2008-08-07 22:44:24 環境アドバイザーのひかる (ZWl954a

>あなたはよっぽど公共交通手段の便がいい所にお住まいなのでしょうが。

 まず、これにお答えしてから・・・

 いいえ、すごく不便な場所に住んでおります。ただ生活信条として車の運転をしないだけです。
 運転手付きの車なら、仕事の時に乗ることもありますけど・・・

 さて、todoroki殿がわざわざ良い具体例を提示されたので考えてみましょう。

>買い換えるのではなく、使用をやめればそれが一番よいことは検討しなくても納得できると思います

 これは極論でなく、LCAを考えた場合、絶対的な正しさを有する真実です。

>比較対象の異なるものを比べることは、まったく意味を成しません

 todoroki殿の「私は毎日どうやって雨に濡れずに通勤すればいいのでしょう」とLCAを比較して判断せよとのことですが、これぞ個人の価値観により係数が変わる良い実例と思います。
 まあLCAの項目ですら比較する事に意味があるかないか判らないほど、色々な項目があるのに、この様に全く別の項目を挙げてみれば、いかに比較対象が異なるモノを比較するのがばかげているかおわかりいただけると思います。

 重さと長さを比較して、その差を時間で表すようなモノです。

 重要なことはLCAはただの物差しであり、選択する場合の一つの要素でしかないことがご理解いただけるでしょう。todoroki殿の生活の質とも関係なさそうです。

 質問として質が低くなくても、いえ、逆に高級すぎて回答不能になるといっても良いかもしれません。

 todoroki殿のようなケースでの判断基準は、考える方の考え次第です。
 ただどうして考えがそこまで走っていくのかはわかりませんけど・・・

No.29004 【A-7】

世の中にはいろいろなライフスタイルの方がいて

2008-08-13 08:51:03 todoroki (ZWl7727

『大排気量車の優低排出車両というのが私には納得が行きません』

それは核家族の私もそう感じます。
しかし、(今の日本には少なくなりましたが)大家族の方々や、
近所で小学校の野球部のコーチををされている方には、
たとえば7〜8人乗りのミニバンなどが一台あると、
とても便利なのだそうです。
(ご存知だと思いますが、12歳未満の小児は、大人の1.5倍の
乗車定員が認められています。
小学校の野球部のコーチをされているその方は、
試合がある日は毎朝、8人乗りの優低排出車両(オ○ッセイ)に乗って子供たちの家々を回ってゆき、
会場に着く時には1チームのメンバー9人が揃っている、
というわけです。)
そのような車両にも「優低排出車両」を認めようじゃないか、
というのが大排気量車の優低排出車両の考え方のようです。
何にせよ大切なのは、ムダな使用,排出は極力抑えましょう、
という心がけですね。
ちなみのその方は、毎朝の通勤は軽自動車だそうです。

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