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環境Q&A

大腸菌について 

登録日: 2003年07月24日 最終回答日:2003年08月07日 水・土壌環境 水質汚濁

No.3011 2003-07-24 15:21:00 佑太

工場排水の大腸菌を分析業者へ依頼しました。それと同時に、自社でも分析係に依頼し、測定してもらいました。
結果は分析業者 6800個/cm3
自社 200個/cm3

分析方法は業者厚生省・建設省令第1号
自社はJISK0102です。

分析方法は異なりますが、測定する対象は同じため、ここまで差が出るのはどう考えてもおかしいと思います。
それとも、この2つの方法は、測定する対象が違うのですか?ここまで差が出るのはよくあることなのですか??
一般には工場排水の大腸菌を測定するときはどちらが望ましいのですか??また、その望ましくないほうで分析するとどのようになりますか??
何か分かる方、教えて下さい。
完璧でなくて結構です。アドバイス程度でよろしいので、教えて下さい。

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No.3017 【A-1】

Re:大腸菌について

2003-07-24 21:12:38 北海道 / きた

>分析方法は業者厚生省・建設省令第1号
>自社はJISK0102です。
業者の方法が排水基準の検定方法ではありますが、実質的に違いはないはずです。ですから、単位が同じ(厚生省・建設省令第1号による単位)にされているのではないのでしょうか。

>ここまで差が出るのはよくあることなのですか??
大腸菌群数の値の違いが起こる要因についてあまり調べられてはいないと思いますが、確かなことは知りません。(私も知りたいと思っています。)
生き物の試験は適当な標準試料が入手しがたいので、結果の是非を調べるのは難しいと思います。通常は保存温度などに気をつけていると思いますが、試験に供するまでは冷蔵庫程度の温度で保存します。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/cgi-bin/jsac/treebbs.cgi?vew=242
大腸菌検査について

No.3127 【A-2】

Re:大腸菌について

2003-08-07 18:05:45 千葉県 / 天才アミノ酸

以前、菌の測定をしていました。

2つの分析法は同じですよね。
デソオキシコレート平板法でしたか。
対象は、大腸菌群数で同じです。

差が出ることはあります。
4段階希釈をするので、ちょっとした誤差が大きくなる
対象が生物(菌)なので、均等に分散されない
→希釈して分取するとき菌の塊を取ってしまう。
生きている、死んでいる。
→業者にもって行くまでの時間、温度等の差。
業者に出すときに、滅菌瓶から取ったのか、あらかじめ
違う滅菌瓶に取ったのか
→滅菌瓶から取ったときにコンタミ

いろいろ可能性は考えられます。
培養はn=?で行ったのでしょうか?
最確数法などもありますので比べてみると面白いですよ。

工場排水であればK0102で良いかと思われます。
デソ法は比較的汚染されているサンプルを対象にしていた気がします。

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