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環境Q&A

窒素酸化物の測定 

登録日: 2010年07月16日 最終回答日:2010年08月07日 大気環境 大気汚染

No.35199 2010-07-16 21:07:30 ZWlcb3b 大気測定

排ガス中の窒素酸化物のサンプリング方法にPDS法がありますが、JISの解説に、排ガス中の水分の凝縮を防ぐために120度以上に配管を加熱するとありました。加熱された採取管の後に10mくらいのホースを直接つなぎ、ホースのもう一方を接続した吸引ポンプの出口からテドラーでサンプリングしたガスを、減圧にしたPDS用採取フラスコに吸引させたものを分析するのと、加熱された採取管のすぐ後でサンプリングしたものを分析するのと、数値に目立った差は出るでしょうか?有るなら、水分の凝縮というのは、どの程度の負の誤差を生むのでしょうか?

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No.35200 【A-1】

Re:窒素酸化物の測定

2010-07-16 22:24:55 火鼠 (ZWl8329

>排ガス中の窒素酸化物のサンプリング方法にPDS法がありますが、JISの解説に、排ガス中の水分の凝縮を防ぐために120度以上に配管を加熱するとありました。加熱された採取管の後に10mくらいのホースを直接つなぎ、ホースのもう一方を接続した吸引ポンプの出口からテドラーでサンプリングしたガスを、減圧にしたPDS用採取フラスコに吸引させたものを分析するのと、加熱された採取管のすぐ後でサンプリングしたものを分析するのと、数値に目立った差は出るでしょうか?有るなら、水分の凝縮というのは、どの程度の負の誤差を生むのでしょうか?

なぜ?このような設問をされるのですか?
JISの解説に120度以上に加熱するとありました。
では、なぜ、120度以上に加熱するのですか?
120度に加熱してから、10mもホースで引いてから捕集したら、排ガス温度は何度なの?そんな、条件で採取したものも、JISに準じた採取法なの?
窒素酸化物って、なんなの?NO、NO2、N2O4?NO3??
排ガス中の水分って?塩濃度はどうなの?
要因が、目いっぱいあるのでは??
「どの程度の誤差を生むものでしょうか??」
わかるわけないとおもいますが??温度、窒素酸化物の濃度、組成、水分量、塩濃度、なんもわからん。
ご自分で、実験されたらいかがですか?人に聞くものでなく、実験されるものだと思います。

No.35206 【A-2】

Re:窒素酸化物の測定

2010-07-17 23:05:30 ハングリー (ZWl7c9

スレ主さん、是非、実験してその成果取りまとめて世間に公表してください。喜ばれますよ、きっと。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。

No.35308 【A-3】

Re:窒素酸化物の測定

2010-08-05 22:02:14 セイレーン (ZWld71f

この手の疑問は、理解できなくもありません。
大気測定さんは、素朴な疑問として挙げられたのでしょう。

水分の凝縮を防止するための操作なのだから、
まずは2つの方法で実際に水分の凝縮量を調べれば良い。
排ガス中に水分があると、NOxの結果に影響するのですが、
水分が存在している状態で”実際に”どれだけ影響するかは
少なくとも
1.吸引しきれずに、ホース内壁に残存ないしは吸着する水分量
2.水分があったところで、気圧や温度からどの程度NOxを吸着するか?
この2点がわからないと思われます。

水分の凝縮量だけなら、NOxの実測までつなげる必要はありません。
そして、温度と気圧から、実際にあるべき水分量もきちんと比較できるはずです。

基本として、
操作における人為的ミスを除けば、不確かさで見るという手が
あると思います。
もちろん、完全に解析できれば論文ものです。

濃度が明確にわかっているサンプルから
方法ごとに負の誤差を実測確認し、
さらに単位操作別にルート分けして、さらに細かい誤差要因を探る。
でも、繰り返し誤差が大きいかもしれない。

PDS法自体が、そもそも繰り返し誤差の大きい方法とされています。
それは、精度管理を公開しているHPなど見ればわかるはずです。
細かいことで誤差を見る前に、当たり前のように同じことを繰り返し行っての誤差も見ないといけなさそうですね。

水分の凝縮の影響と、同じことの繰り返し誤差で
後者が誤差要因で上回るならば、正直このような議論よりも前に
PDS法自体の不確かさを見るべきでしょう。

ごめんなさいね。回答になってなくて。

回答に対するお礼・補足

丁寧にアドバイスしていただき、本当にありがとうございました。火星さんが言われていたように、まず、やって比較してみます。

No.35328 【A-4】

Re:窒素酸化物の測定

2010-08-07 23:57:54 火鼠 (ZWl8329


設問者から、リアクションがありませんが実を言うと、30年前に実験しました。ボイラーと、アスファルトプラント、ジーゼルの3種。
PDSと、亜鉛還元と、ケミレミの3種の分析法で、JISと、テドラーバックに採ってからの分析法。その時は、大した誤差はありませんでした。
「大した誤差ありませんでした。」簡単にいいますが、ここには、分析法の違い、試料形態の違いがあり、ましてや、試料の測定物質濃度の違いという。多重マトリクスがあります。
ですから、単に、暇人が遊びでためしたら、そんなに差はなかったよ〜
程度です。

追伸
窒素酸化物は、変化が少ない物質のようだと感じてます。
ただ、過信は、間違いしか生まないと思います。
そうなると、実証しかないのでは、ないでしょうか??

回答に対するお礼・補足

わかりました。ありがとうございました。やってみます。

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