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環境Q&A

両面テープのAIS 

登録日: 2010年07月29日 最終回答日:2010年07月29日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.35266 2010-07-29 09:25:29 ZWla61c はらまき王子

両面テープのAISをメーカーから取り寄せたのですが
材質名称が”PET”しかなく
”粘着剤”については記載しないのですかと
問い合わせたところ

 ・この”PET”の中に粘着剤についても含んでいること。

 ・AISシートの決まりとして、
  一番重量が多いもの
  (おそらく一番重量がある材質のことだと思います)
  を記載すること。

「均質材料」ごとに書いて欲しいという問い合わせについては

 ・テープは基材と粘着材とに分離ができないので”均質材質”です。

との返事でした。

私が普段AISを作成するときに考えているのが
製品を構成する部位それぞれについて
企業機密で公開できない部分以外は
全ての材質について重量の多少に関わらず載せています。

部品名称としても”テープ部位”としか書かれていないため
これでは下流側で別のAISと複合化させたときに
両面テープが使われたのか
ただのPETフィルムなのか
わからなくなってしまうような気がします。

私としては両面テープの場合
基材と粘着剤は別の”均質材料”と
思っていましたし
別のメーカーからいただいた両面テープのAISは
基材、粘着剤、剥離紙まで
それぞれの部位を構成する材質が
複数あるときもきちんと掲載されていました。

この両面テープのメーカーは
JAMPにも参加しているメーカーなのに
考え方が少しずれているように思えます。

上流からもらったAISに
疑問があったとして
問い合わせをしても直してもらえないときは
このまま使うしかないのでしょうか?

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No.35268 【A-1】

Re:両面テープのAIS

2010-07-29 12:09:47 cerha (ZWla613

お世話になります。以下参考までに。
AISにおいて「均質材料」の定義は、欧州委員会発行のRoHS/WEEE指令FAQによるとのことで、よって研磨・切削などの機械的な作業により分離できない材料単位となり、樹脂・金属などとコーティング・メッキ等はそれぞれに分けますので、樹脂のフィルム基材に粘着材がコーティングされた形の粘着テープではテープ基材と粘着材は個々の材料に分ける必要があるものと思われます。(機械的分離とは化学的分離の対比で用いられており、メッキ/母材などのように簡単に剥がすことは困難でも、成分として均一に混じり合ってなく各層が個別に存在するので、機械的に分離可能となるのかと。テープ基材/粘着は母材/メッキよりは容易に分離できそうです。)
JAMP会員であるテープメーカーを説得したいということであれば、今回の実例(基材/粘着)における均質材料の線引きについてJAMP事務局に質問して回答を入手し、その回答を元にメーカーと交渉してはどうでしょうか?(AISは法規要求によるものではなく所詮産業界でのボランタリーな取組みによるものであとはBtoBでの交渉になってしまうと思いますので。)
以上、あまり参考になってないかもしれませんが参考までに。

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