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環境Q&A

湖沼の環境基準達成率 

登録日: 2012年06月19日 最終回答日:2012年07月08日 環境行政 環境基準

No.38475 2012-06-19 22:59:37 ZWle757 埼玉県民

環境基準の達成状況について調べております。
湖沼における全リンと全窒素の環境基準達成率は平均で見ると全リンに比べて全窒素がとても低いですが、その原因は何でしょうか?
基準値の問題なのか、リンよりも窒素の方が湖沼の特性から考えて低くなるということなのか・・・よろしくお願いいたします。

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No.38527 【A-1】

バランスの問題では

2012-07-08 09:30:37 サンライズ (ZWle81d

@下水道や合併浄化槽の窒素、リンの高度処理除去は、共に生物学的処理が大半ですが、窒素は硝化速度が遅いため、結構出やすいです。また、屎尿で考えた場合、窒素は糞尿共に由来ですが、リンは原則糞のみなので、放流基準値自体も窒素の方が大きいです(下水道でN10mg/L、P1mg/L)。
A窒素とリンともにアオコなどの植物プラの生育因子ですが、窒素とリンのバランスが悪く(恐らく原因は@でしょう)、窒素だけが余る傾向にあります。⇒『リンが近年アオコなどの制限因子になっている』という言い方します。
B本来であれば、窒素は脱窒できるため、リンより水質基準をクリアできるものですが、余りにも窒素が流入すること、リンは植プラに吸収され沈殿することなどから、結果として、水中の窒素の方が相対的に高くなる、と考えます。

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