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環境Q&A

【多自然川づくり】淵の造成について 

登録日: 2008年09月20日 最終回答日:2008年09月21日 自然環境 生物多様性

No.29525 2008-09-20 04:25:39 ZWlba31 匿名

多自然(型)川づくりの関係で淵が造成された事例(鋼矢板を直にうつ方法等)をご存知の方は教えていただけますでしょうか?

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No.29535 【A-1】

Re:【多自然川づくり】淵の造成について

2008-09-20 20:36:55 EIC Q&A改善 (ZWlb931

匿名様
>多自然(型)川づくりの関係で淵が造成された事例(鋼矢板を直にうつ方法等)をご存知の方は教えていただけますでしょうか?

上記の質問は意味が良く分かりません。
鋼矢板を打つことは多自然(型)川づくりと一般的に反することです。

もう少し具体的に質問願います。

よろしくお願いします。

回答に対するお礼・補足

ご返信ありがとうございます。質問がわかりにくく申し訳ございません。私の質問したい事例は河川構造物(鋼矢板、水制、護岸)等を用いた淵の造成です。

No.29544 【A-2】

Re:【多自然川づくり】淵の造成について

2008-09-21 01:17:29 おせんち (ZWlb24a

>自然型川造りは、おおむね河川改修済みの、おそらくは、三面張構造にしてしまった河川を自然型に改修したいという求めに応じて、既存構造よりもより自然に近づけた構造にしたいという発想で造成するもののはずです。

 多自然と自然の厳密な違いは承知していませんが、現在の一般的な自然に配慮した河川改修に当たっては、河川構造で瀬と淵の割合は半々とか4分6とかと言った程度であって、すべてが淵ばかり、瀬ばかりということはないようです。

 現実の自然化対策では、瀬、淵、早瀬、澱み、流速、水量、水深、特に護岸構造などなど可能な限り取込ながら設計しています。淵のみに焦点を当てることは無いように思いますが、どうでしょうか。

 現在は、自然回帰の河川改修は、数多く行われていますので、淵を造らない河川改修とか自然無視の河川改修の方が珍しいのではないでしょうか。淵造りを無視した河川改修を探す方がやっかいです。

 最近の自然回帰型の河川改修は、当然淵にも配慮しています。ごく普通に行われている最近の自然型河川改修の事例では、貴方の求める回答にはなりそうにありません。
 
 いくらでも事例が存在するように思われますが、それらを承知の上で、特に、貴方の求める淵がどのようなものなのかを、少々でもあかしていただけるとお答えしやすくなるのではないでしょうか。

回答に対するお礼・補足

ご返答ありがとうございます。私の考えます事例とは、”河川構造物(水制工、護岸、矢板)による淵の造成事例”です。

No.29550 【A-3】

Re:【多自然川づくり】淵の造成について

2008-09-21 02:44:57 ひろお (ZWl5b29

多自然型川づくりの取り組み事例は国土交通省・地方整備局のホームページで公表されています。

鋼矢板により護岸しつつ、自然に配慮する取り組みもあるようですね。

(一例)
北陸地方整備局の資料
「一級河川梯川における多自然型川づくりの取り組み」
www.hrr.mlit.go.jp/library/kenkyukai/h18/pdf/b/b_20.pdf


回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。ドンピシャの回答です。勉強になりました。

No.29556 【A-4】

Re:【多自然川づくり】淵の造成について

2008-09-21 16:36:07 カンジョ (ZWlbab

以前、河川改修で岩を削って淵を再現したことあります。
地域差もありますが、河川作用の絶妙なバランスとして淵ができていると思います。どのような場所に淵を設けられるかわかりませんが、ワンド、淵は堆砂が問題ですので、流水方向が重要と思います。
型のない多自然川つくり賛成です。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。勉強になります。土砂の堆積を考慮して造成する淵は湾曲部外側の水衝部に造ることを考えております。

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