一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

一般廃棄物 焼却処理ごの飛灰セメント固化 

登録日: 2008年10月11日 最終回答日:2008年10月15日 ごみ・リサイクル ごみ処理

No.29849 2008-10-11 09:47:18 ZWl8214 ともひろ

一般廃棄物焼却処理場から出た飛灰のセメント固化ですが、二軸の混錬機を使用しており、セメント、飛灰、水で混練処理しています。現在、メーカー指定の割合で混練していますが、飛灰の切出しが悪いので切出し量を測定、それに合わせてセメント量も減らしています。そこで質問ですが、単純に割合を守っていればいいのでしょうか?また、セメントをさらに減らす(コストの関係)場合、溶出試験等をしたほうがいいのでしょうか?固化物は最終処分場に搬出していますが、固化物の規格みたいなのがあれば検討しやすいのですが、現在はセメント固化物にJIS等の規格は無いと聞きました。

総件数 4 件  page 1/1   

No.29902 【A-4】

Re:一般廃棄物 焼却処理ごの飛灰セメント固化

2008-10-15 15:12:03 くろ (ZWl5646

>固化物を最終処分場へ埋め立てるときも飛灰がダイオキシン類の排出基準を下回っていれば飛散防止のみでいい
基準超過するダイオキシンを含んだ灰のセメント固化についたは平成16年のダイ特法施工規則の改正に伴って廃止されているのではないですか。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=5587&mode=print

>飛灰の切出しが悪いので切出し量を測定、それに合わせてセメント量も減らしています。そこで質問ですが、単純に割合を守っていればいいのでしょうか?
その混練機の能力に応じた適正量というのがあります。多くても少なくても十分な能力がえられない可能性があります。
単に固化強度を求めるだけなら、混合が不十分でも強度は得られるかもしれませんが、重金属の固定化や不溶化を期待するのであれば、十分に混合する必要があります。
所定の切出し能力が得られない原因を究明してシステムの見直し等の改善した方が良いのではないでしょうか。

コスト面からセメントの配合量を減らすのであれば、固化物の溶出試験等を行い、所定の性状が得られているかを確認すべきです(これまでは確認していないのでしょうか)。
重金属の溶出抑制が目的ならば、不十分な状態で処分場に埋め立てると後々の環境負荷に影響してきます。

No.29899 【A-3】

Re:一般廃棄物 焼却処理ごの飛灰セメント固化

2008-10-15 10:37:00 たる吉 (ZWl47e

>また、セメントをさらに減らす(コストの関係)場合、溶出試験等をしたほうがいいのでしょうか?固化物は最終処分場に搬出していますが、固化物の規格みたいなのがあれば検討しやすいのですが、現在はセメント固化物にJIS等の規格は無いと聞きました。

さて、ご質問内容は、
「セメント固化におけるセメント量をメーカ指定量から減らしていいのか」
というものだと思いますが、結論から言えば、目的が重金属の溶出を抑えることなのでそのロジックがあれば、メーカ推奨からの割合を変えても問題ないでしょう。
ご自身でも、推察されているとおり、溶出試験結果があれば説明には十分だと思います。

>飛灰がダイオキシン類の排出基準を下回っていれば飛散防止のみでいい」この意見をそのまま当てはめると、もっとセメントを減らしていいのかな?
言葉のとおりと思いますが、この意見を通す為には、少なくともダイオキシン類の量が既知であることが前提条件かと思います。
ダイオキシン類は先に記載したとおり、含有試験が適用される為、メーカ推奨セメント量というのは、過去の振幅がわかった上での、最大値に安全係数を含めた上での量であると推察されます。
(例えば、過去10回の飛灰のダイオキシン類の含有試験結果が10ng〜50ngであった。安全係数を1.2として、最大値の50に安全係数をかけた、60ngに対応するセメント量を推奨量する等)

No.29898 【A-2】

・・・

2008-10-15 10:28:52 たる吉 (ZWl47e

火鼠さま
コメントしなければいいのに…
と、この手の回答の度に思います。

一般廃棄物は不得手ですが、基本的に一緒のモノと思ってご説明します。

質問者はセメント固化後、「骨材に使用する」とは述べておらず、「最終処分場に埋立処理する」とおっしゃっております。

いわゆる13号廃棄物ってご存知でしょうか?
特別管理廃棄物を安定化させるために処理をした後の廃棄物のことです。
特別管理産業廃棄物か否かを判断するのは、基本的に溶出試験となりますが、ご質問は飛灰(ばいじん)なので、ダイオキシン類の含有試験結果と重金属類の溶出試験結果で判断することになるでしょう。

焼却施設自体の設置年月日にもよるようですが、重金属類の溶出基準が適用されない処理方法として、
1.重金属が溶出しないようにセメント固化した場合
2.重金属が溶出しないように薬剤処理した場合
3.酸抽出し、当該抽出液を重金属が溶出しないように処理した等の場合
があるようです。

ということで質問背景はご理解できたでしょうか?

No.29889 【A-1】

逆に教えてください。?私は、質問が理解できないばか者です。

2008-10-14 19:28:00 火鼠 (ZWl8329

>廃棄物を処理?それも、一廃?(それって?公的機関?)セメント固化?それ骨材?だったら。骨材と認められる強度って。?JISになかったかな??
なにか。法の隙間を、的確につついてる。そして、かなり、頭のいい方が、意図を持って曖昧につついているようにしか見えないのは。私の偏見でしょうか?

回答に対するお礼・補足

質問が分かりにくくてご迷惑をお掛けしました・・。ごみ焼却場の飛灰です。担当部署の移動が多くてなかなか勉強できずにこちらへ頼ってしまいました。メーカーに回答を求めているのですが返事も来ないままで。法の隙間と言う表現は他の人も言ってました。「まだ、飛灰のセメント固化は規格化されていない、だから固化物を最終処分場へ埋め立てるときも飛灰がダイオキシン類の排出基準を下回っていれば飛散防止のみでいい」この意見をそのまま当てはめると、もっとセメントを減らしていいのかな?と、素人考えで質問しました。

総件数 4 件  page 1/1